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2017年版 固定インターネット回線代わりにWiMAXやモバイル回線を使う方法を考察

2015年、2016年にもこの時期に考えてきた「固定代替」。いわゆる普通の光インターネット・ケーブルインターネット・ADSLなどを使わず、その他のモバイル回線などを活用してすべてのネット環境を賄ってしまおうという作戦です。

学生さんや新社会人、引っ越しで環境が変わるタイミングの人が増える1~3月は固定回線の契約シーズンであり、各サービスで他の時期よりもキャンペーンが奮発される傾向が強く、今のうちから計画を立てておくことは大切です。

2年前・1年前と比べて新しく登場したもの・提供条件が変更されたもの・価格が変わったもの、いろんなサービスが2017年には使えるようになっています。それらの最新サービスの内容と価格面から、 固定回線を使わずにどんなネット生活を構築出来るのか考えてみましょう。

2015年版:格安スマホを「自宅ネット回線」の代わりに使えないかを検討
2016年版:脱光回線 2016年版自宅ネットを「固定回線以外」の接続で代替する方法

さて、細かいことを考えていく前に新しく検討すべき方針を書いておくと、2016年中に増えた固定代替の候補としてはやはりモバイル回線の大容量プラン創設・単価値下げの2つでしょう。

2016年の過去の考察でもMVNOの大容量プラン・ドコモのシェアパック用大容量プランの話しを少し出していますが、2017年1月時点では大容量プランとして選べる選択肢が大幅に増えました。

【MVNOの大容量プランを活用】

まずMVNOの大容量プランだと、単価が特に安い楽天モバイルがあります。

20GBプランは4050円(203円/GB)、そして30GBプランでは月額5,450円(182円/GB、税別)となっており、この1GBあたり182円という価格はたぶん最安値です(キャンペーンや特典による値引き・容量増を考慮しない場合)。

☆「モバイルびより 格安SIM,各プランの単価リスト

2016年時点でも確か楽天の10GBプランが2,260円・DMMの2190円が最安値クラスだったはずですが、1GBあたりの料金は2017年の30GBプランの方が17%ほど値下がっている、と言えます。

3~10GB程度までの一般的なスマホ用回線の単価は2016年中はほとんど変わらず、事業として採算が取れる下限まで達してしまったのかな?という感じですけれど、大きな容量プランの単価に限って考えれば2016年は躍進の年でした。

容量の大きさだけならイオンモバイル・エキサイトモバイルには50GBプランがありますが、楽天の30GBプランの方が単価は安いです。イオンモバイルで50GBプラン(10300円~)を契約するなら、楽天で30GB×2本=60GBを10900円で契約したほうが良いかも。楽天では今データシェアグループを作ることも出来る(2017年7月まではシェアオプション料金も無料)ので、家族で共有する場合にも効果的です。

☆「楽天モバイル

30GBという容量で固定代替として足りるかどうかは人それぞれだと思いますが・・・このくらいなら月額維持費は5千円~6千円程度なので、普通の固定回線より高いですがモバイルとの共用という利便性を考慮すれば、金額はまだ現実的ではあります。

50GB以上を使う場合はMVNOではまだ1万円超えの維持費を覚悟する必要がありそうです。

ただ、MVNOでは当然混雑時間帯の速度低下が懸念されます。サービスによっては短期制限があるものもありますね。楽天モバイルの20GB/30GBプランは3日間の制限が取っ払われており、PCテザリング等で大容量のデータ転送を短時間で行っても速度制限が掛からないようにされてはいます(10GBプランだと1.7GB/3日を超えると制限が掛かる)。

お昼の時間帯は別途MNOや速度に定評のあるモバイル回線を使うとして、速度面で我慢できるのならMVNOも1年前に比べて現実味のある選択肢になったといえるでしょう。

【キャリアの大容量プランで1本化を狙う】

昨年9月、iPhone7発売シーズンに合わせてキャリアでは格安SIMの大容量プランに対抗するかのように、一斉に20GB~30GBプランの個人向け大容量プランを打ち出してきました。

ドコモ → ウルトラパック
ソフトバンク → ギガモンスター
au → スーパーデジラ


3社とも料金は完全に横並びであり、携帯料金としては安くはない(基本料金だけの構成でも月額1万円超~)ものの、従来の7GB~10GBプラン程度の値段~ちょっと負担を足すだけで今までの倍以上のデータ通信が可能になったため、一人暮らしの場合などで固定回線をそれほど必要としないユーザーならばパソコンの接続もキャリア回線1本で済ませてしまうということが可能になってきました。
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ドコモではファミリー用に50GB/100GBまで選択肢は増え、家族構成・ライフスタイルに合わせてプラン選択が出来るようになったのも2016年からのことです。
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100GBあればかなりハードにネット・パソコンを使う人でもなんとかなるのではないでしょうか(常時高画質な動画を流しっぱなしにでもしない限り)。例えば学生が親元を離れて一人暮らしをするような場合、家族4人くらいで100GBをシェアして自宅で3人・離れて暮らす1人の固定回線2本+スマホパケット代4人分だと思えば、それほどおかしな金額では無いといえます(家族・学生が100GBでは足りないくらいネットを使いまくるのなら当然固定回線を引くべきですけど)。

代表回線として15年以上の長期利用者がいればウルトラシェアパック100は1割引の-2500円引き、ドコモのクレカ「dカードゴールド」を使って支払えばドコモサービスのみポイント付与10倍 → 毎月3000dポイント以上(月サポ・端末代などを考慮しない場合・代表回線24500+副回線2500×3本として)→ウルトラシェアパック100利用の家族なら年間3~4万円相当以上の還元が受けられるはず。

au,softbankでは携帯回線を使ってネット代替にするよりもauはスマートバリュー、ソフトバンクは「おうち割 光セット」による「スマホ+ネット」型の割引に特化させる傾向にあるので、このあと話題にするWiMAXやらSoftbank Airを使わない方法で固定代替を考えるのならドコモに統一するという手法も無くはないはずです。

この方法だと携帯料金に全て統一してしまえるため、いちいち別途サービスを契約する必要がなくて楽・家族がバラバラで暮らしていても請求は一本化されている・シェアグループに加入しているのなら誰が大容量通信を使っても大丈夫(普段はあまり使わない家族が出張・旅行等でスマホをいっぱい使っても安心)、といったメリットがあるでしょう。



【WiMAXは2017年2月から新制限体制に移行】

WiMAX2+は昨年からサービスエリアの拡大・通信速度の高速化(最大440Mbps)などはありますが、料金面・プラン体系はほとんど変わっていません。

WiMAX代理店(MVNO)のキャッシュバックやらキャンペーン価格の話はまた別途するとして、基本であるUQ本家のWiMAX2+用のプランは月間7GBを超えると制限の掛かるプラン「UQ Flatツープラス (月額3,696円)」と、月間上限がなくなる「UQ Flatツープラス ギガ放題(月額4,380円)」の2つがあります。

前者の7GBプランは代理店などの格安回線だと端末代込みで月額2千円代~くらいで運用出来るというメリットはありますが、ルーターやスマホテザリングを使えるのなら昨今では格安SIMサービスに対しての優位性は減ってきていると言えそうです(制限の掛からない「WiMAX」の方に繋ぐというのは今でも出来るのかな?最近の事情はよく知りませんが、電波的にもそろそろ厳しそう。WiMAXハイブリッドサービス(UQ Flatプラス)は2017年3月31日で打ち切られます)。

WiMAX 2+のギガ放題プランに加入し、これまでは「3日間で3GB」という制限に引っかかりながらでも規制速度が5~6Mbpsを維持していることを利用し、固定+モバイル環境で使い倒すというのがWiMAX2+の固定代替利用法であったと思います。

これが2月2日移行は新規制ルールに代わり、「3日間10GBに緩和・利用制限の時間帯変更・制限時速度の低下」という仕様になります。
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3日で10GBも使わないよ、という人にとっては特に今後のWiMAX2+の固定代替利用には問題は無いと思うのですが・・・規制速度の1Mbpsはストレスが生じるレベルの速度だと私は思うのですが・・・どうでしょう。規制されるのは夕方~深夜時間帯まで及ぶため、一般的なデイタイムで働いている人が自宅専用として使うには厳しいかもしれません(規制に引っかからないなら良いですけど)。

公式説明には「Youtube動画標準画質が視聴可能な水準」とされてはいるものの、スマホ程度の画面サイズならまだしも固定代替としてパソコン試聴をしたい場合には高画質な動画サービスの利用は制限されることを前提に運用が必要でしょう。

今後WiMAX2+を固定代替にしたいのなら、この「3日間で10GBを使うかどうか」と「1Mbpsで満足出来るかどうか」を自分のネットの使い方を良く考えて選択する必要があります。

料金面ではせいぜい月額4000円~5000円程度で利用できるため、先に検討したMVNOの30GBプラン(楽天/月額約6千円)や キャリアの大容量プランよりは断然安く、新制限ルールでも構わないというのなら2017年でも有力な候補であることにいは変わりないでしょう。

☆「UQ WiMAX

UQ本家ではあまり巨額キャッシュバックのキャンペーンはありませんが、代理店なら万単位の商品券が貰えるところもゴロゴロしています(その代わりサポート体制が微妙だったり、CBが貰える条件・期間が限定されていたりする)。

【ソフトバンクエアーも速度アップ】

ソフトバンクが提供する準固定回線とも言える、Softbank Airも2017年は速度アップの年となります。昨年末あたりからだと思うのですが、受信用機器「Airターミナル」が2→3に変更されて受信最大速度が350Mbps(ターミナル2までは261Mbps)に向上しています。
この受信機が変わったこと以外はSoftbank Airのサービス・料金・制限などは特に2016年も2017年も変わっていないはずです。月額料金はSoftbank Air単体だと月額4000円~5000円を超えてしまうのでWiMAX2+より料金は高くなりますが、ソフトバンクエアーには3日間のデータ通信容量等、短期間の速度制限は一切無いため、短期間にガっと集中して使うことが多いのならSB Airがユニークな解となるユーザー層もいるかもしれません。

また、ソフトバンクエアーは回線工事などは不要ながら「固定回線扱い」の契約になるので、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ回線で所定のプランに加入していればセット割引が受けられます。これをうまく使えるのならソフトバンクエアー側の維持費負担増をかなり小さくすることが出来るので、サービスを統一して計画的に使うのならアリでしょうか。
ただ、ソフトバンクエアーは電波の入りにくいエリア・速度が余り出ないエリア・物件もあり、安定して使えるかどうかは個別案件となってしまうため、そのあたりの見極めのほうが料金問題よりも重要でしょう。

☆「SoftBank Air

記事が長くなってきたので細かい料金負担などの考察は今回はやめて、このくらいにしておきましょう。

今回登場した固定代替の方法としては、

・MVNOで20~30GBプランを使う → 混雑時の速度低下懸念・維持費は4000~6000円くらい
・キャリアの大容量プランを使う → スマホとセットで管理が楽・家族でシェアすれば割安に
・WiMAX2を使う → 料金は4000~5000円と安いが、制限ルール変更が新たなハードルに
・Sotbank Airを使う → 制限は比較的少ないが、受信感度の問題と単品契約時は割高感が強い


こんな感じで、それぞれのサービスは2017年の最新回線事情を鑑みても一長一短だと思います。全員にとって超快適で割安なサービスというのはまだ登場していないようですね(´∀`;)

なお、今回はMVNOの使い放題系プランはあえて候補から外しています。スマホ・パソコン利用の中級者以上(ネットで検索くらいしか使わない人以上)がある程度快適に使いたいと考えるのなら私は上記の4つの方法のいずれかをオススメしたいですが、MVNOの大容量プランと同様に低速化・回線混雑化を気にしないのならもう少し他にも固定代替回線の選択肢はあるでしょう。

固定回線が契約できるのならそれで何の問題もないのですが、ADSL/CATV/光回線などが使えない・引っ越し・場所を移動をしてもそのまま契約が続けられるのは固定代替のメリットですし、回線工事が必要ないので契約後すぐに使える・2月~4月の引っ越しシーズンにも待ち時間が必要無いというのも大事なポイントになるでしょう。

どれが一番良いサービスというわけではなく、自分の使い方にあわせて便利に・安く使えそうなサービスを選び出すことが固定代替探しの一番重要なことかもしれませんね。


by ke-onblog | 2017-01-15 06:52 | 白ロムコラム | Comments(5)
Commented by ももも at 2017-01-16 01:51 x
2月2日以降のWiMax新ルールですが、例えば
2/2~4で10GB以上使ったとして
2/5・18:00~2/6・2:00まで制限され
それ以降はまた元に戻る・・・という事なのですかね?
3日で3GBのままで制限時の速度低下なら超改悪ですが
3日で10GBなら何とかなりそう・・・かな?
Commented by ももも at 2017-01-16 02:13 x
あっ、今UQのホームページにいってみたら詳細が書かれていましたね、すみません。( ´Д`)
私は月40~50GB程度なのでさすがに3日で10GBも使わないだろうからもしかして今より快適になるかも!?
Commented by ke-onblog at 2017-01-16 05:51
> もももさん

どのような制限が掛かるのかも固定代替としては重要なポイントですよね。この記事には細かいことまで書かなかったので詳細考察をするときにはそのあたりも書き漏らさないに気を付けます っ゚д゚)っφ メモメモ...

新制限は改善・改悪と感じるひとのバランスがどんなものなのか気になりますね(笑) これまで一部のユーザーが回線を圧迫するような使い方をしていた場合には2月以降の非制限速度も改善すると予想されますし、MVNO回線では速度的にも容量的にも賄えないくらい使いたいというもももさんレベルのユーザーさんにとってはピッタリくるサービスになるかもですね^^ 
Commented by 凍死 at 2017-01-16 21:33 x
興味深い解説です。お金があったら大手の大容量プラン。無かったらエニー。
wimaxの新しいプランは『混雑時間帯のみ』と『概ね1M・・・』という不明瞭な規制がありますので、開始後の評価を見てからですねー。

それと空中をメインとするならば、万が一の時を考慮して、他をキープしておくということでしょうか。
評判は芳しくありませんが、キープと言う意味では無料の0simにアドバンテージがあるように思います。
余っているアンドロイ機に0simを挿して、位置情報をonにしておけば1日で2kbpsぐらいになるので、これを利用しようと思います。
(iijの期間サービスで、2枚目のsim申し込みと使用料3ヶ月無料を利用して、放置スマホのアクセス量を確認した結果ですので、よろしければお試し下さいませ。)
Commented by ke-onblog at 2017-01-17 07:06
> 凍死さん

なるほど、位置情報分でデータをちょっとだけ消費させることで0SIMを維持させるとは考えましたねw  私は今まで律儀に思い出すたびにSIM入れ替えてました。

私の環境だと0SIMは全く使い物にならないので、キープ用にも役立ちそうにないですけども。あの速度ならパケ漏れしてもちょっとやそっとでは500MBまで到達することもないので安心感はありますね(笑)
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