昨日の日記で「ヘビーユーザー向けのMVNO選び ガッツリ使うならどこがいいのか」という内容を検討しましたが、その中で最もコスパの高いDMM mobileの7GBを2回線持つ、という話をしました。
DMMの7GBプランは月額2280円で現状では1GBあたりの単価はMVNO最安値だと思います(無制限プランを除く)。
☆「DMM mobile」
昨日は7GBでは足りなくて10GB以上容量が欲しい場合の使い方の一つとして、WiMAXやワイモバの使い放題のモバイルルーターに料金としては劣るものの使い勝手の良さを優先した運用方法として紹介しました。
7GB×2回線となると月額の維持費は4560円となり、昔のキャリアでパケット定額プランを契約するくらいの出費にはなります。今のキャリアプランだと15GBで1万円以上しますので、7GB×2枚持ちでも安いといえば安いのですが2枚を交互に使うのも面倒かな、という短所もあります。
私はここでSIMを毎日のように切り替える使い方を想定していたのですが、よく考えればSIMの交換は月に1回でいいんですよね。なぜならDMMのSIMはデータ通信量の繰越が出来るのですから。
契約初月は7GBで我慢する必要がありますが、どちらか一方の回線を一ヶ月間使わず保管し、翌月の繰越分と合わせて14GBを利用可能な状態にしてスマホに挿し、それで1月過ごせばまた翌月に他方のSIMに14GBが貯まっている、という寸法ですね。
この使い方は直近3日で1GBの通信制限が掛かるようなプランのMVNOでは出来ませんが、DMM mobileは高速通信量が残っている間は帯域制限が掛からないみたいなので、1枚のSIMで14GB/月を使うペースで使っても大丈夫なはず。
大容量通信をさせるならキャンペーンを使って月額2500円程度に抑えられるGMOのWiMAX2+やワイモバイル4G+(305ZTのルータ)プランの方が価格は安いのですが、こちらは必ずルーター端末を別途で持ち歩かなくてはいけません。スマホやタブレットだけでなくルーターのバッテリー残量も気にしなければなりません。
WiMAX,ワイモバ無制限プランの考察はこちらでやりました→ WiMAX契約、モバイルルータ キャッシュバック額と年間維持費比較
7GBの2回線持ちならこのあたりの煩わしさは無いはず(格安SIMをルーターに挿して使うなら本末転倒なのですが)。
料金は4千円半ばになるためモバイル回線としては決して安いとは言えないですが、こういう使い方をしてみたい人には価値があるかなと。
ということで今回はかなり特殊な使い方を考えてみましたが、MVNOはサービスのバリエーションが豊富なのでいろんな使い方が考えられて面白いですね~