某会議にご参加なされた有識者様は「中古市場を活性化」という目標を掲げていたように記憶していますけれど、ゴミのような旧モデル機種はともかく、人気の高いiPhoneは中古でも今後は買いづらくなるのかもしれません。
丁度1ヶ月前に、私はこんな日記を書いていました。
2016年12月中頃では、1ドル118円まで円安が進行していたわりにiPhone6sの買取相場が上がらないな~と感じていました。しかし、そこからわずか1ヶ月でまた円高に逆戻り傾向ですね~。
昨晩またポンド関連で動きがあったようで、112円/ドル台まで急騰しています。
iPhoneの買取相場は為替相場に影響されることがあり、円安の方が買取額は高くなる傾向にあるのですが・・・2016年12月→2017年1月では円相場に逆行して、iPhoneの買取額は上がっています。
私がチェックしている某ショップだと1ヶ月前に比べて、
・ロック解除済み6s → ほぼ変化なし
・7 32GB → 5k アップ
・7 128GB → 6k アップ
・7 256GB → 6k アップ
・7+ 全容量 → 4k アップ
・6s 16GB → 変化なし
・6s 32GB → 2kアップ
・6s 64GB → 3kアップ
・6s 128GB → 変化なし
・6s + 32GB → 8kアップ
SIMロック解除済みの6sは変化がないのに、キャリア版のiPhoneの価値が大きく動いたようですね。これは海外相場や状況の変化ではなく、需要・供給のバランスの変化によるアップだと推察されます。
昨年10月~12月頃の査定が下がりすぎていただけと見ることも出来るのですが、iPhone7も結構上がってきましたね。7/7+は発売直後こそジェットブラックの品薄で若干のプレミアム化が観測されましたが、その後はベタベタに指紋が目立つジェットブラックは逆に牽制するユーザーが増えたのか、あまり話題にならなくなりました。在庫の数で言えばまだやっぱりジェットブラックは少ないのかもですが、ジェットブラックだけを殊更強化して買取しているショップはまずありません。
為替の影響はそこまで大きくないとしても、12月→1月の時期変化によって買取額が全体的に上がるというのは例年ではない動きです。従来であればここから年度末の1月~3月時期にさらにiPhoneの値引き販売が活性化し、中古も新品も白ロムの流通量が増えて買取額は下がる展開になるはずなのですが・・・このあとの動きも読めません(´∀`;)
為替相場は年始からどんどん輸出系買取店にとっては不利な方向だと思われますし、一方で国内では新品の白ロムが入ってこないので買取額を上げないとそもそも商売が出来ない、という白ロムショップにはつらい状況のように見えます。
これから本格的に始まる学割利用者をターゲットにした投げ売りによりiPhoneの数が増えれば、またiPhoneの買取額が動く可能性が高いです。もしかしたら今が一番の売りどきなのかな~と。
今週末から本格的に学割商戦が始まると思われますので、キープ品・中古のiPhoneを手放して買い替えようと考えている方は様子を見ながら動きましょう。順当に行けば2~4,5月頃は白ロム買取額は下がる(iPhoneもAndroidも)はずなので。