Oukitelは中国・深センのスマホメーカーで、とにかく大きなバッテリーをスマホに積みこむことで定評があるシリーズが特徴的。
今回のK6000 Pro(Proが付かない低価格モデルもあります)はそのまま「6000mAh」のバッテリー、K10000という機種なら10000mAhという規格外の容量を持ったスマホとして話題となりました。
K10000も面白いのですが、機種のバランスとしては「K6000 Pro」の方が利便性が高そうなので、まずはK6000 Proからチェックします。
5.5インチサイズのディスプレイなので、分類はファブレットでしょう。流行の2.5Dガラスを使い、解像度もフルHDです。
K6000 Proではない「K6000」になるとフルHDではなくHDになるので気をつけてください。後ほど価格情報を書きますが、コスパは断然K6000 Proのほうが良いです。
CPUはMediaTek MT6753の1.3GHz オコタコア。Antutu Benchは3万台前半とのことなので最低限ではありますが、動画を見たりネット閲覧をするくらいなら十分でしょう。日本メーカーのスマホで例えるならCPUは2013年モデルのスマホレベルでしょうか。
RAMは3GB, ROM 32GB,電池容量が大きく、メタル素材フレームなので重量は214gとヘビー級。200グラムオーバーは6インチクラスの重量感ですね。厚みも9.9mmと薄型デザインとは言いがたいですが、そこは巨大バッテリーを積んだ弊害として諦めましょう。
6000mAhのバッテリーは急速充電(5V/2Aのアダプタ利用時)に対応し、動画再生で10時間・連続通話は46時間、音楽再生なら45時間持つとされています。
このスマホが面白いところはバッテリーの容量にプラスして、「防滴対応」であることです。
Waterproofではなく「Splash proof+Dust Proof」なので、ドボンと水に落としてしまうとヤバイかもしれませんが、ちょっと水が掛かるくらいなら大丈夫とされています。低価格でSIMフリーの防水スマホは非常に珍しいと思います。
背面には指紋認証もあり、メインカメラも1300万画素(Sony製IMX214 Exmor RS)とまずまずですね。言語設定には日本語もあり。
頑丈なスマホとしては「Blackview BV6000」という機種も紹介しましたが、あちらはタフなアウトドアスマホ、K6000 Proはもう少しシティ派向けといったところです。
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K6000 ProのLTE対応バンドはB1,3,7,8,20。microSIMのデュアルSIM、デュアルスタンバイ対応です。
☆「Oukitel K6000 Pro Specification」
現在海外の格安通販サイトでK6000 Proを探すと、価格相場は150ドル~180ドルくらいで、2万円以下という激安っぷり。
ディールスマシーンではセールで143ドル。
☆「DealsMachine K6000 Pro 」
シルバーが143ドル、他カラーが150ドルとなり、送料も無料なので配送オプションなどを付けなければ1万5千円くらいで買えるはずです。
Aliexpressでの最安値でも1万5~6千円くらいなので、Dealsmachineのセール品はかなり安いと言えるはずです。ちなみに国内アマゾンで買うと+1万円くらいみたいですね。
重量・サイズに関しては機種の特性上妥協が必要ですが、「1.5万円で5.5インチフルHDディスプレイ+6000mAhバッテリー+指紋認証+防滴、防塵」という特徴はレアで面白みがありそうです。価格が価格なので高級感・ハイスペックモデルというわけではないですが、電池が長持ちする機種が欲しい人にとってはコスパの良い機種でしょう。
Proの付かない低価格モデルはバッテリーは6000mAhで同じなのですが、ディスプレイ解像度がHD、RAM2GB, ROM16GB, CPUはAntutu2万台のMTK6735に落とされ、指紋認証もなくなり、価格が120ドル(1万2千円前後)なので、たった3千円の差と考えればK6000 Proを選んだほうが良いかなと思います。