LINEスタンプ

LINEスタンプ販売の禁止事項 無料配布のしすぎもダメ?

LINEスタンプの販売で成功するためには作品の善し悪しは勿論ですが、調べてみるとスタンプのプロモーションにもいろいろなコツがあるようです。

自分でスタンプを作れるなら素敵なスタンプをとことん努力して作る、あるいは当たるまで数を出しまくるというのもありですが、私のように業者に頼って作成する場合にはなかなかそうも行きません。

作成したスタンプを最大効率でビジネスとして成功させるため、いざ販売開始になった時のために勉強していますが、どうやらやってはいけないPRというのが存在するようですね。


ラインのスタンプ作成や審査段階におけるガイドラインは公式サイトに詳しく書かれていますし、多くの解説サイトもあるのでそこは良いのですが、販売段階におけるルールに言及したものは少ないです。

LINEの審査ガイドラインは以下のサイトに書かれているものがすべてのようです。

☆「https://creator.line.me/ja/review_guideline/

ほとんどの項目は当たり前といえば当たり前のものばかりですが、1つ気になるものが。
 
4-ビジネス・広告・その他
4.2.個人的な利用の範囲を超えて、第三者へ無償・有償で提供する目的であるもの(例:企業キャンペーンなどにより、来店者へスタンプをプレゼントするなど)
4.3.メッセンジャーアプリ、またはそれに類するサービスの名前に言及しているもの、またはそれに関するキャラクターのもの
4.4.アプリ・サービスなど企業の宣伝を目的としたもの
このあたりです。

スタンプは企業・商品の宣伝活動には使えないため(クリエイターズではなく公式スタンプは除くのかな?)、特定の企業のロゴや商品、サービス名を含むことは出来ません。

たとえ自分が著作権を持つオリジナルキャラクターでも、そのキャラ自体にロゴっぽいものが入っていると審査に通らないようです。

4.2では個人での利用範囲を超える無料配布の禁止が謳われています。例えば自社の特定の商品を買ったら有料のスタンプを配布するよ、というのはこの4-2に該当するのでアウトですね(そういうキャンペーンも見たことがあるような気もするのですが・・・)

4.4でアプリの宣伝を目的としたもの、という項目がありますが、過去にスマホアプリのキャラクターをスタンプ化し、そのアプリがポイントサイトへの誘導コンテンツだったためにスタンプ毎削除されたという事例があるようです。

スタンプ販売と他のビジネスを結びつけるような販売方法はダメってことですね。例えば私ならKindleで販売しているブログの電子書籍版がありますが、これを購入してくれたらスタンプをプレゼントするよ~とかやったら利用規約違反なわけです(有償で提供する目的の対価に該当しますね)。


あと、iPhone(iOS)版のLINEアプリからではスタンプのプレゼントって出来ないんですね。2013年10月頃にAppleから禁止されたそうですが、普段iPhone(どころかLINE自体も)使わないので全然知りませんでした。アプリ上ではなくウェブストアを経由すればプレゼントは可能ですが、こういうのも売上には響きますよね。

システムの変更一つで売上が大きく変わってしまうサービスは怖いですねぇ~。LINEスタンプマーケットは面白いとは思うのですが、気をつけなければならないポイント・リスクも承知した上で参戦したほうが良さそうです。




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by ke-onblog | 2015-01-11 09:50 | LINEスタンプ | Comments(0)

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