これまでは、ドコモが5985円、auが5460円、ソフトバンクが4410円でパケット定額が使えていましたが、ドコモが3Gバイト=3072メガバイトまでの利用者に対して1000円程度安くなるような設定を新設するのだそうです。
ドコモやauでは、すでに一定の条件下で割引プランに加入すると上記の価格から1000円くらい値引きするキャンペーンがありましたね。事実上は現在auが一番パケット料金が安かったのです。
ここで、ドコモの値下げにより、上限が無制限ではないものの、3Gバイトまでのユーザーは4000円前後とauに追いついてくるのでしょう。
今回の値下げは、ドコモがauやソフトバンクに比べて、契約者数を減らし続けていることに対する梃入れだそうです。アイフォンの導入を頑として否定しているドコモの社長さんでしたが、このやせ我慢がいつまで続くことやら。
国内産の機種も魅力がなく、値段も高かったドコモは、これまでのイメージでなんとかやってこられていましたが、いよいよシェア確保が出来なくなってしまったということなのでしょうね。
料金が下がるというのは、ユーザーとしては魅力的な提案ではあります。使おうと思えば、海外のSIMフリーのiPhoneを白ロムで買えば、ドコモ回線でもiPhoneを使うこともできますしね。海外のSIMフリー白ロムはこちらで探せますよ。auやソフトバンクのアイフォンに比べればどうしても価格は高いですが、たとえば通信料がソフトバンクよりも毎月500円安く使えるなら、2年使おうと思えば、10000円ほど節約ができるというわけですね。
選択肢が増えるというのは、お客からみればいいことです。ドコモには倒産しないうちにもっとがんばって魅力的な機種・プランをもっと出して欲しいですね。それに伴って、他者の通信会社も値下げしてくれないかな、という期待もでますしね。
これをきっかけに、値下げ競争が進んでくれるとうれしいですね。機種本体はナンバーポータビリティや白ロムを使うことでかなり節約できますが、パケット代金は、ネットをたくさん使う人にとっては節約のしようがなかったのが現状ですしね。パケット制限なしで3000円くらいで使えるとうれしいな、とか。
今後のドコモの動向にも注目ですね。