現在はauとソフトバンクが取り扱っているシャープの小型スマホ AQUOS R CompactのSIMフリーモデルが2018年1月下旬頃よりMVNO各社から発売されるとのニュースリリースが昨日出て話題になっていますね。
過去にもシャープは同じく「AQUOS SH-M0x」として各種のキャリアで販売したモデルの兄弟機種をSIMフリーとして市場に投入しており、楽天モバイルの「三木谷割」では、よくAQUOS端末もセールになってきました。
☆「 [実機レビュー]AQUOS sense(SHV40,SH-01K,SH-M05) スペックアップで使いやすさ重視の格安スマホに進化」
AQUOS senseは本体価格3万円にしては非常によく出来ています。しかし、ハイエンドモデルに慣れきったユーザーが使うと、すぐに飽きると思います(笑)
一方、今回の AQUOS R Compact SH-M05はCPUにSnapdragon 660・RAM 3GB/ROM 32GBとかなりの高性能なスペックのままSIMフリー化してくれました。
AQUOS R Compactは私は持っていないので店頭で少し触ったことがある程度ですが、同じCPUを搭載しているモデルとしてはZenFone4(ZE554KL)やドコモのarrows NX F-01Kがあります。F-01KはAntutuベンチだと11万点くらい出ており、Snapdragon820クラスの動きを期待してもいいはずです(システムの調整次第で、実際にどの程度動作が快適かは使い込まないとわからないですが)。
対応バンドは以下の通り。
LTE : Band1(2.0GHz)、Band3(1.7GHz)、Band8(900MHz)、Band19(800MHz)、Band26(800MHz)、Band41(2.5GHz)、Band42(3.5GHz)B26が入っていますので、おそらくau系のネットワークの利用も想定している・・・と思います。
3G : Band1(2.0GHz)、Band6(800MHz)、Band8(900MHz)、Band19(800MHz)
GSM : 850/900/1800/1900MHz-AQUOS R Compact SH-M05 スペックより
ちなみに、AQUOS sense liteのバンド対応は以下のようになっていました。
LTE:Band1(2.0GHz)、Band3(1.7GHz)、Band5(850MHz)、Band8(900MHz)、Band17(700MHz)、Band19(800MHz)、Band26(800MHz)、 Band41(2.5GHz)SIMフリースマートフォンとして、「4インチサイズのコンパクト感」+「ワンセグ/おサイフケータイ対応」+「防水/防塵対応」+「Antutuベンチなら10万点超のスコア」、これだけの条件を満たした最新機種は他にないかもしれませんね(キャリア版のスマホをロック解除したもの以外では)。ワンセグを無視すればiPhone 7がライバルでもおかしくないレベルです。
3G:Band1(2.0GHz)、Band5(850MHz)、Band6(800MHz)、Band8(900MHz)、Band19(800MHz)
あとは気になるのは価格くらい。auとソフトバンクでは7~8万円の定価になっているので、SIMフリーモデルとしてもそこまで破格では出せないかもしれません。
【追記】単品価格がヤフーショッピングのジョーシンストア内で出てました。税込みで76,550円(1/12時点)。
しかし、最近の傾向ではMVNO各社も発売直後から大幅な回線セット値引き合戦を繰り広げることもありますので、すぐに2~3万円くらいは安く買えるようになるのではないでしょうか。
ちなみに、ヤフオクでは1月11日にau版SHV41(SIMロック未解除・赤ロム保証あり)が美品状態で39kで落札されているようです。カラーはピンクだったのでちょっと目立ちますが、この性能で4万円なら安いです。
SH-M06がすぐに単品で4~5万円で買えるようになるのはちょっと厳しそうですけれども、Xperia XZ1 Compact SO-02KのSIMロック解除済み白ロムが8万円前後・発売直後には9万円超えをしていたことを思えば、AQUOS R Compact SH-M06もそれなりの価格でも売れるかもしれませんね。