白ロム転売法

2018年5月末 ドコモ主要スマホの白ロム価格相場

年度末シーズンを過ぎた2018年4月~5月はあまりドコモの公式価格変更もなく、ドコモの主要スマートフォン・iPhoneの白ロム流通量は比較的安定した状態が続いており、大きな動きはなかったはずです。

しかしながら2018年6月1日以降はシーズンが切り替わり、夏モデルの本格的な販売が始まるのに合わせて機種割引額・キャンペーンが大きく変動します。

これに伴って既存販売機種・新発売機種の白ロム価格が動く可能性がありますので、定点観測として2018年5月末時点のドコモ主要機種の白ロム価格をチェックしておきましょう。

前回の全体チェックは「2018年4月9日」に行いました。前回は年度末終了直後でしたので、そこからの価格変動も合わせて比較してみます。

・Galaxy S8 SC-02J(26k)・・・52~56k52~56k

年度末に機種変更端末購入サポートに入れられて一気に売れまくったGalaxy S8の相場は、ここ2ヶ月ほどほぼ動いていません。5月下旬時点でもまだ流通数は多いです。

5月18日に登場したGalaxy S9(SC-02K,SCV38)によって型落ちとなりましたが、スナドラ835搭載ハイエンド機種としてはこのあたりがバランスのとれた価格相場といったところ。

6月以降もSC-02Jは特に価格変更予定は無いはずなので、最終在庫処分の段階に入るまでは現状の相場がもう少し続きそうです。

・Galaxy S8+ SC-03J(59k)・・・ 60~70k→ 60-70k(流通数極小)

S8+は年度末に入る前に生産・販売が終了していたため、2018年4~5月間の新品白ロムの売買はかなり限定的となっています。高く売れているものだと7万円を超えることもあるようですが、本機種もS9+ SC-03Kによって型落ちしたため、今後は「安ければS8+でもいいか」という需要以外は無くなりそうです。

・Galaxy Note 8 SC-01K(76k)・・・ 76~80k →81~85k

Note8は少し価格相場が上がりました。スナドラ845搭載機種にこそパフォーマンスは勝てなくなりましたが、まだまだ最上位モデル・デュアルカメラ・スタイラスペンという特長は魅力的なので、このくらいの価格は妥当なところでしょう。

6月1日から新規契約でSC-01Kの端末購入サポートが外れる見込みですが、MNP優遇は引き続き変わらないため、買うならMNPが良いでしょう。

・Xperia XZ1 SO-01K(31k)・・・70~77k 60~75k

今後白ロム価格相場が下がりそうな機種の一つがSO-01Kです。4~5月では流通数は比較的少なく、ヤフオクでの落札価格には大きな幅があります。

6月1日から機種変更を含み、実質価格が1万円ほど値下げされますので、明日速攻で機種変更を狙うなら・・・


・Xperia XZ1 Compact SO-02K(26k)・・・ 60-63k57-62k

ドコモの機種変更向けお得意機種、Xperia Compactシリーズも落ち着いた価格推移をしています。年度末に端末購入サポート化されたことで一気に価格相場は落ちましたが、機種自体のスペックが高いため、ダダ下がりになるようなこともありませんでした。

1年前の同時期にはXperia X Compact SO-02Jの白ロムは45-50kくらいで売買されていたので、販売価格が+1万円であったことを考えれば妥当な相場です。

6月1日からXZ1 Compactも値下げされ、機種変更で実質1.5万円になりますが、端末購入サポート化はありません(新規が対象外になります)ので暴落はしないと思いますが、公式でお手軽に機種変更が出来る→白ロム需要自体が少なくなり、相対的に下落が予想されます。

・Xperia XZ Premium SO-04J(39k)・・・65~70k60-67k

発売からそろそろ1年となる、大画面ラインのSO-04Jは若干の値下がり。この機種も年度末で端末購入サポート化された影響 + 後継機種のXZ2 Premiumではさらなる巨大化もありましたが、RAM 6GB+デュアルカメラ化といったちょっと面白い魅力も増えるため、SO-04Jは今後中途半端な感じになってしまうポジションです。

XZ1, XZ1 Compactは6月から値下げされますが、XZ Premiumはまだ下がらないらしいので、動きがあるとすればXZ2 Premium発売時期の7~8月以降でしょう。

・AQUOS R SH-03J(21k)・・・ 63~65k48~55k

他の2017年夏モデルに比べて流通数が少ないため価格相場は不安定ですが、SH-03Jは機種変更価格が比較的安く設定されていたため、白ロムも他のハイエンドモデルより安めで推移しています。

SH-03Jは6月上旬に発売されるAQUOS R2によって型落ちしますが・・・すでにかなり白ロムは安価になっていますので、このままジリジリと下がっていく程度でしょうか。新モデル SH-03Kは大きくデザイン・性能が変わるため、現行モデルのほうが好みという人が多ければ、今の水準をしばらく保つ展開も予想されます。

・V30 + L-01K(49k)・・ 73~79k 65-76k

流通数はかなり少なく、なんとも言えない感じの相場です。販売価格自体がかなり高めであり、MNPでも端末購入サポートから外れたため、白ロム需要も少なめ。

L-01Kは6月よりMNPのみ月々サポートが増額され、実質1.5万円に値下げされます。MNP転入ですぐSIMロック解除が出来るというメリットはあります。機種としての完成度はかなり高いと思うものの、いかんせん国内においてのLG端末の需要は小さめかもしれません。

・arrows NX F-01K(38k)・・・60~70k  49-53k

4月から端末購入サポートから外れ、機種変更価格も値上がって流通量は減りましたが、4月頃を中心に供給>需要のバランスが崩れたようで、5月下旬時点ではかなり安くなってしまいました。4月上旬あたりでは6万円半ば~7万円弱での売買もあったのですけれど・・・arrowsの白ロム価格は気難しい動きをします。

特に最近発売されたarrows Be F-04Kが、F-01Kと同じタフスマホ+Exlider搭載、さらにカメラだけならF-01Kよりも上というスペックを引き継いでしまったため、高いお金を出してまでF-01Kを買いたいという人がいなくなってしまったのかもしれません。

・M Z-01K (43k)・・・ 75k → 72-86k

ドコモの肝いりで発売された2画面スマホのMは、ZTEのゴタゴタによってほぼ販売停止状態になっており、5月下旬にかけて高騰している?のでしょうか。販売が高いため、白ロム相場も必然的に高いまま推移しています。

Z-01Kは6月1日からMNPの端末購入サポート値引きが増額され、一括15,552円に値下げされる見込みです。色んな意味で不安定な端末なので、安易には手を出さないほうが良いかも知れません(トラブルは解決しそうというニュースもあったようですし)。

以上、主要なドコモスマホの2018年4月~5月下旬の白ロム価格相場でした。

特別にセールで安くなった・投げ売りをされた機種があったというわけではないため、流通量・需要と供給のバランスによって価格が下がった機種・上がった機種・変わらない機種があったという結果になっています。

6月以降も劇的な変動はまだ起きない可能性が高く(近頃ドコモの端末購入サポートは月の途中にいきなり追加されることもある)、これからしばらくは最新モデルのほうが狙いやすそうです。

ドコモスマホの白ロムを買いたい場合は、上記のスナドラ835搭載機種はまだまだ十分にハイエンドモデルと言ってよく、Galaxy S8 SC-02J, Xperia XZ1/XZ1 Compact, AQUOS R あたりはお買い得と言えるレベルなのではないでしょうか。

すでに発売済みの2018年夏モデルもGalaxy S9, Galaxy S9+, arrrows Be(F-04K)、そして本日発売のXperia XZ2 SO-03Kもあり、次回の価格チェックではこれらの機種も追跡しなきゃですね。

2018年6月はAQUOS R2 SH-03K, Xperia XZ2 Compact SO-05K, P20 Pro HW-01Kの発売も控えています。いずれの機種も注目度は高めであり、どのような白ロム価格がつくのか、要チェックです。




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by ke-onblog | 2018-05-31 19:42 | 白ロム転売法 | Comments(0)

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by モバハン