auの一般向けMVNOの先駆け的存在として昨年サービスを開始したケイ・オプティコムの「mineo(マイネオ)」ですが、2015年9月からはドコモの卸し回線を提供するようです。MVNOとしては初の「マルチキャリア対応業者」になる、というニュースが出ているようです。
☆ ケイ・オプティコムニュースリリース 携帯電話サービス「mineo(マイネオ)」NTTドコモ回線を利用したプランの提供開始について
お~、最低利用期間の撤廃も7月から開始ですか。その代わり短期解約には違約金を盛るのでしょうけれど・・・
さて、回線を2つ取り扱うからと言って現時点の回線仕様では両方の回線を使うには2つのSIM,2つの回線契約をそれぞれ行わなくてはならないのでしょうから、それほどユーザーにメリットがあるようには思えませんが、、、将来的にはSIMを入れ替えることなく自動で最適な回線を選んで接続できるようなものにしたい、と言っているのでしたか。
会見を直接見ていないのでどの程度本気の構想なのか判りませんが、実現できればかなり面白いですよね。
データパックもドコモ/au回線合わせて月額○GBプラン、というのが出来たら便利そうです。
実際には通信規格の違いやSIM仕様の違い、様々な規制の違いもあるのでドコモ・KDDIとの契約の話だけではなく、技術的な問題も多々ありそうなので簡単には行かないでしょうけれど。2枚のSIMで待機することすら普通に売られているスマホでは出来ないですから。Dual SIMとして売られているスマホでも、2枚で同時にLTE回線には繋げないはずですし。
キャリア規制の説得から端末開発までをケイ・オプティコム1社に出来るとは失礼ですがちょっと思えませんねぇ(笑)それよりも先にAppleにiOSでもauのSIMに対応できるように働きかけるのが先な気もします。
mineoの1年間での契約数は約7万回線だそうです。2015年時点でのMVNOの総契約数は800万件は超えているはずなので、mineoのシェアって全体の1%以下なのですねぇ。もっと多いのかと思ってましたが、やはりiPhone不在の影響が大きいのでしょうか。
でもマルチキャリアMVNOの登場によって何か新しいサービスを始めてくれるかも、という期待はしたいですね。格安SIMが価格面だけでなく、利便性も高まっていくのは歓迎したいです。
それが出来たらすご過ぎますねw どういう契約になるのか想像も付きません(笑)
データ量を相互調整するというのは仲介的処理で何とかなりそうですが、それにしても「両回線と契約」という状況でないと今のままでは無理そうですし、夢物語を言っているだけなのか、近いうちに実現できる予定を言っているのか怪しく感じました^^;
当面はそのレベルでもいいので実施して欲しいですね。一つの電話番号で複数のキャリアの電波を使えるだけでも面白そうです。
そういえばApple SIMがアメリカではありましたね。どんな仕組みなのかあまりよく理解していないのですが、日本でもSIMフリー化の流れが強くなれば導入もありえるのでしょうか?
AppleSIMにしてもキャリアから購入した場合は使えなかったり、1度契約すると他社では再契約できなくなるパターンがあるそうですが、もし日本で導入するにしても課題は多そうですね^^; でも実現すればやっぱり面白そうですよね~。新しいモバイル契約の流れを感じました(笑)