Redmi note3の発売からまだ1年も経っていない状態でのモデルチェンジということで、新型「Redmi Note 4」もあまり性能・機能性は変わっていないようにも見受けられますが・・・今後安くなった時に買う価値のある端末かどうかお勉強しておきましょう。
ちなみに過去のネットの情報を探すと「Redmi Note4はデュアルカメラ搭載か?」というような噂情報があったようですが、そちらは「Redmi Pro」だったということですね。
☆「Aliexpress HK Goldway」
Redmi Note4は3と同じく5.5インチサイズのファブレットであり、デザイン・外観はそれほど変わっていませんが、中身のスペックアップが行われているみたいですね。旧モデルとの価格差はおよそ5000円。ストレージ容量が32→64GBまで上がっているので、国内スマホならそれだけでこのくらいの価格差は出るでしょう。
Note3ではCPUにSnapdragon 650が使われており、Antutuのベンチスコアは7-8万点ほどになっていたようですが、Note 4ではMediaTek Helio X20 (MT6797) に変更されました。
Helio 20と言えば「デカコア」ですね。日本では見かけませんが、中華スマホではこれまでにこのブログで紹介した機種でもいくつか同じCPUを使ったものがありました。「VERNEE APOLLO LITE」や、「Doogee F7 Pro」、そして同じXiaomiで「Redmi Pro」も同じです。いずれも2万円弱~2万円台程度のスマホです。日本のスマホ価格と比べれば低価格ですが、海外ではこれでミドルハイくらいのスペックですかね。単純なスコアでの比較なら、2015年夏モデルハイスペック機種に使われたSnapdragon 810より上ですけども。
Snapdragon650とHelio 20ではそれほど処理能力に大きな差は無さそうに思われますが、MediaTeckの方が安いのですかね。
サイズはNote3も4も同じくらい(新型の方が0.3mm薄い)のですが、素材がマグネシウム合金からメタル素材に変更された影響で、重さは164グラム→175グラムまで増えてしまっています。バッテリー容量も一応4050mAh→4100mAhへ微増しているようではありますけれど、、、
ディスプレイ面は流行りの2.5Dガラスを採用し、旧モデルよりも少しタイトな印象。作りは高級感がましたように見えます(まぁ、私は実機はNote3しかまだ見たことないですけど^^;)。
背面には指紋認証のセンサーがあります。これも旧モデルと同じ。
メインカメラの画素数が16メガピクセルから13メガピクセルに落ちてますね。センサーはSamsung製です。フロントは5Mピクセル。
データ的に判る違いといえばそれくらいで、とにかく「低価格ながら比較的性能の高いファブレット」という路線は変わっていません。
対応バンドは中国で販売されているモデルは以下の通りです。
3G: WCDMA B1/B2/B5/B8; TD-SCDMA B34/B39; CDMA2000/1X BC0 4G: FDD-LTE B1/B3/ B5/B7/ B8; TD-LTE B38/B39/B40/B41(2555-2655MHz)さて、これで約2万円ですか。この性能で2万円というのは確かに十分すぎるほどにコストパフォーマンスは良いと言えるのでしょうけれど、他の中華スマホに比べるとそれほどインパクトがあるようなモデルでも無いかな~と私は感じました。
特に、現時点ではROMにグローバルモデルが無さそうなので、Google Playを入れるのに慣れていない方は苦労するかも。あ、いや、中華販売サイトを見ると、MIUI7に中華アプリではなくGoogle Playストアを入れたものが売ってますね。Note 4は出荷時からMIUI8かと思いましたが・・・よく判りません(´∀`;)
Redmi Note3のRAM3GB/ROM 32GBモデルが170ドルくらいで買えることを思うと、わずか数千円の差ではあるものの、Note4に現時点ではそれほど魅力的な進化点があるとはスペック数値上からは感じられません。高級感は増してそうなので、ポイントはそのあたり?
かつてはXiaomiのスマホは中国でもコスパ最強だったのかもしれませんが、最近は少し勢いがないという話も聞きます。Note4も、正直そんな感じが・・・。Redmi Proとの立ち位置が微妙で、5.5インチというサイズにもライバルが多すぎ、これといったユニークさがありませんね~
将来、Note3から在庫が入れ替わった頃に安く買えるのならありかもしれません。
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