スマートフォンにはすべての機種では無いのですが、ディスプレイ画面に「飛散防止フィルム」と呼ばれる保護フィルムがあらかじめ貼られていることがあります。
「飛散防止フィルム」はスマホや携帯を購入した時に一番初めに付いている「液晶保護シート」とは違います。もっとこう、ガッツリと貼られている分厚めフィルムで、通常はあまり剥がして使うものでは無いはずです(剥がす人も結構いらっしゃるようですけど)。
SHL24にもこの飛散防止フィルムが貼られています。このフィルムなのですが、多くの製品ではかえって画面に細かな傷が付いてしまう原因にもなっており、私が手に入れたジャンクスマホもかなり画面が汚く細かな擦れ傷が見られました。
写真で撮影すると角度によっては目立たないのですが・・・
照明に当ててみればご覧のとおり。ひどいです。さすが1980円(笑)
この状態でも反応が悪くなるほどではないのですが、指でタッチするとザラザラと抵抗を感じる程度には不快です。
飛散防止フィルムをはがすと通常利用品の場合はメーカーの修理保証対象外になるとかならないとか言われることがありますが、少なくとも私の買ったジャンクは保証とかどうでもいいですので。購入してから1週間、初期設定とベンチマークテスト、カメラテスト以外に使い道が思い浮かばなかったので、これはもう、試すしかありません(´∀`)
「飛散防止フィルムを剥がす」というキーワードでググるとエクスペリアで剥がした体験談がいっぱい出てきますが、Xperiaシリーズのフィルムが粘着剤でびっちりと付けられているそうですが、SHL24のフィルムは結構簡単に剥がせました。
使ったのは彫刻用のナイフ1本です。何年も使っていなかったの錆びていますがかなり切れ味の良いものだったはず。フィルムの剥がし始めだけなので、普通のカッターナイフでもイケると思います。
最初さえ剥がしてしまえばあとはもう手でも剥がせます。とは言えちょっと力を入れないと剥がれない程度にはぴったりと付いています。
フィルムの厚みは0.2~0.3mmくらいでしょうか。良くあるガラスフィルムよりは薄く、安っぽい液晶保護フィルムよりは肉厚な感じです。
フィルムを剥がした後は一切傷のないガラス面が出てきました
右下のauロゴ,音量ボタンの印字は消えませんので、利用にも問題無さそうです。
フィルム無しだと少し指の滑りが悪い気がします。滑らかではあるのですが、サラサラ感がイマイチ。あと指紋がつきやすいです。傷つける前に他のフィルムを貼り直したほうが賢明かも知れません。そのままでもタッチ感・フリック等の操作も特に問題はありません。
ということで、SHL24の飛散防止フィルムは簡単に剥がせました。おそらく同じシリーズのドコモ AQUOS Phone EX SH-02Fやソフトバンク AQUOS PHONE Xx mini 303SHも同じ仕様だと思います。
もしかしたらこのフィルムを剥がすことは改造にあたるかもしれませんので自己責任となりますが、細かい傷がいっぱい付いてしまって使いづらくなって修理にも出せない(出す価値がない)場合は試してみる価値がありそうです。
修理前提でジャンクを買う場合とか剥がされていると安いかも?とか
私自身飛散防止フィルムを剥がすことは初めてやりましたので実際のところは判りませんね~。ネット上ではどちらのケースも見かけたことはありますが・・・。SHL24のフィルムは比較的簡単に剥がれましたが、それでもやっぱり普通に使っていて剥がれるようなものではないので、「改造」と言われればそんな気もしました。
飛散防止フィルムフィルムが無いからジャンク、という白ロムは確かに見たことがあります。修理はどうなるか判りませんが、落札価格は確かに相場よりちょっと安かった記憶がありますのでお買い得感がある可能性は残ってますねw