ここ数ヶ月、キャリアの下取り用端末といえばAndroidスマホが大人気となり、格安の中古白ロムが探しにくくなってきていました。
現状ではドコモが下取り合戦から離脱したものの、まだau,SBは旧Androidスマホをどれでも2万円で買い取るという公式施策を続けています。
これまでずっと「Androidのみ」が増額されているというちょっと不思議な状況が続いてきましたが、もしかしてこれは明日(日本時間で22日午前2時)発表される、iPhoneSE向けの下取りキャンペーン変更のための布石だったのではないかな、と。
過去にも、iPhoneの新機種発売と同時に旧モデルからの買い替えユーザーを狙い撃ちしたキャンペーン増強というのは各社で繰り返し行われてきました。今回は3月という例年とは異なるタイミングではあるものの、2年前の年度末に安売をされたiPhone5sから買い換えるにはベストのタイミングでもあります。
キャリアとしても、このタイミングで5sユーザーを手放すのは惜しいと考えるはず。今までiPhoneの下取り優遇をあまりしてこなかったのは、SEへの買い替えを促すために温存しておいたのではないかという推測が可能でしょう。
優遇されるのなら、下取り額がアップしそうなのはやはりiPhone5s/5cですよね。今これらはかなり安く白ロムが出回っていますが、もし来週からiPhoneの下取り増強が来れば多少の値上がりもあるかも?
先日も少しブログで書きましたが、今はiPhone5sも1万円台で買えます。
過去記事:iPhoneSE発売につき、iPhone5sの白ロムが安い ドコモ版も1万円台に
iPhone5sを自分用に買うのも悪くない時期だと思うのですが、下取り価格が上がってしまうと、今後白ロム相場も値上がるかもしれません。旧iPhoneの白ロムを手に入れておくなら今のうちかもですね。
下取り目的で手に入れるまでの価値が有るかどうかは判りません。今Android下取りが2万円値引きであるように、5s/5cで2万円程度の値引きでは物足りないですから。いくら安くなったとは言え,5s/5cの白ロムは数世代前のAndroid機種よりは高いので。
下取り強化があるのかどうかも確定情報があるわけではありませんし、強化されたとしてもその金額次第ではこれまでどおり下取り用にはアンドロイドを準備したほうが良い可能性もありますので、早まった行動は避けるべきでしょう。
でも、そういう可能性があることは想定しておいても良さそうかなと思います。Android下取り強化が始まった時もそうでしたが、メリットが大きければ安い白ロム在庫が一気に狩られてしまうので公式キャンペーンの発表には注視しておきましょう。