Transbookは細かい型番で色んなバージョンがありすぎてわけがわからない(Zenfoneも然り)です。
私が持っているのは「T100TA」というモデルなのですが、今回出た「T100TAM」も、初代ではなくモデルチェンジ版のはずです。過去にも「T100TAM」という機種はありましたので。
T100TAに比べてT100TAMは上位モデルであり、RAMが4GBになっています。CPUはAtom™ プロセッサー Z3795(1.59GHz)。
今日発売の2015年11月モデルは何が変わったのかな~と思って仕様を見比べてみると、以下の点が変更されているようです。
【TransBook T100TAM-B-64S-A → T100TAM-32E5H】
・OS Windows 8.1→ Windows 10 Home 64ビットがデフォに(旧モデルも更新は可能)
・eMMC(内部ストレージ) 64GB → eMMC 32GB+ HDD 500GB(キーボード内蔵)
・Microsoft Office Home and Business 2013 → Microsoft Office Mobileに変更
・75,384円 → 59,184円 へ値下げ
・キーボードセット利用可能時間が8.8時間 → 10.3時間へ
*旧モデルは2015年2月に発売された、32GB+500GBモデル(T100TAM-B-GS)もあるようです。というか、そちらが今回のモデルチェンジ元ですね^^; B-64S-Aはさらにその前の2014年11月発売のモデルです。
タブレット側の本体は全く同じ仕様のようです。
バッテリーでの使用可能時間は、
タブレットのみ・・・12.1時間
タブレット+キーボード・・・10.3時間
となっており、タブレットのみでの利用時間は旧モデルと同じようですが、キーボードを使った場合に時間が伸びてる?旧モデル(HDD無しタイプ)は8.8時間となっています。 キーボードにはバッテリーを積んでいないはずですが、どういう仕組みなんでしょう^^; 充電時間が少し旧モデルと変わっているので、バッテリーに何か変更があったのかもですね。
個人的には、今買うなら旧モデルをおすすめします。新型に搭載されたオフィス「Microsoft Office Mobile」は無料版であり、モバイル端末用に機能が少なくなっているとのことです(モバイル版を使ったことがないので詳しい違いはよく理解していませんが、公式に「Office 2010より機能が少ない」と書かれているので・・・)
軽く使う場合はオフィスモバイルでも良いのかもですが、旧モデル版はフル機能の「Microsoft Office Home and Business 2013」で、こちらはパッケージ購入しても2万円以上です(DSP版ならもう少し安いようですが)。
そしてタブレット側のストレージが32GBなのが・・・Windows10がプリインストということなので、購入時の空き容量がどの程度あるのか判りませんが、32GBって結構辛いです。たぶん10数GBくらいしか自由に使える容量はないでしょう。
そのためにデータ保存用のHDDが500GBあるわけですが、旧Transbookの場合はハードディスク入りキーボードを使うと電池がガシガシ減る(スリープ状態でも無茶苦茶減っていたので、不具合として認識されているはずです)ので、私はHDDを認識しないように設定を変更して使っています。
価格はオフィス分くらいやすくなり、75kから60kになりました。7万5千円というと普通のノートパソコンが買える価格ですが、6万円を切るというのは買いやすくはありますね。
ただ、値段の安さなら、旧モデルは今はもっと実売価格は安いので・・・
新品価格 |
タブレットだけで使うことが殆ど無く、HDDの容量を重視するというのなら新型でも良いかもですが、現状なら旧モデルの方がお買い得かな~と思います。
☆「ASUS TransBook T100TAM-32E5H」/2015年11月14日発売