半年くらい前、この白ロム転売法ブログの過去記事をまとめた電子書籍をKDP(Kindle Direct Publishing)を使って出版したことがあります。もともと無料で読めるブログですから、あまり売れてはいませんど(笑) それでも何度か口座に「アマゾンインク」から振込があったりします。
私なんかでは全然お話にならないのですが、この電子出版で大儲けしている人もいるのだとか。
KDPでは出版者対して多くの利益をもたらせるように、「KDPセレクト」というシステムがあります。このKDPセレクトに本を登録して出版すると、所定の期間アマゾンでしか本を売れなくなる(独占販売権を認める)のですが、「KDPセレクト基金」からダウンロードされた回数に応じてお金が分配されます。
で、8月はさらに夏のキャンペーンとして「KDP セレクト オールスター」ボーナスが支給されたのだそうです。キンドルの人気著者ランキングで上位100人位内に入ると、1-10位の人には265万円が貰えるのです!もちろん本の売上とは別に、です。
51-100位でも106000円の支給。さらに、人気タイトルランキングでは1-10冊までにランクインするとそれぞれの本に対して26.5万円が貰えるようです。
ここまでの上位になるともはや個人出版者は居ないと思いますが。ちなみに今の日本のキンドルストア1位はテレビやニュースでもおなじみ、池上 彰さんの「世界を変えた10冊の本」という本(これはKDPのランキングとは異なるので実際にはこのボーナスの対象になるのかどうかは知りませんけど)。
KDPでの電子出版はそんなに難しくありません。私は経験者の知人にサポートしてもらったので楽でしたが(というか本の原稿編集以外ほとんど何もしてない)、下記の電子書籍用のハウツー本は参考になりました。
あとはネットで調べればだいたいわかります。体験談はいっぱいネットに転がっていますので、参考情報には困らないでしょう。
皆さんも何か文章を書いて、売ってみてはいかがでしょうか?絵が書けるなら漫画とかでも売れます。一発当てれば携帯の転売なんかしなくても、いっぱいお小遣いが増えるかもしれません(笑)
ブログ運営者ならこのブログのように記事をまるごと書籍化することもできます(その場合著作権利についての確認がamazonから飛んできますが、正規の権利者ならもちろん何の問題もありません)。
プロに本のデザインや構成を依頼したりしなければ、基本的には出版には1円も掛かりません。ほぼリスク0です。強いてお金が掛かるとすればアメリカの免税申請のために国際電話 or FAXをする時くらいです。
電子書籍出版、なかなかおもしろいですよ~(本が売れればね)