将来的に中古白ロムのSIMロック解除が購入者本人でしかできなくなるというのは面倒なところですが、来月から実施されるキャリアロック期間の短縮(180日→100日)の変更はauスマホの白ロムを格安SIMで使いたい人にとっては朗報となりました。
詳しい解説は上記の解説記事に書いたので省略しますが、3月の年度に安売りされたauスマートフォンは一斉に8月1日からSIMフリー化出来るようになる見込みなので比較的新しいauスマホを安く購入し、SIMロック解除をして運用するチャンスになるでしょう。
今購入するのであれば、オススメは2016年夏モデルとして発売されたXperia XZ SOV34がお買い得感があります。2017年4月から購入サポート入りをして白ロム売買数が急増しており、今が底値に近い感じがします。
上記は5月6日の日記ですが、この時点でオークションではSOV34は新品未使用で38,000円~40,000円前後で売買されていたと書いています。
それが2017年7月時点ではさらに1割ほど値下り、オークションでなら新品未使用品が33,000円~35,000円ほどまで下がってきています。Xperia XZsによって型落ちしたとは言え、Snapdragon 820搭載機種でこのお値段はめちゃくちゃ安く感じます。
ヤフオクではSIMロック解除済みのSOV33は45,000円~47,000円と1万円くらい価値が跳ね上がるようですが・・・たぶん8月1日に入るとロック解除済み端末は暴落するでしょう。もしロック解除が可能な端末をホールドしているのなら、早めに処理したほうが良いかもしれません。
オークション以外でも白ロム価格が下がっています。
☆「ムスビー」
ムスビーでも未使用品・赤ロム保証がある在庫が35,000円を切っていますね~。
中古でもいいなら、ヤフーショップのプレミアム会員向けのポイントアップセールになっている「スマホ生活 au SOV34 Xperia XZ ミネラルブラック」は32,800円→Tポイント最大10,824ポイント還元=実質2.2万円くらいで買える在庫もあります(この在庫は8月1日にロック解除可能になるはず)。
auのSIMロック解除可能日は「https://au-cs0.kddi.com/au-support/sui/SUI001W001/SUI0010001BL.do」で調べられます。解除日の短縮スケジュールを逆算すると、現時点では2017年10月20日くらいまでの表示の端末が8月1日にすべてロック解除可能になるはずです(赤ロムでない限り)。
最近購入されたばかりの端末ではSIMロック解除日は8月1日を超えてもすぐにはロック解除出来ませんので、ロック未解除+10月中旬以前にロック解除が可能になると表示される在庫を狙って買うと良いでしょう。自分でロック解除をするには3000円の手数料は掛かりますが、SIMフリー化済のSOV34やドコモ版SO-01J、SIMフリーのグローバル版を買うよりは断然安いはず。7月の間はMVNOでは使えませんけど、その間はWi-Fi用として使い馴染んでからメイン機種に昇格~とでも考えて妥協しましょう。
3ヶ月(本来10月の予定だった端末)待つのは辛いですが、1ヶ月くらいならいかがでしょうか。
他の機種だとGalaxy S7 edge SCV33, Xperia X Performance SOV33, AQUOS SERIE SHV34, HTC 10 HTV32などが昨年のハイスペックモデル。在庫数で言うとSOV34のほうが豊富で割安感があるように思いますが、良い在庫があればこれらも2017年時点からみてもスペックは悪くないはず。
また、これもモバイルびよりの解説記事に書いたことですが、2018年1月以降は購入サポートを適用させると一括購入をしてもロック解除が100日間出来なくなります。しかし、2017年12月の間だけは購入サポートを使っても即日SIMフリー化ができるようになる裏技的期間がありますので、ここを狙ってauにMNP転入が出来るように回線を空けておくことをオススメします。
auでは来週7月10日に料金プランの値下げ発表の噂が出ていますが、どうせUQ mobileの安さには敵わないでしょうから・・・UQ mobileのネット速度・安定性は他のMVNOとは別格なので、データ通信メインなら白ロムを安く買う+格安SIM運用のほうがトータル維持費・ランニングコストは確実に安いでしょう。