今晩はFOMCの影響か少しドル円が下がりましたが、最近は円安が進みすぎてebay輸入があまり面白くありません。ウェアラブルデバイス用の関連アクセサリーでも仕入れてみようかと思って先日から調べていますが、小物を仕入れる場合は大量に輸入でもしないと難しそうです。
大量に品物を仕入れると個人輸入ビジネスの域を少々超越し始める(荷物の置き場に困るから)気もしますが、海外にツテがなくても業者と取引する方法として「ジェトロ(日本貿易振興機構)」というところが運営している引き合いデータベース(Trade Tie-up Promotion Program)通称TTPPというサイトが使えます。
輸出入ビジネスをやっている方なら常識的なサービスなのでしょうか。私はほぼ独学で準備している段階なのでよく知りませんけど、昔とあるビジネスセミナーに参加したときにそんなものがあったな~と思い出しました。
☆「ジェトロ TTPP」
このサイトは国内の業者をメインに海外とのビジネス取引案件をマッチングさせるためのデータベースサイトです。
個人や法人のレベルで「日本にこんなものを輸入したい」「海外へこんなものを売り込みたい」「こんなビジネスの支援ができる」という商品とサービスのオファーがたくさん載っています。
例えば今だと海外で作ったiPhoneケースを売りたい、というものが出てますね。価格や受注数は完全に個別で相談するタイプなのですが、こういったところで大量に発注して日本で独占販売する、といったことが可能なようです。
Android中華パッドの大量発注案件なんてものもあります。amazonに出ている微妙なメーカーの端末はこういうサービスを利用して誰かが売っているのでしょうか。
海外メーカーの日本での販売店・代理店募集なんてものもあります。海外企業のフランチャイズ契約がしたい場合にも使えるのですね。
「売りたい」だけでなく、今無いものを「買いたい」という情報を登録することが出来るのが面白いです。Apple Watch用のフィルムを製造・日本に送ってくれ、なんて案件を登録してそういうことをしたい業者を見つける、なんて使い方も出来そうです。
3月19日時点でTTPPには2万件のビジネス案件が登録されており、その半分が日本のものです。中には若干怪しい案件もありますけども(苦笑) そのあたりはオークションと同じくよく情報を調べて取引するかどうか考えないと危ない感じです。TTPPは単なるデータベースであり、内容をチェックしているわけではないそうなので。
登録には各種個人(法人)情報登録が必要ですが、案件を見ているだけでも国内・海外でどんなビジネスがあるのかを知ることが出来て面白いです。
ebayのような個人での取引というより、海外や国内の卸業者と繋がりたいときに使えるサイトとしてTTPPは知っておいて損は無いですね。