4月30日に発表されていたそうですが、ツタヤ系列のショップで5月5日から「トーンモバイル」という格安スマホサービスが始まります。類似としてゲオも「ゲオモバイル」がスタートしましたので、それほど新規性のある分野の参戦というわけではありませんね。
☆「トーンモバイル」
回線はドコモ系列で、回線運営はフリービットとCCCの合弁企業がやるそうです。フリービットは「freetel」とは無関係?ですよね?似たような会社がいっぱいあってよく判りません(笑)
料金プランがとてもシンプルで、月額1000円(税別)の1つだけが基本プランとなります。基本プランは500kbps程度の低速無制限通信(たぶん3日XX MBという制限が別途あります。具体的な数値は書かれていません)のみ。
SMSや音声、LTE通信はすべてオプションになっており、追加しようと思えば何GBのプランでも作れるというものです。1GBあたり+300円なので、安いような高いような。
低速通信だけのプランだとどこがライバルになりますかね?ヨドバシのワイヤレスゲートSIMが250kbps低速プランが480円/月、DTIのServersMan SIMが250kpbsで467円/月あたり?
OCNの低速500kbpsで15GBプランもライバルでしょうか。OCNの低速プランは1,800円/月なので、トーンモバイルのプランとは差別化出来ているとも言えそうです。トーンモバイルが短期間での制限をどの程度かけてくるかによるので、現時点では有利なのかどうか判断は出来ません。
☆「OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 500kbpsコース」
ちなみにOCNのプランは3日1GBなどの短期間制限はありません。500kbpsでそんなに短時間に大量データ通信をすることはそもそもなさそうですけどね。
プランの方はそこそこ面白みのあるユニークなものですが、セットで発売される端末の方は・・・
サービス名を冠した「TONE」という機種で価格は24000円(税別)の格安スマホです。5.5インチの大画面スマホですが、解像度960×540ピクセル、RAM1GB, ROM 4GB, CPU クアッドコア 1.3GHz。初心者にはこの程度でも良いのかもですが、価格相応と言わざるを得ません。
5.5インチのスマホといえば、今はZenfone2でしょう。エクスパンシスでは国内販売はされなかったエントリーモデルのZE550MLが27000円弱(またちょっと値上がりしちゃいましたね(´Д`))で販売されていますが、5.5インチで1280 x 720ピクセルの解像度、CPU 1.8GHzクアッドコア、RAM 2GB, ROM16GB, カメラは13M/5Mとあらゆる点でTONEを上回れます。
ツタヤの店頭ですぐに買えるというメリットは評価しますが、所詮は情jy、、、初心者向けですね。
あとは200円につき1ポイント(0.5%)ずつTポイントが貯まるというサービスは良いですね。基本が月1000円ですから、最低で5ポイント程度ですが毎月貯まっていくと。私が今使っているDMMは利用料金に対して10%のDMMポイント(DMMギフトポイントだったかな?)というのが貯まるらしいのですが、DMMの他サービスは全く使ってないのでそのまま消滅していくだけです(苦笑)
その点Tポイントは使える範囲も広くて、還元率は低くても便利でしょう。
トーンモバイルではSIMカード(プラン)だけの契約は不可ですかね?端末は要らないのでプランだけ使いたいというユーザーの方が多そうです。
通信量の少ないSNSなどを毎日のように使いたい人にはトーンモバイルの基本プラン+Zenfone2の組み合わせをオススメします。TONEの端末はSIMフリーでしょうからオークションに出せば買い手は付くでしょう。
ということで、トーンモバイルを使うならまず短期間での通信量制限の程度を確認してから、プランのみを残して端末は別途手に入れることを推奨します。