去年は特にWiMAX2+へ本格的にサービスが移行しはじめ、プランに「ギガ放題」という新プランが作られるといった変革があったために顕著だったのですが、12月~3月頃の割引き・キャッシュバック相場と4月以降のキャッシュバックに大きな落差が観測されました(詳しくは当時の過去記事をチェックしてみてください。関連記事をまとめたのがこのあたり→「GMOのWiMAX2+契約キャッシュバック 3月を上回る37000円に到達」です)。
WiMAXの契約代理店はこのシーズンは競い合って値引きプランやキャンペーンをバンバン出してきますので、案件を見比べながら探してみましょう。
で、タイトルのGMOが早速年末までの期間限定でWiMAX用プランの値引きを始めました。
☆「GMO 鬼安 WiMAX2+」
この「鬼安プラン」というのは、通常数万円のキャッシュバックが貰えるWiMAX2+の契約に対し、キャッシュバックを一切なく代わりに毎月の料金を値下げするというシステムを使った契約です。
通常、鬼安プランのメリットは「キャッシュバックをもらい損ねる心配がない」という点であり、割引率自体は普通のキャッシュバックプランのほうが割安になる計算です。
例えば、今の通常案件は
・月額3,609円、3ヶ月目から4,263円 + 最大37000円キャッシュバック
です。これが鬼安プランだと
・月額2,760円、3ヶ月目から3414円 + キャッシュバック無し
CBを考慮した2年分の維持費(税別)を比較すると、
・通常プラン → 2年総額64004円
・鬼安プラン → 2年総額80628円
鬼安プランでは通常プランではキャッシュバック減額になるWX02やホームルーターも全て一括0円です。通常プランの最大CB37000円になるのはW01のみという違いがありますが、これで差額は約16000円です。
ここから月額270円値下げされて、12月31日までの「鬼安ジャンボキャンペーン」では、
・月額2,490円、3ヶ月目から3144円 + キャッシュバック無し
となり、2年総額は74148円となります。これでもまだ通常キャッシュバックのほうが有利ですが、そこをどう考えるかはユーザー次第です。どちらのキャンペーンでも申し込めますので。
WiMAX2+は大容量通信をすると制限が入ることはありますが、その制限時速度でも数Mbpsが出るようになっています。一時期この制限がキツくて炎上していたこともありましたが、公式に「制限時も動画も見られる程度に」という宣言が出たのでしたっけ。その後はずっと安定して使いまくれるモバイルネットワークとしてヘビーユーザーに好まれる回線となっています(笑)
鬼安プランの場合は端末は「Speed Wi-Fi NEXT WX02」か据え置きの「URoad-Home2+」がオススメです。特にホームルーターの方は通常プランで契約してもCBが27,150円なので、上記の計算だと2年の維持費は鬼安プランでもCBプランでもほとんど同じになります。
ネット回線の契約切り替え時期はそうそう調整できるものではない(自動2年更新だったり、2年を過ぎると割引き特典が終了して一気に維持費が上がるから)かもですが、狙えるなら3月がベストシーズンになりますので、上手いことキャンペーンの盛り上がっている時期に契約できるように計画を立ててみると良いです。