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街のiPhone修理店で直すと違法?登録修理業者制度ってなに?

ヤフーのニュース記事にこんなものが。私は全く知らなかったのですが、電波法に関する法令が4月1日から新たに制度化されていたそうです。

☆「<iPhone>街の修理店で直すと電波法違反になる可能性

記事を読んでもイマイチよく判らなかったので、総務省のサイトで詳しくチェックしてみると、確かにiPhone修理に関するルールがちょっと変わっているようです。

ニュース記事では「電波法違反になる」とだけ書かれていて、誰に対する問題なのかよく判らないところですが、このルールが適用になるのは「非登録のiPhone修理業者」ということですね。修理を依頼したユーザーはたぶん関係ありません(新制度に関しては)。

この制度は、電波を出す携帯電話やスマートフォンなどの端末が安全に利用できるように審査されて、OKだった製品に対して付けられる「技術基準適合認定(いわゆる技適マーク)」というものがありますが、非正規の修理を行った場合に審査に合わない規格の部品が使われたり、改造されたりしてしまうことによるトラブルを避けるために作られています。

登録が必要な修理は、以下の要件が定められています。
登録修理業者規則 第3条(妨害を与えるおそれの少ない修理の方法の基準等)
第3条 法第三十八条の四十第一項第一号の総務省令で定める基準は、次に掲げる要件を満たすものであることとする。
一 修理する箇所が、表示装置、フレーム、マイク、スピーカ、カメラ、操作ボタン、コネクタ、バイブレータ、電池その他の箇所であって、電波の質に影響を与えるおそれの少ない箇所であること。
二 同等の部品を用いる修理により技術基準に適合しない電波が発射されないものであること。
三 前二号の規定にかかわらず、製造業者との間の契約等に基づき工事設計及び修理の方法に関する情報の提供を受けた箇所の修理であること。
2 特別特定無線設備の修理の方法は、修理方法書に記載された修理の必要な箇所ごとの修理の方法の手順により行わなければならない。

第3条1項の内容では、スマホ修理に関するほぼ全ての内容が含まれていそうな気がしますけどね^^; ヘタすれば保護フィルムを張るだけでもこの条件に入ってしまいそうな気がしますが・・・。

よほど変な修理業者を使わない限りはぶっちゃけ実利用上の問題が出るような改造なんてあり得ないとも思うのですが、電波関連はデリケートなものでしょうから制度があること自体には別に良いと思います。

で、この技適に沿わない改造・修理を行った端末には、修理業者が技適マークを取り外さないといけないそうです。そして登録業者が修理を行ったことを示すなんらかのマークをつけることになるらしいと(電波法第38条の44第1項)。登録をしていない業者が勝手に修理をして、修理したことを規定に従って表記しないこと自体が「電波法違反」になるわけです。

ユーザー視点からでは、登録業者が修理・改造したとしても、技適マークを外した端末を国内で使ってしまうと厳密には違反になるはずです。ですが、誰がそんなものをチェック可能なのですかね?(´∀`;)

制度的には、
総務大臣は、電波法を施行するために必要と認めるときには、報告徴収、立入検査を実施することができる。(電波法第38条の48)

となっているので総務省の管轄みたいです。無許可で修理をしていると、業者は摘発される可能性があります。バレると罰金などの規則があるのです。技適マークに関しては50万円以下の罰金、とニュース記事にありますね。

この修理業として登録するには手数料が掛かり、登録申請で5万・申請変更に2万くらいが掛かります。小さな個人経営系の修理業には大きな負担かもしれませんね・・・

個人で勝手に修理して自分で使う程度ならばバレないと思いますが、ジャンク品を買い集めて修理→再販売、とかもやめたほうがよさそうです(この場合は古物商の登録も必要そうですね)

でも、iPhone修理業者にはちょっと怪しいところもありますので、ある程度のルールも必要な段階にあったということなのかも。スマホのバッテリーを交換したくらいでは出す電波に大きな影響があるとも思えないですが、「絶対無い」と言い切れないことが問題ですよね。よくペースメーカーに携帯の電波に影響があるとかないとか話題になりますが、命に関わることになれば「影響はほぼ無い」では困るわけです。「絶対にない」という根拠がなければルールとして定めることは出来ないでしょう。

修理業者さんは大人しく登録しておくのが良いでしょう。安全な携帯・スマホ利用のためにユーザーも怪しい改造が行われていないか気をつけなければいけない状況なのかも知れませんね。

また、今回のルールにはあまり関係はありませんが、サードパーティ製のパーツを使った修理をすると、キャリアの修理補償の対象外になることはありえますね。大きく壊してしまってキャリアの修理に出した時に、中身から純正品以外のバッテリーが出てきたら、それはアウトでしょう。修理費用って通常価格だと白ロムで買い直した方が手っ取り早いくらい高いですからね・・・

正規以外の街のiPhone修理店を使うときは料金の安さだけでなく、安全な修理をしてくれるショップかどうかも注意する必要がありそうです。

☆「総務省 登録修理業者制度




by ke-onblog | 2015-07-05 18:42 | 白ロムコラム | Comments(0)
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