MVNOを比べる際には気にするべきポイントはいろいろあるかと思いますが、楽天モバイルならではのメリットもあるようですね。
☆「楽天モバイル 」
まずは概要から。楽天モバイルはドコモ系のMVNOなので、基本的にはドコモのスマホ白ロムやSIMフリー機種でXiのエリアで利用できます。契約タイプはデータとSMS付きデータ、そして音声付きの3種類に大きく分けられます。
料金設定を見てみると、データプランの主力と見られる3.1GB/月のプランで月額900円(税別)となっており、業界の標準以上と言って良いでしょう。
特徴的なプランとしてはXiの高速通信なしの200Kbps縛りである「ベーシックプラン」です。データ通信のみなら月額525円と、とても維持費が安いのが特徴。まぁ、まともに使おうと思ったらLTEの速度を全く使わないのはありえないですが(笑)
料金プランに関しては特に問題無いです。この価格が高いというのなら他に選べるのは業界最安値を謳う「DMM mobile」くらいなものです。
一方、楽天モバイルでは直近3日間のデータ通信量制限を設けているのが惜しい点です。
3.1GBプラン:540MB、5GBプラン:1GB、10GBプラン:1.7GB
公平な通信速度を維持するためというのは判りますが、3日で540MBはかなりキツイです。他社では、それこそ私が契約中のDMMでは3日間の縛りはなく、高速通信量が残っていればいくらでも短期に使えます(実際先月末は1日で800MBくらい使いましたがなんとも無かったです)。540MBは10数回くらいスピードテストしたら超えてしまいますよ(´Д`)
余ったデータの繰越は1ヶ月分が可能です。
データプランの場合は最低利用期間は無し、音声プランの場合は1年以内の解約で違約金9800円あり。
楽天モバイルではSIMフリー機種のラインナップが他社よりも多めですかね。今はZenfone2やMate 7, honor 6 Plusなど海外モデルから富士通のARROWS, シャープのAQUOS, さらにはソニーのXperia J1 compactまで取り揃えています。
タブレットも3機種あり、ASUSのMeMO Pad7, レノボのYOGA Tablet2 、NECのLavieシリーズがあります。ルーターは他社でもよく見かけるAterm MR03LNです。
通常価格は特に割安感があるわけではありませんが、先日のような激安セールがあればお得感があります。
基本的にはこんなところですね。次は特典系を考えてみましょう。
まず楽天モバイルでは現在契約初月はどのプランでもすべて無料になっています。なので月始めに契約した方がお得です(30日間ではなく、”1ヶ月”と書いてあるのがポイント。翌月からは普通に料金が掛かります。過去のキャンペーンも同様だったので、たぶん現在もそうでしょう)。
つまり、先日の楽天モバイルセールで5月31日に売られたSH-M01を購入した方も、契約の申込は6月に入ってからの方がお得だったというわけですね~(開通日ベースでしょうから、どうしたって6月に入ってからになっているはずなので皆さん大丈夫のはずですが)。
そして利用料金の1%に対して「楽天スーパーポイント」が貰えます。これが楽天モバイルのオリジナルの最大の特長といっても過言ではないでしょう。
MVNOの利用料金でポイントが付くサービスは他にもあります。また登場しますが、DMMにもあります。DMMでは10%のDMMポイントというのが付くのですが、利用用途が限られるので、私は毎月何にも利用せずに消えていくだけです(苦笑)
でも楽天スーパーポイントなら楽天ショップ全般で使えますから、用途が広いです。
用途の広さならTポイントが貰えるツタヤの「トーンモバイル」というのもあるのですが、あちらは200円で1ポイントなので、楽天SPの半分です。
また、ポイントが貰えるのは利用料金だけでなく、回線契約時にスマホをセットで購入すると、機種に応じたポイントが付与されます。
例えば今ならZenfone2 ZE551ML(4GBメモリ版、45800円)で2000ポイント、一番額が多いのはAQUOS SH-M01(52,800円)の3500ポイントですね。新機種のhonor 6 Plusは残念ながら購入時ポイントは現在対象外ですが(その代わり純正のレザーケースが貰える)。
さらに、富士通製ARROWS M01、ファーウェイ製honor6 PlusとAscend Mate 7の3機種を対象に端末を一括購入すると4,750円のCBがあります。
さて、まだ細かいキャンペーンはいろいろありますが、チェックすべき主要ポイントはこんなところでしょうか。う~ん、悪くはないのですが、ごちゃごちゃしてます(笑)私のまとめ方が悪いのでしょうけれど、機種・期間限定の条件がいっぱいあるのでシンプルとは言いがたいシステムです。
ポイントだけ列挙してみると、
・楽天モバイルはドコモ系
・料金プランは業界平均レベル以上
・選べるスマホの種類は豊富
・3日間短期縛りがキツイ
・データの繰越は可能
・制限時速度は200kbps
・音声は1年縛りあり(違約金9800円)
・楽天スーパーポイントが1%付与
・契約月の基本料金無料
・機種セット+一括払いでCBあり
・特定機種購入でアクセサリーやCBキャンペーン各種あり
簡単に書いたつもりですが、やはりこれくらいは抑えておくべきですね。
最後に、あえてここまで書いてこなかった肝心の通信速度の品質・混雑具合については正直よく判りません^^;
実測データも各ユーザーの口コミ情報などで見ることはある程度できますが、傾向としては「お昼頃の混雑に強く、夜の速度低下がやや目立つ」といったところのようです。
割りと良いデータ(常時5Mbps以上)を出しているサイトもありますし、夜間には数時間にわたって1Mbps前後という時期・エリアもあったいうサイトもあるようです。
ほんの少しの測定時間のズレやエリアの違い、曜日の違いで全く通信速度結果は違ってくるので、良い評判も悪い評判もさほどアテになりません。私も実測テストをDMMでやりましたが、あまり過信しないでください(´∀`)
混雑時を外せば普通に20~30Mbpsは出ているようですし、遅い時は1Mbps前後まで落ちるのはどのドコモ系MVNOでも同じです。
なんといっても楽天モバイルのメリットは比較的使いやすい楽天ポイントが貰えること、と私は考えます。あとはもうどこのサービスも似たり寄ったりなのでw
楽天サービスを良く利用して、ポイントを無駄なく使えるのなら楽天モバイルを試してみるのも良いでしょう。
初歩的な事のはずなのですがどこを探してものっていなくご質問させていただきました。
例えば同時に2台ソフトバンクにMNP転入する場合で、au1台docomo1台の合計2台での転入は可能なのでしょうか?
この場合は複数キャッシュバックはうけれないのでしょうか?
場違いな質問ですみませんm(__)m
移動元が別々のキャリアでも、転入契約が同時であれば複数台向けのキャッシュバック特典は貰えますので大丈夫です^^
キャリアごとに複数台用キャンペーン名や詳細条件が異なるので、事前に移動先の適用条件を調べてみてくださいね。例えばSBなら今は「家族まるごと割」ですね。
www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/kazoku-marugoto/
ドコモなら「家族まとめて割」といった具合です
www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/family_unify_discount/