ふるさと納税の返礼品に関して総務省が「返礼品は寄付額の3割を上限に」という通達を受けて、大手ふるさと納税サイト・ふるなびが運営してきた「ふるなびグルメポイント」という寄付額に応じて指定のレストランで食事代金に充てることが出来るポイントタイプの返礼品に大改悪が行われれます。
☆「ふるなびグルメポイント」
今までは寄付額の半額相当の「グルメポイント」が付与され、1ポイント=1円の価値があったために還元率としては5割となかなかおトクな返礼品です。ふるさと納税の返礼品には各自治体で「食品の素材」を提供するところは多いですが、自分自身でうまく料理が出来ないかも、という場合に便利なユニークなサービスでした。
しかし、総務省の観点ではこれもNGになるだろうな・・・と思っていたところ、やっぱりダメだったようです。
2017年5月1日より「ふるなびグルメポイント」の返礼率を変更させていただく予定となります事、お知らせいたします。 また、今後「ふるなびグルメポイント」は、地域食材を活かしたふるなび限定コース料理を返礼品とする新たなサービスへ移行させていただく予定です。5月1日以降の申し込み分は寄付額の30%のポイント付与に減額されます。例えば今まで2万円の寄付をすれば1万円相当の食事代金として使えたものが、6000円相当分に減ってしまいます。。。
今まではポイントが使える各店鋪でいろんなコース料理に使えたポイントも、今後は指定のコース料理にしか使えなくなるとのこと。これはどうでしょうね・・・「ふるなび限定コース料理」が通常の食事よりも1.66倍くらいおトクなコースを用意してくれるなら帳尻が合いますが(苦笑)
ふるなびのグルメポイントは有効期限がありませんので、都合に合わせて利用日を選べる・2年分以上の寄付をためて一気に使うということも出来たはずです。
他にもふるなびには3割を超える還元率のギフト券系返礼品が多くありましたが、こちらも随時改悪が入る恐れがありますので、まだ今年分のふるさと納税が済んでいない人は4月中に何とかしたほうが良いのかもしれません。
☆「ふるなび ふるさと納税控除の家族構成・年収別シミュレーション」