2017年4月以降のキャリア端末販売において極端に白ロム価格が変動するような大型の割り引き・キャンペーンはありませんでした。
・・・ありませんでした、と言ってしまうとauのXperia XZのMNPau購入サポート入りやらドコモのXiケータイ機種値下げ、タブレットの機種変再一括化などはあったので語弊がありますけれども。
時期的にも年度末の最大需要期を過ぎ、かつ来る夏シーズンの新モデル発表・サマーキャンペーン系が出る直前である5月前後は例年携帯販売には目立った動きが無くなるものです。
一方で、このブログでここ数ヶ月続けているドコモの端末購入サポートの白ロム価格相場チェックに関して言えば、連休中で売買意欲・機会が増えた後であり、そしてちょうど年度末に端末購入サポートを適用して一括入手した端末のネットワーク制限がすべて○になる頃合いです(関連記事:ドコモオンラインショップの端末購入サポート機種 制限が○に変わるのは何日後? 確認方法と日数の目安)。
計算通りなら今日5月8日で○になるのは2017年3月29日購入分までです。3月の最終週末は25・26日でしたので、これから制限○になって出品されるものもあるでしょうけれど、3月中旬くらいまでに購入した分はゴールデンウィーク期間に入る前に○に変わっている状態でリリースが可能になっていたことでしょう。
そういうタイミングでのドコモの端末購入サポート対象機種(現在は対象外の機種も含む)の白ロム相場はチェックしておく価値があるだろうということで、前置きが長くなりましたが、5月8日版白ロム価格チェック結果は以下のようになっています。
・Xperia XZ SO-01J(機種変一括終了) → 52~58k
・Galaxy S7 edge SC-02H (機種変一括終了) → 50~56k
・AQOOS ZETA SH-04H(機種変一括終了) → 48~54k
・Nexus 5X (一括648円) → 24~27k
・Xperia X Compact SO-02J(機種変一括終了)→ 42~46k
・arrows NX F-01J (機種変一括終了)→ 50~54k
・MONO MO-01J (一括648円) →13~17k
・AQUOS EVER SH-02J(機種変一括終了)→ 25~28k
ちなみに前回のチェックは4月24日にやりました。
では一つ一つ見ていきましょう。
まずソニーのXperia XZ SO-01J。この機種は4月下旬頃の時点でも値下がりが起きていたのですけれど、4月末~ゴールデンウィーク期間中に掛けてかなり落札価格にばらつきがあったようです。価格相場で言えば若干値上がり気味なのかな?という感じで、制限が○であれば55000円前後が平均値のようです。3月頃に比べれば安いとも言えますが、au版が4万円前後まで下がっている状態から比べると、やっぱりまだまだ高価値と言えるでしょう。
SO-01Jは新規・MNPでは端末購入サポートが続いており、ドコモのオンラインショップでは販売数ランクの上位をキープし続けています。機種変更の購入サポは4月頭で外れましたが、5万円くらいが底値だったのかな~というところですね。ここから更に短期で値下がるかどうか・・・。夏モデルが発表されてまた機種変の端末購入サポート入り・値下げ等があれば動くこともあると思いますが、それまでは現状の相場が続くと予想します。
SO-01Jの買取店の査定では制限○なら52kくらいを出しているところがありますので、オークションやフリマサイトの手数料と手間を考えると大差が無い状況が今後しばらく続くのかも。
続いてGalaxy S7 edge SC-02H、こちらは若干値下がりしたようです。ヤフオクを見ると多数のSCV33のSC-02H化、という出品も見られますが・・・それはさておきまして(落札価格を見る限りSCV33に毛が生えたくらいの価値らしい)、2週間ほど前には6万円近くでの落札もありましたが、今は5万円前後で終了してしまっているものも。
SC-02Hの出品数自体がそれほどヤフオクに多くないので、需要自体があまりないのかなという印象。安ければ欲しい人はいっぱい居ると思いますが、SCV33が激安&もうすぐ発売されることが濃厚なS8/S8+が控えていますので。
AQUOS ZETA SH-04Hも似たようなものです。一部4万円半ばで終わってしまっている出品が見られる一方、5万円以上の価格で取引されているものも複数見られ、ばらつきが大きいです。入札競争があまり起こらず、出品価格のまま終わってしまっているような・・・。AQUOS R,100万台売れるといいですね(´∀`;)
Nexus5Xは飛ばしまして、Xperia X Compact SO-02Jは相変わらずの人気ですね~。5月時点でも出品数・落札数ともに非常に多いものの、価格は安定しています。SO-02Jは夏モデルでは型落ちしませんので在庫の供給量がすぐに減ることもなく、もし機種変更向けに端末購入サポート入りが再開したとしても42,000円前後mの適正相場(SIMフリー版もそのくらい)で推移するのではないでしょうか。
富士通のarrows NX F-01Jはなぜかオークションでは高い人気が続いていますね(笑)一時期に比べればやはり安くなったものの、将来のSIMロック解除を宣言した出品だと5月でも5万台後半くらいまで狙えるみたいです。
この他、もともと低価格機種として提供されているNexus 5X, MONO, AQUOS EVERはそこそこの取引数は現在でも見られますが、価格相場は4月下旬頃と変わらず。若干Nexus 5Xが上がったかな?というくらい。サンプルが少ないので、あまり優位性のあるデータではありません。誤差範囲程度で、大きな価格変動は起きていません。
全体を俯瞰してみるとドコモの(元)機種変更向け端末購入サポート対象機種として白ロム相場が一時的に安くなった機種も、3月・4月・5月と通してそれなりに価格の上下は起こったものの、購入サポに入れられた後1~2週間ぐらいで大きく動く以外の「年度末の投げ売り効果」はそれほど価格相場に影響を与えていないのかな、という感じがします。
ドコモの案件、年度末でも少なかったですからね。やはり過去の年度末シーズンのようにiPhoneや型落ち投げ売りモデルが急激に値下がるような展開にはならず、5月以降もこのままな状況が続きそうな雰囲気がオークション・フリマサイトの取引履歴からは感じられました。
ドコモ端末は暴落も起きなかった一方で、安くなった白ロムの売買相場が将来(ここではせいぜい半年程度の短期的な期間)大きく上がることもなさ気ですね。
2017年夏モデルのドコモ新製品発表会の日程についてはまだ情報が出ていないと思いますけれど、昨年は2016年5月11日に発表会をやっていましたので、そろそろ何らかの動きがあるのではないでしょうか。
新モデルではありませんが、先日ドコモはファミリーライトユーザー向けの「シンプルプラン」を5月24日から受け付け開始することを発表しています。なぜこの日程なのか。
ちなみに、現行の「カケホーダイ・パケあえる」の料金体系が発表されたのが2014年4月のことですが、サービスの提供開始は2014年6月1日で、予約の受付は2014年夏モデル発表翌日の2014年5月15日だったはずです。ということは・・・今年の発表会は例年よりちょっと遅め?
現在ドコモの機種変更向けに端末購入サポートが適用されているものはごく限られており、発売日から648円だったMONOのほかは、arrows SV F-03H・Neuxs 5X、タブレットでdtab d-01H, dtab Compact d-02Hくらい。iPad mini4やiPad Air2なども一部モデルを除いて対象からは外れていませんが、在庫のほうが無いので。機種変更向けには一括0円のdtab, 実質マイナス2万円のdtab Compactか・・・
☆「ドコモ 端末購入サポート」
年度末シーズンが終わったタイミングでスッパリと人気スマホ機種が外されていますので、逆に言えばまた繁盛期になれば対象が入れ替えられることもあるでしょう。近いうちにドコモで機種変更をしなければばならない場合は悩ましいですが、それ以外は夏モデルの登場~夏休み・ボーナスシーズン待ちになりそうです。
このGWは、auのしぶさがめだちましたね。
3月比は当然として4月比でもずっと下がりました。
まあ一部機種で救いがあったものの、
タブレットまで渋りましたからね。
そう言えばJComクーポンのCBスパンが先月から変わって、
ウォレット発送(到着)時には入金されるようになりました。
即3G化にはありがたいですね。
で、いま、一番気になってるのは、
ドコモの特価BL藻明けですね。
あの衝撃からもうすぐ2年と言うことで、
契約タイミングによっては今月くらいから
(古事記の中でも)最終契約日時から丸2年になる人も
いるでしょうし。
服喪期間が2年で済まなくて永久だったら笑い泣きですが。
最後の希望であるauでもかつての勢いはやっぱりないですよねぇ。クーポンの条件・CB額もコロコロ変わっているらしいですね(苦笑) 総務省に怒られるから微調整を繰り返している最中なのでしょうか(´Д`;)
ドコモの特価BLはなんだか2年を超えてもまだダメだったというような話もチラりと見聞きしています。契約数が少なめでも特価BLになるケースが最近でもあるらしいですし、今後の展開が怖いですね~^^;
近所のドコモショップは定休日ができるくらい暇みたいです
特価Bは悪さから2年だとしたら間に追加で悪さ(購サポ即解除など)したらそっから延長なんですかね
2年ってのがそもそもSBの総合からの予測にすぎないわけですが
ドコモの割引制限は謎なところが多いですから予想すら困難ですね~。いろんな要因で総合判断をしてそうなので何が引き金になってBL延長、解除されるのか気になりますね。
パソコン選びはスマホを買うように何度も気に入るまで買い替え続けるというのは一般的ではないので、最新事情を把握して買うまでが一苦労ですよね~。お疲れ様でした^^
ドコモの端末購入サポート機器のネットワーク利用制限について、下記のような状況になっておりまして、恐れ入りますがコメントなど賜りますと幸甚でございます。
購入日 2017/10/11、10/13着、その日にSIM挿入し通信確認
機種 F-01J
購入種別 Xi→Xi、ドコモオンラインショップにて機種変更、端末購入サポート利用)
過去の事情から、41日経過後、遅くとも2ヶ月もすればネットワーク利用制限は○になるだろうと想定していましたが、いまだ△のまま…。
例の窓口に電話したところ、端末購入サポート利用期間中は△表示になるとのこと。
あれ、そんな決まりあったかなと思っておりましたら、ドコモのネットワーク利用制限携帯電話確認サイトにも、「端末購入サポートの場合は規定利用期間中は、「△」表示となります。」との表示がありました。
あれ、もしかして本当に14ヶ月経たないと○にならない(できない)ようになったのでしょうか…??
もし身近でそういった事例などあれば教えていただけると嬉しいです。
(もしそうなら、早々に△でも対応可能なお店に持って行けばよかったなぁと思いました泣)
よろしくお願いいたします。
正確な情報は私も把握していないのですが、ペコちゃんさんが予想しているとおり、2017年10月から運用ルールが変わっており、端末購入サポート適用期間中はずっと△になり、例の窓口でも変更不可になったという情報(サポートとのやりとり)を見たことがあります。残念ながら今すぐに○にするには端末購入サポートの解除料を支払うしかなさそうです(´Д`;)
あぁ…やはりそうなんですね…
くぅー、こんなことなら高いうちに手を打っておくべきでした泣
ひとつ勉強になりました。
この世界は日々状況が変わるので情報収集を怠ってはダメですね。
情報ありがとうございました!