白ロム転売法

7月20日版 ドコモ端末購入サポート(旧機種含む)の白ロム価格相場と今後の展望

明日からまた相場が動く可能性があるので、その前に定例のドコモのスマートフォン機種白ロム価格チェックをやっておこうと思います。

かつてドコモの白ロムはMVNO需要が他キャリアのものより圧倒的に多く、古くなっても比較的高値で取引されてきましたが、昨今ではau/SB系MVNO・SIMフリースマホの普及・SIMロック解除事情・販売価格、販売方法の変化により、「発売から月日を経るに比例して値下り・型落ちしたタイミングで値下り」という単純な価格変動ではなくなっています。

ドコモの白ロムが安くなる要因はいろいろあるので一言ではとても言い表せられませんけれど、価格相場を追い続けていれば感覚的にいつ頃安くなる・いつが白ロムの買いどきなのか自ずと判るように・・・なるといいですね(・∀・)

ということで、前回の価格調査分・6月23日分からおよそ1ヶ月ぶりのドコモ白ロム相場(制限○、または保証あり)です。

・Xperia XZ SO-01J → 50~55k 
・Galaxy S7 edge SC-02H→ 48~52k  
・AQOOS ZETA SH-04H → 48~52k 
・Nexus 5X (一括648円) → 23~25k 

・Xperia X Compact SO-02J → 45~48k (1割弱上昇)
・arrows NX F-01J → 55~60k
・MONO MO-01J (一括648円) →13~15k 
・AQUOS EVER SH-02J→ 19~22k (1割ほど値下り)

・arrows Be F-05J(SIMフリー) → 16~19k
・Galaxy Feel SC-04J(SIMフリー) →  26~27k (2割近く下落)

・dtab Compact d-01J → 18-21k

【おまけ:2017年夏モデル】

・Galaxy S8 SC-02J(SIMフリー) → 85~88k
・Xperia XZ Premium SO-04J(SIMフリー)→ 90-93k


なお、上記価格は夏モデル以外はSIMロック解除前の相場です。SIMフリー化してある場合は+1割増しくらいで考えれば相場価値に近くなるはずです。

この価格チェックは2017年春に機種変向け端末購入サポート対象だった機種を追跡した名残であり、現在は端末購入サポート対象外・売り切れの機種もあります。最新の対象機種・価格情報は公式サイトで確認してください。

☆「NTTドコモ 端末購入サポート

さて、ではこの1ヶ月の携帯市場をもう少し詳しく振り返ってみましょう。

Xperia XZ SO-01Jは夏モデル Xperia XZs SO-03Jによって型落ちしましたが、6月・7月の時点では白ロム相場には大きな変化はありません。Galaxy S7 edge SC-02Hも若干下がったような気もしますが、大勢は変わっていません。

SO-01J, SC-02Hについては先月機種変向けに月々サポートが増額されたものの、端末購入サポートの拡大や本格的なMNP投げ売りなどは始まったわけでもなく、白ロム価格相場を変動させるほどの環境変化はありませんでした。

AQUOS ZETA SH-04Hも夏モデル AQUOS R SH-03Jの登場により型落ちしました。SH-04Hはすでに在庫が少なく、公式オンラインショップでは販売が終了済み。今後最後の在庫処分として値下げがあるかどうかは微妙なところでしょう。人気的にはXperiaやGalaxyに及ばないながら、流通数が少ないために比較的高値のままここまで来ました。もし店頭で在庫処分の機種変特価などをやるショップがあればあるいは?狙い目かもしれません。

Nexus 5Xはもう完全にトレンドから遅れてしまっていますが・・・実質648円は安いですけど、昨今の高品質なミドルスペックSIMフリー機種が増えている中でNexus5Xを買う魅力を感じるかどうかは人ぞれぞれと言ったところでしょう。


今回の注目株、Xperia X Compact SO-02Jの白ロム相場はちょっと上昇しています。一時期は40k前後に落ちていた頃もありましたが、しぶとい人気。いや、私も今メイン機種として使っていて良い機種だとは思うので正当な評価でもあります(笑)

ただし、明日からは・・・今後の白ロム価格相場の変動には注意して下さい。

☆「NTTドコモ Xperia X Compact SO-02Jを見る

端末購入サポートを適用してXperia X Compactを買うとSIMフリー化出来るのは100日後ですので、SIMロック解除済みのSO-02Jは今しばらく高い人気が続くでしょう。

同じく比較的大きな価格変化があったのはAQUOS EVER SH-02J。Xperia X Compactとは逆に価格相場が1割くらい落ちました。SH-02JはSIMフリースマホとして発売されているAQUOS SH-M04, AQUOS L SHV37などと同等(au VoLTEで快適に使えるのはau系列版だけでしょう)のスペックなので、初心者向けとして2万円ならば結構安く感じます。

docomo with対象機種のarrows Be F-05J, Galaxy Feel SC-04Jもお値打ちです。この2機種は月々サポートも端末購入サポートもつかずに一括購入で買うのが基本(べつに分割支払いでも良いですけど)なので、白ロムとして流通しているものはSIMロック解除済みなことが多いです。

私もGalaxy Feel SC-04JのSIMロックを解除して、ワイモバのSIMを突っ込んでみました。普通に繋がります。
7月20日版 ドコモ端末購入サポート(旧機種含む)の白ロム価格相場と今後の展望_d0262326_22265751.jpg
6月15日の発売直後は3万円を超えた価格で白ロムが売買されていましたが、7月に入りぐっと相場が下がりました。docomo withによる割引は永年続くものなので、回線目的で機種変更する場合には多少白ロムの価値が下がっても「買い替える手間がない」というメリットを優先する人が多いのでしょう。もちろん普通に使うのにも便利なので、SC-04Jは白ロム需要・機種変更需要が今後も強そうです。

arrows Beとの本体価格差は8千円ですので、いずれにせよ今買うならSC-04Jのほうが良いでしょう(頑丈なスマホが欲しいなら別にF-05Jを選んでも勿論良いですが)。

☆「NTTドコモ Galaxy Feel SC-04Jを見る

dtab Compact d-01Jも白ロム相場は安定して安くなっています。この機種は機種変更でも発売時から端末購入サポートが適用されるためSIMフリー化されたものはなかなか出回っていませんが、ドコモ系列で使うだけならロックされていても関係ないのでハイスペックなタブレットが欲しいのならお買い得感はあります。

そして最後、Galaxy S8 SC-02JとXperia XZ Premium SO-04J。明日21日からMNP限定で端末購入サポート入りします。両方ともMNPで一括15,552円になりますので、併売店では下取りプログラムを使えば簡単に一括0円に到達するでしょう。家族まとめて割やその他コンテンツも盛ればたぶんキャッシュバック案件も出てくるはずです。

Galaxy S8はS8+に比べて人気が出ていないようですが、Xperia XZ Premiumは発売直後から歴代モデルの中でもかなりの人気が出ているようですので、欲しかった人は多そうです。

ただ、白ロム相場に大きな影響を与えることが多いのは「機種変更向けに端末購入サポート入りしたタイミング」であり、MNPだけの端末購入サポートではそこまでの価格急落は起きないケースも多かったです。これが今回人気モデルのSO-04Jで実施されるとどれほどのインパクトが出るのか・・・ちょっと予想が難しいです。Xperia XZ Premiumはau, SBでは発売されていませんので、これを目当てにMNP転入する人も比較的多くなる可能性は十分あります。

色は新色のディープシーブラックが人気なので、予約・購入するのならそちらがオススメです。

☆「NTTドコモ Xperia XZ Premium SO-04J

次の価格変更はまだそこまで白ロム相場にとっては大きな変動にならないかな?とも思っていますけれど(SO-02Jは別)、夏モデルが出揃った夏休み・お盆休みシーズンに向けてさらなる状況変化があるかもですので、どこで動く場合でも最新情報を欠かさずチェックして大幅な変動で損をしないように心がけましょう。


Commented at 2017-07-20 23:24 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ke-onblog at 2017-07-20 23:36
>特価BLはいつあけるのやらさん

コンビニ受け取りは私は使ったことがないですが、本人以外でも配送伝票番号と認証番号が分かれば受け取れると思います(それぞれ注文後にメールで通知が来るはずです)。
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by ke-onblog | 2017-07-20 22:45 | 白ロム転売法 | Comments(2)

使い終わったスマホを高く売ったり、安く買ったりして節約します


by モバハン