白ロム転売法

ヤフオクスマホ出品の制限△・赤ロム出品禁止 ルール変更後も特に問題ない?

2017年3月15日に改定されたヤフーオークションの携帯電話製品に関する制限が実際に稼働しているのか気になっていたので、改めて現状をチェック・問い合わせをしてみました。

ルール改定に関する詳細は過去記事を参照。
改訂が入ってから2週間が経過しましたが、フツーに制限△(購入直後)のドコモ・ソフトバンク端末、赤ロムも売買されていますね~

ヤフーに実際に問い合わせてもみたのですが、ガイドライン細則の表記通り、ガイドラインに抵触するのは「ソフトバンクとドコモ」が販売したモデルだけで、その他の会社が販売したモデルに関してはガイドラインの制限対象にはならないということです。

また、制限対象となるのは「iPhone,スマートフォン,携帯電話機種」であり、それ以外のタブレット・モバイルルーターは今回のガイドラインの規定には含まれないとの返答がありました。

状態
au
ドコモ
ソフトバンク
(Yモバ含む)
IMEI無記載
すべて可
不可不可
制限×(赤ロム)
iPhone ×
スマホ ×
携帯 ×
タブレット ○
iPhone ×
スマホ ×
携帯 ×
タブレット ○
iPhone ×
スマホ ×
携帯 ×
タブレット ○
制限△, (-)
すべて可iPhone ×
スマホ ×
携帯 ×
タブレット ○
iPhone ×
スマホ ×
携帯 ×
タブレット ○
制限○
すべて可
すべて可
すべて可

こうなっているようです(ストア出品の場合は保証記載により制限○以外の販売も可能となっています)。私はIMEIの記載はauも対象だと思っていたのですが、細則の記載上はauの端末は出品の特定商品の対象外になっています。

赤ロムも現実にはたくさん出品されてはいますが、「携帯電話の利用制限が掛かったもの」は今回変更があった「出品ルールの6項」ではなく、「出品禁止物」の13項で制限されています。その場合もタブレットは「携帯電話」ではありませんので、大丈夫らしい。

詳しくは各自で「ヤフオク!ガイドライン細則」を読んで下さい。上記の内容は2017年3月時点の規約・公式の返答に基づき記載していますが、読み取り方の違いで対応に差異が生じないとも限りません(例えば制限○の端末であっても、「盗品・不正入手されたもの」もありえます。制限が反映されるまでに時差がありますので可能性はゼロではない、みたいな)。

上記で不可・×なパターンに入っているものは「ガイドライン上はNG」となるので、通報されてしまうと出品が消される可能性は当然ありますが、現状では・・・

通常の白ロムが欲しくて△・赤ロムを買ってしまう場合のトラブルを避けるという目的では今回のガイドラインが徹底されることで効果を発揮するという観点には納得できますが、ガッチガチに固められてしまうと「ジャンク・無保証でも良いから安いものがほしい」という場合にヤフオクが使えなくなってツマラナイな~と思っていたので、それほど厳しく取り締まっている感じはしなくてよかったです(´∀`)

ただ、理解して制限△であること・ジャンクである商品を買うのは構わないのですが、このルール改定により「ヤフオクによる未着・未入金トラブルお見舞い制度の対象」に関する運用が厳しくなっている点にも注意が必要です。
確認に必要な製造番号が不明な場合は入札をお控えいただくか、「出品者への質問」機能をご利用のうえご確認ください。 なお、確認をされていない場合、未着・未入金トラブルお見舞い制度の対象外となることがあります
上記の通り、製造番号(IMEI)が不明なものを購入する場合には「IMEIを確認すること」は購入者が補償を受けるための必要条件になっており、IMEIが無いことに気付かず購入した場合・確認を怠って購入したものでは、補償の対象外になりえるため、ヤフオクを利用するリスクは増えました。

・・・ガイドラインの文章をどう解釈するのかというのはさておきまして、オークションやフリマサイトは販売者・購入者が互いの利益を損なわず、安全に、簡単に取引できる場であって欲しいと思います。


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by ke-onblog | 2017-03-29 19:08 | 白ロム転売法 | Comments(0)

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