ウェブ予約からの事前購入手続きは本日12月7日から始まっています。
☆「docomo MONO MO-01J」
本体の基本価格は税込み32,400円となっており、全体的に控えめな性能・機能を考えれば妥当なところですけれど、MO-01Jでは月々サポートではなく端末購入サポートによる一括値引のみでの販売開始というところが新しいです。
正式な発表前から「一括650円くらい」という話がすぐに出ており、ショップに問い合わせがたくさんあったなんていう話も見かけていました。
購入サポートは月々サポートの前借り的なシステムであり、短期間に解約・プラン変更を行うと割引解除料(MO-01Jの場合は15,876円)が発生するということで、別段MO-01Jの価格設定が飛び抜けて他機種より安いというわけではないことは誰もが気づいているはずですが、それでもこういう売り方をすること自体が珍しい感じがしますね。指定プラン・定期契約への加入は必須となりますが、これらを適用しないひとは滅多に居ないでしょうし(短期間のみ利用するつもりで定価のまま3万円で買うというのも・・・あり得なくはないのでしょうか)。
縛りのことを考えなければ本体の割賦払い・月々サポートによる割引が無くなった分だけ料金体系がシンプルになり、一般の方には判り易い販売方式になったと言えるでしょう。
携帯料金システムに詳しい人ならば別に割賦だろうが月額割引が何種類重ね掛けされていようが正しく料金の内訳を把握して「どこにいくら払ってスマホを使っているのか」ということを理解していると思いますけど、世の中には「2年経つとよくわからないけど携帯料金が高くなる」くらいにしか契約内容を解っていない人も少なからずいるはず。そういう人にとっては端末購入サポートはわかり易いといえばわかり易いのでしょう。
同様のシステムはauでは「MNPau端末購入サポート」・ソフトバンクでは「一括購入割引」という名前で展開されています。しかし、今回のMONOのように初めから新規・機種変・MNPすべてで適用し、月額タイプの割引購入手法を排除しているというのはやっぱり珍しいかと。
MONOは国内向けに防水機能がついていること以外は本当にシンプルな見た目・機能に絞られており、一括648円だからコスパが良いというわけではないはずです。それでもMONOが大衆受けが良いのであれば、今後低価格路線のスマホには月サポシステムではく一括値引が前提の価格設定が採用されてくる可能性はありそうですね。
今後どうせ一括0円やキャッシュバック○○万円!というのを表に出せなくなるのなら、「表に出せるギリギリの価格」を攻めるという販売戦略?ということでしょうか。店頭での販売は「店舗が独自に割引した」といってまだ誤魔化しが効いているようですが、それもドコまで続くか怪しいでしょうし。
MONOには価格以外に魅力が無いとは言いませんけれど、こういう機種が一般的にどのくらい需要があるのか興味がありますね~。ワンセグもおサイフケータイも指紋認証もないものの、シンプルを極めたデザインが逆に好みという人にも受けそうですし。
端末不要の場合、
縛り期間が短い分ドナ次第では月サポ目当てで機種変するより、購入サポで二回機種変する方がお得かもと考えている今日この頃ですが。
最近は購入サポ入りiPhoneの価格下落も激しいのでそういうのもありかもしれませんね~。FOMAからではなくXi回線からの機変でも同額という意味ではMONOは貴重かもですね。
ドコモにとってはハイスペック機をゴリ推しで売るよりもMONOみたいな機種を継続して使い続けてもらうほうが勝負しやすいのかもしれませんね。これは既存シェアが高いドコモだから出来る「守りの戦術」という感じで、規制を逆手に取って上手いことやってるなと私も思います(笑)
そうなると厳しいのはauとSBでしょうけれど、勝負するにはやっぱり高額機種のキャッシュバックをやるしかなく・・・と一巡してまたハイスペック機が安く買える状態に戻れば良いな~と空想していますw
オンラインショップにてXperiaAが5400円(驚くことに購入サポ縛り有り)で販売されたそうで。こちらも一般ユーザーの機変ニーズに合うものなんでしょうね、きっと。しかし、古い機種の在庫が良くあったな…。まさか、下取りで集めた機種をリファービッシュ品として…?
中古品をウェブで売るとことは流石にしないと思いますが、本当にどこから在庫を持ってきたのか不思議なラインナップを追加してきましたね(´∀`;) スマホに性能を求めない人ならもしかしたら買っちゃうかもですが、SO-04EやSH-06Eを買うくらいなら普通はMONOに行きますよね~