デジタル一眼レフカメラに使っていたもので、大きなファイルサイズの写真(RAWデータだと20MBくらい)を連写するためには転送速度がそれなりに速いSDカードでないとビジー状態になってしまうかと思い、80MB/sに対応したSDカードをこれまで使ってきました。
もちろんこのSDカードのデータを他に移してそのまま使っても良かったのですが、1万枚近いデータを整理すること自体が面倒だったのでとりあえずもう一枚用意することに。
上記のカードがノーマルサイズのSDカードで64GBを3,780円で購入しています。これでも当時はそこそこ安く・性能が高そうなものを選んだつもりだったのですけれども、今回はテキトーにアマゾンで安いものを選びました。
キングストン Kingston microSDXCカード 64GB クラス 10 UHS-I 対応 アダプタ付 SDC10G2/64GB 永久保証 新品価格 |
普通にアマゾンで購入したので偽物の可能性はそれほど高くはないだろうと思いながらも、価格相場よりちょっと安かったので容量偽装もありえなくはないかと思い、表示データの偽装を見破るためのツールを使ってみました。
☆「H2testw」
このツールは実際にSDカードに書き込みを実行することで利用可能容量・書き込み速度を調べることが出来るソフトウェアです。ダウンロードサイトはドイツ語になってますが、実行時言語は英語も選べます。
exeファイルを起動すると全容量をチェックするか、指定した容量をチェックするかを選択出来ます。今回は全容量のチェックを走らせてみました。
Test finished without errors.診断の結果、58.2GB分は問題なく書き込み・読み込みともに正常に行えることが判りました。ちなみに測定後はそのまま書き込みに使われた超巨大なファイルが残っているので、これを手動で削除しておかないと容量が占有されてしまうので忘れずけしておきましょう。
You can now delete the test files *.h2w or verify them again.
続いて「Crystal Disk Mark」で書き込み・読み込みのベンチマークテストもやってみました。
↓こっちが80MB/sのSDカードです。
kingstonは米国のメモリーメーカーであり、パソコン用のメモリーでは世界シェアトップクラスの有名企業です。耐久度はまだこれから使っていかなければ判りませんけれど、購入時の値段があまりにも安かったので偽物の可能性も疑っていたのですがとりあえず問題なさそうで良かったです(´∀`)
このくらいの値段ならいちいちデータ整理をして容量を空けるために時間を費やすより追加で買ってしまったほうが効率的ですね(笑)
今回は容量・読み込み・書き込みスピートともに問題なさそうでしたが、海外から激安のSDカードなどを輸入すると偽物が混じっていることも多いと聞きます。ただパッケージが違うくらいならいいですが、容量偽装・速度表示の改ざんなどもありえるため、価格の安さに釣られて変なものを買ってしまわないように気を付けたいところです。
購入後に書き込みにやたら失敗する・速度が遅い気がするという人はH2testwやCrystal Disk Markなどのツールを試してみると良いでしょう。