☆「Geekbuying LeTV LeEco Le Pro 3 Presale」
予約時点の価格は356.16ドルと390.59ドル。日本円にして3万6千円と4万円弱ということになります。現地価格よりはずいぶん高いみたいですが、それでもこのスペックを持った機種でこの値段は格安です。
ニュースリリースでは9月下旬から発売開始となっていたように思いますけれど、いくつかの海外通販をチェックしたところ出荷は10月以降のようです。
旧シリーズのLe2 Pro X620が今は2万円台前半で買えることを考えるとやっぱりちょっと高くなりましたが、X620に比べて各段にスペックが上がっているのである程度のコストアップは仕方が無いと言えるでしょう。
X620→ X720への主な変更点、スペックを挙げてみましょう。
・5.5インチ フルHD (変更なし)
・メインカメラ21Mピクセル → 16Mピクセルへ減少 (ともにソニー製のカメラユニット)
・CPU MediaTek Helio X20 (MT6797), X25 → Snapragon 821 2.4GHz 4コア
・電池容量 3100mAh → 4070mAh
・本体重量 153グラム → 175グラム
・本体サイズ 74.2 mm × 151.1 mm × 7.5 mm →73.9 mm × 151.4 mm × 7.5 mm
・フラットなガラス→2.5Dの曲面ガラススクリーン
LTE band 1(2100), 3(1800), 7(2600), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)-GSM Arena主なLe Pro3のスペックはこんなところですが、本体のデザインも含めて結構変化がありますね~。Le Pro2もAntutuで9万弱(X25搭載モデルなら10万くらい)の高性能モデルといって問題ない程度の処理性能でしたけれど、Le Pro3はSnapdragon821搭載なので2016年夏・冬モデルの最高性能クラスのCPUです。
スナドラ821の発熱や電池消耗についてはまだ同チップ搭載機種が国内では出ていないのでちょっと不安なところもありますが、3万円台のスマホでスナドラ821を搭載することは国内スマホでは不可能でしょう。Le Pro3と処理性能で勝てる機種は現存機種ではiPhone7,7 Plusくらいかもしれません(LeEcoのチューニングがどの程度されているのかベンチスコアだけでは分かりませんけど)。
前作と画面サイズ・本体サイズはほとんど変わっていないのに対し、バッテリー容量と本体重量が大きくアップしました。5.5インチモデルで4000mAh超というのは珍しいです。
カメラやホームボタンなどは全然違うのですが、正面から見た画像のコーナーの様子はiPhoneのプラスシリーズに良く似ています。
国内キャリア端末でバッテリー最大を謳う夏モデルのGalaxy S7 edgeでさえ3600mAhでした。ディスプレイ解像度が2KではなくフルHDに抑えられていますので、実利用可能時間が長そうなのがポイントですね~。その分本体は重くなっていますが、本体の厚み・大きさを変えずに詰め込んできたのが面白いです。
Le Pro2のスペックも悪くはないですが、バッテリーの持ちに関してはPro3の方が圧倒的に良さそうです。Pro2は欠点とも言えた電池容量の少なさを、新機種で一気にアップグレードしてきたのがLe Pro3となります。
スペックが大きくアップしたため価格面ではPro2よりも上がりそうですが、Snapdragon821搭載機種でこれよりも安い機種はまず出ないのではないかと思えるほどの超絶コスパハイエンドスマホになるのは間違い無さそう。
日本の技適は100%取得しないと思いますが、海外旅行用に電池の持ちが良い機種が欲しい方には向いていそうですね。