0SIMを契約するときに皆さんもご覧になったかもですが、0SIM by So-netの料金表としてウェブ上にpdfファイルが公開されており、そこにはデジモノステーションのコラボSIMでは契約できない音声プランの料金設定・利用規約が細かく定められているのです。
ということはやっぱり将来的には「0SIM」を正式なサービスとして誰でも契約できるようなプランとして提供する予定がある・・・のかもしれませんね。
☆「0SIM by So-net料金表(PDF)http://lte.so-net.ne.jp/sim/0sim/legal/pdf/kiyaku_ryokin.pdf」
上記資料によれば、SMS付きにすると月額140円~、音声プランは通話モード490円+64kb/sデジタル通信モード200円+ショートメッセージ通信モード10円=合計月額700円からのサービスとなるようです。
音声プランでも499MB以下なら700円なので、MVNOの音声プランとしては最安値級ですよね~。freetelの使っただけ安心プランが100MB以下で999円、@もばいるくんが500MBで800円という音声プランもありますが、それを下回ります。
デジモノステーションのコラボSIMは手数料無料+最低維持費0円+解約金0円という「ゼロ円」が強調されたプロモーションでしたが、上記資料には通常契約時は初期手数料3000円が設定されています。また雑誌特典として安く売られたり、アマゾンなどでパッケージが安く売られるようになればこの事務手数料分は節約できる可能性もありますが、音声プランは最低利用期間があります。
音声プランの最低利用期間は12ヶ月で、短期違約金は5200円となっていますね。
短期解除で5200円なら安いもの(ΦωΦ)フフフ… と思うかもですが、まだトラップがあります。
MNPの転出手数料がいつでも7000円掛かるので、月額料金こそ使わなければ1ヶ月分の700円で済むかもしれませんが、事務手数料3000円+MNP手数料7000円+違約金5200円=15200円+税くらいのコストが即撃ちの場合にはかかります。上手いこと料金設定がされていますね(笑)
こんな感じで、将来0SIMが正式にサービスインしたとしても、初期手数料がどうなるのか不明なのでやっぱりデジモノステーションは買いだったと言っていいでしょう。またコラボSIMが安く手に入るなら別ですが、正式サービスで手数料が3000円必ず掛かるなら、それ以下で買えるコラボSIMは多少高くても買っておくべき・・・なのでしょうか^^;
こうした利用規約は想定されるプランを事前に作っておくものみたいなので、本当に正式サービスとして登場するかどうかは判りませんが、キャリアがようやく1GBプランを出そうというこれからの時代に、500MBまでとはいえ「0円」のパケットプランを提供してくるのは面白いところです。
MVNOの主流は3GBプランになってきてますが、それ以下のライトユーザーや逆の大容量プランでの価格競争が2016年は激化するのかもしれませんね。