HTCのスマホはauから出るのが恒例となっていましたのでそちらが先かと思いきや、今年のソフトバンクはXperia XZsもAQUOS Rも、そしてこのHTC U11も先手を取っています。
ソフトバンクからの発売は6月下旬以降と案内されていますが、アメリカでは6月9日から発売されるはずです。
日本版の値段はまだ未定だと思われますが、アメリカでの公式価格は649ドルなので、Xperia XZsと同じくらいと考えればソフトバンク版ではMNPなら一括1万円くらいの低価格で買えるかもしれません。
☆「ソフトバンク スマートフォン一覧」
ソフトバンク向けに特別に仕様変更があるような感じでは無さそうですね。CPUはMSM8998 Snapdragon 835, RAM 4GB, ROM 64GB、IPX7/IP6Xの防水防塵、下りの最大通信速度は350Mbpsまで対応となっています。カラーラインナップはアメイジング シルバー、ブリリアント ブラック、アイス ホワイトの3種。
ソフトバンクからのHTCスマートフォンが久しぶり、というだけなら特に注目するほどでもないのですが、この機種のLTE対応周波数帯(バンド)の対応数が非常に大きくなっているところがマニア心をくすぐりそうです。
4G LTE FDD: Bands B1/B2/B3/B4/B5/B8/B11/B12/B13 B17/B19/B21/B26/B28 TDD: Bands B38/B41 with 2CA, 3CA, 4CA Carrier Aggregation -HTC 日本よく見ると、B8がソフトバンク版にはないのです。ということはHTCのHPに記載されているバンドのモデルは、ソフトバンク向けモデルとは更に違うのでしょうか。それが何を示唆するのか・・・
au版のHTC U11 HTV33?がどんな価格・バンドの仕様で出してくるのかも気になるところです。
バンドの問題は非常に複雑なので当て推量だけで適当なことを書くのは危険な気がするのでやめておきますが、HTC U11はドコモからは発売されませんので、どうしてもドコモ系回線で使いたいという人はソフトバンクやauで購入し、180日後にSIMフリー化してみるのも良いでしょう。ドコモがSIMロック解除の日数を緩和したことですし、もっと早く解除できる日が来る可能性もあり、希望が持てます。
HTCのスマホといえばこれまですぐにauで投げ売りをされて白ロムの価値が大暴落することが多かったのですけれど、U11は需要が高いかも(笑)。
Xperia XZsは今日発売となりますが、新しくなったカメラ・増量したRAMなどは魅力でもあるものの、せっかく買い替えるのなら最新機種が良いという人はHTC U11の発売を待つのも良いかもしれません。
どうやらソフトバンク版とau版は同じ周波数対応で出てきそうな感じになってきました。
それでも、これだけ対応周波数の多いキャリア版が出てきたことは大歓迎です。
PDFのテーブルをよく見たら「国内」「海外」の区分でちゃんとB8もありますね(´∀`;) 逆に国内の方にはB18/26/19/21も○がついていないのは、やっぱり国内での全てには対応していない(保証しない)ということなのでしょうか。実際にロック解除できる日が来ないとわからなさそうですが、国内の特定キャリアだけでしか使えないように仕様変更をしてSIMロック解除を事実上で無効化するようなことにはならなさそうで良い流れですね~