【重要:2016年9月に、Galaxy Note7はバッテリーの不具合によるサムスン電子によってリコール対象となりました。問題解決前に製造された製品の利用は非常に危険ですので、販売再開まで購入を見合わせることを推奨します】
日本ではNoteシリーズはGalaxy Note Edge(SCL24, SC-01G),Galaxy Note3(SC-01F), Galaxy Note2 SC-02E, Galaxy Note SC-05Dとして発売されてきましたが、最近は「S edge」シリーズとしてS6 edge, S7 edgeが代わりに投入されたことで、海外で発売されているNote4,5の取扱はありませんでした。
夏モデルとして発売中のGalaxy S7 edgeが5.5インチ→ Note7が5.7インチなので「ファブレット」としても大きな違いがあるようには個人的には思わないのですけれど、新色として「Blue Coral」という青色が追加された点でも注目されているみたいですね。
他のゴールドプラチナム・シルバーチタニウム・オニキスブラックはGalaxy S7 edgeの時にもあったカラーリングです(日本では金・銀は未発売)
例えば事前販売段階でトップセラーになっている出品もブルーだけありません。
☆「eBay Samsung Galaxy Note 7 SM-N930FD Duos」/ 89,796円
下の出品はイギリスからで、900ポンド=12万円弱でブルーが売れています。
☆「eBay Samsung Galaxy Note 7 64GB Coral Blue Factory Unlocked」/ 117,453円
そういえば日本でGalaxy S7 edgeが発売された直後にも、ドコモ版が少し高騰していましたね(過去記事:品薄の影響?Galaxy S7 edge SC-02Hの白ロムが高値で取引される)。事前予約しておけばGear VRが貰えたので、タイミング次第では普通の機種変更でも美味しかったはずです。
まぁ、とはいえ現時点ではNote7はそこまで高騰しているわけではないですね。安い出品を探せば他の色よりも5%くらい相場が高いだけで、eBayではまだ9万円半ばくらいでブルーも購入できそうです。
☆「eBay Samsung Galaxy Note 7 SM-N930F (FACTORY UNLOCKED) 5.7" - Blue Coral」
こちらはカーチャージャーと64GBのSDカード付きで、送料まで入れて9万6千円ほど。他の出品者だと10万円超に設定しているセラーも見られるので、このあたりがたぶん最安値です。
ついでにGalaxy Note 7のモデルについて前回にも少し触れたのですが、もう少し追記しておきましょう。
上で紹介したリンクのモデルはいずれもグローバル向けの「SM-N930F」がベースになっており、「FD」の「D」が付くとDual SIMモデルになります。このネーミングはGalaxy S7 edgeのときも同じでした(参照:スナドラ820版より性能が高い?Exynos 8890搭載Galaxy S7 edgeが買えるショップ)。
「N930」までは共通のようです。G=インド、V=ベライゾン(米)、A=AT&T(米)、P=Sprint(米)、T=T-Mobile(米)、R4・W8(米)、S=韓国となっているはずです。韓国版のSM-N930SはeBayにもすでに出品が多数見られます。
韓国版のLTEはB1 2 3 4 5 7 8 12 17 20 25 26 41、グローバル版だともっと多いようです。
LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 29(700), 30(2300), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500) - GSM Arenaまた、現時点で予約販売されているモデルはRAM 4GBの通常版ですが、上位機種としてRAM6GB/ROM 128GBのモデルもあるそうですね。そちらの型番が別になるのかどうか、まだちょっと良くわかりませんでした(RAM6GBのpre-orderを受けているセラーはまだeBayにはありません)。
「F」または「FD」のグローバル版を買えばCPUはExynos8890を搭載していると思いますが、その他の国ではSnapdragon820のバージョンもあります。
Galaxy Note7を海外から輸入する場合は価格だけでなく、色と型番に良く気をつけて仕入れたほうが良さそうです。
海外では6インチオーバーのファブレットも少なくはないのですが、Galaxy Note7は防水対応なところがユニークなので日本でもそこそこ需要はありそうに思えます。