最近3大キャリアでは「ウルトラ」やら「ギガ」といったファミリー向けの大容量プランの提供を開始しており、これまでの「1人用大容量プラン」としてはMVNOの大容量コースが割安感があったところに対抗させて来ました。
今は120を超えるデータを登録してあるのですが、1GBあたりの価格は楽天モバイルの30GBプランが182円/GBでトップに。トップ5は楽天とイオンの大容量プランの独壇場となっています。
☆「MVNO最安値比較-1GBあたりの単価編」
*元のページではMVNO名やプラン名でフィルター掛けをして検索も出来ますので、例えば「3GB」と入力すれば3GBプランだけでの比較も可能です
単価が安いのはやはり絶対的な金額は高い大容量プランになってしまうものの、格安SIMの通信速度はともかく30GBもあれば「スマホ+固定回線」替わりに使えるレベルの容量ですね~。
これまでにも格安SIMでは使い放題のプランもありましたけれど、いずれも速度の低速化が激しく使い物にならないサービスばかりという印象があります。楽天やイオンがここまで大容量プランを安くすると、似たような現象が起きないか少し不安なところですけれども・・・
音声プランを選ぶと最低利用期間が生じてしまうので微妙ですが、データプランならばいつ解約してもOKです。もし速度低下が激しい場合や、期待した速度が出なかった場合にもダメージが少なく試せるというのはありでしょう。
大容量プランの契約用途として例えば引越し予定のある月に、固定回線の開通工事に数週間も掛かりそうなケースなどにおいて、MVNOの大容量プランで代用するというのは便利そうです。3-4月の引っ越しシーズンだと普通に一ヶ月待ちとかありますからね・・・
固定回線代替だとWiMAXという手もありますが、あれはあまり短期契約には向きません。キャッシュバックの早い代理店を通じてCBを貰ってから違約金を払って帳尻を合わせることも出来なくはないですけど。あとは以前人柱をやってレポートした「SoftBank Air」くらいです(こちらも2年契約ですが、端末はレンタル・キャンペーンでTポイント還元により実質の違約金を取り戻せるくらいの特典があることがあります)。
MNOの大容量プランに比べたら速度・安定性は数段の落ちる楽天モバイル・イオンモバイルの回線だとは思いますが、混雑時間帯を外して使うことがほとんどだという人には割安で容量を気にせず使える面白いプランではあります。