情報を公開していないだけという可能性もあるかもなので本当に登録している業者がこれだけなのかは判りませんが、2016年1月時点で総務省のホームページに公表されているのは、たったの3社。
☆「総務省-登録修理業者の情報」(PDFファイルが開きます)
ここに載っているのは、
・Asurion Technology Japan株式会社(東京)
・株式会社クレア (「スマートドクタープロ」の支店各店)
・モバイルケアテクノロジー (神奈川)
これらの企業ホームページにはしっかりと「登録業者」であることをアピールしています。普通はちゃんと登録したならこうしてPRするのは当然だと思いますので、「登録したのに非公表」って無いと思うんですけどね・・・普通なら絶好のPRポイントになるはずですし。
総務省のPDFファイルを見ると、修理対象の機種ごとに許可を取っているのが判ります。Asurion Technology JapanはiPhoneだけでなく、XperiaZ3 SO-01Gも修理できるようです。多くの国内ガラケーの修理も可能。
修理対象の箇所も細かく記載されています。A1586はiPhone6ですね。SIMトレーの修理すら登録許可が要るみたいです。
登録が要らない修理もあるでしょうから、「登録された業者以外は全て違法」というわけでもないはずですが、街の修理業者が絶対に合法での修理をしているかどうかは判りませんねぇ。
こうして登録情報を見る限りではかなり厳格に規定を定めているようにも見えますが、今だに公開している業者が3社しかないというのは、有名無実な制度なのかな?とも思っちゃいますが。
「制度がある」というだけで違法改造を行う業者が出ないように抑制するというブラフ効果はありそうです。
これから携帯販売価格が高くなるようなことがあればiPhoneを修理して大切に使い続けたいという人も増えるはずですから、安心して任せられる修理業者にもっと増えてほしいという気はしますね。
関連過去記事:街のiPhone修理店で直すと違法?登録修理業者制度ってなに?
ちゃんと運用する気がないなら、さっさとこんな制度やめてしまえとも思いますけど。小さな業者が参入するときに困るだけです。
あるいは、小さな業者でも「うちは国からちゃんと認可を受けている」とアピール出来るという意味で、先行者利益を狙っていち早く登録して広告代わりに使うのもありかも。登録すれば総務省のページに社名が乗るわけですし、今回のように他者が勝手にサービスをブログで紹介してくれる機会も増えるかもですしね(笑)