端末輸入

3D touchならぬ「3D Press」対応のMeizu Pro6 約4万円の中華スマホ

このブログの海外端末紹介では初めて登場の中国メーカー「Meizu(魅族科技)」の高性能スマホ「Meizu Pro 6」をチェックしてみましょう。

MeizuのスマホといえばOSにAndroidベースの「FlyMe OS」を搭載したモデルが印象的ですが、Pro6はそのままAndroid 6.0(Marshmallow)になっているようです。

Meizu Pro 6は2016年5月頃に発売され、アジア・ヨーロッパ・南米などでも発売されたグローバルモデルです。

Pro6を見て誰もが思う印象としては、「どこかで見たことがある」でしょう(´∀`)
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今やどこのメーカーのスマホだった少なからずアップルの端末に似ているところがありますが、Meizu Pro 6は本当にそっくりですね(笑)

でもこうして普通に世界的に売られているということは、少なくとも販売停止させられるような特許的・商標的な違反はしてないってことですかね~。スルーされているだけかもしれませんけれど。

まぁ、小難しい話はどうでもいいとして、Pro 6の特徴を勉強しておきましょう。
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まずディスプレイは5.2インチサイズのフルHD、Samsungの AMOLEDを使っています。

そしてディスプレイが感圧式の「3D Press」に対応し、iPhone6s/6s Plusのように「押し込む」ことで操作が出来ます。アプリを開くことなくプレビュー・情報を表示させたり、アプリ起動のショートカットメニューをどこからでも呼び出したり出来ます。詳しくは公式サイトの解説等をチェックしてください。あるいはiPhoneをショップに見に行きましょう(笑)

☆「http://www.meizu.com/en/products/pro6/3dpress.html

CPUは10コアのHelio X25。MediaTekのチップでは最上位モデルですが、主要メーカーが採用するハイエンドSoC Snapdragon 820やExynos 8890には劣るレベル。Antutuベンチマークだと10-11万くらいのスコアとされています。

Helio X25を搭載した他モデルでは・・・X20を搭載した機種は中華スマホで2万円前後の機種に多いのですが、X25のモデルはあまりないですね。

RAMは4GB、ROMは32GBと64GBモデルがあります。ストレージは増量が出来ない(microSDスロットが無い)ので、もしメイン利用するのならよく考えて選んだほうが良さそうです。

本体重量は160グラムで5.2インチサイズにしては重め。バッテリー容量も2560mAhと小さく、どうやら3D Press搭載のためにかなり物理的スペックに影響が出ているようです。品質は高そうなのですが、ちょっとこのあたりは気になります。
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メインカメラは21.6メガピクセルで、ソニー製のExmor RS IMX230を採用しています。また、カメラレンズの下には「リングフラッシュ」で円形の光源があるのは珍しいデザインですね。

フロントのホームボタンは指紋認証内蔵(公式表記は0.2秒解除)。防水・防塵はありません。日本向けではないので当然ワンセグ・おさいふ機能などもあるはずもありません。

SIMスロットはデュアルのnanoSIMサイズ。デュアルSIM・デュアルスタンバイではありますが、3G/4Gのデュアルアクティブは不可とのこと(一方が2Gになる)。

Meizu Pro6のLTE対応周波数は以下のとおり。
2G bands GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 - SIM 1 & SIM 2
3G bands HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100 /CDMA2000 1xEV-DO & TD-SCDMA
4G bands LTE band 1(2100), 3(1800), 7(2600), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)-GSM Arena
CDMA2000 1xEV-DOに対応しているのは珍しいですね。

で、肝心のお値段のほうは・・・正直微妙なところです。記事タイトルにも書きましたが、現在の相場は安い32GBモデルでも4万円弱です。

eBayではおよそ45000円~50000円程度。64GBモデルになると55kくらいです。

☆「eBay Meizu Pro 6

中華サイトを使うと400ドルを切る事もできます。

☆「Everbuying.net MEIZU PRO 6 4GB RAM 32GB ROM Android 6.0 5.2 inch 4G Smartphone」/370ドル

EverbuyingでPro6に使えるクーポンは特にありませんでした。AliExpressだと350ドルくらいからありますね。それでようやく3万円台半ば。

3D Press,リングフラッシュ, 指紋認証などの特徴はよさ気ですが、Mediatek搭載で4万円という価格はちょっと惜しいですかね。4万出すならSnapdragon 820搭載機が十分に買えます。XiaomiのMi5, OnePlus3, Le TV Eco MAX2など、候補はたくさんあります。

3D Pressに魅力を感じるのならiPhoneよりはもちろん安いのでMeizu Pro6が比較候補になるのかもしれませんね。

もう少し価格が安いか、もっと軽く、バッテリー容量が大きければよかったかなというところでした。iPhoneも3D Touch対応してから重くなったので、スマホに何を求めるかがポイントですね。


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by ke-onblog | 2016-07-03 12:39 | 端末輸入 | Comments(0)

使い終わったスマホを高く売ったり、安く買ったりして節約します


by モバハン