ソフトバンク・ワイモバイルのスマートフォンとネット回線を一緒に使うと適用できる割引「おうち割 光セット」の対象となる回線工事不要なワイヤレス固定回線・ソフトバンクエアーのキャッシュバックキャンペーンが再開されています。
ソフトバンクエアーの通常料金はぶっちゃけ一般的な集合住宅向け光回線やWiMAXサービスに比べても割高(月額4880円~)なのですが、ソフトバンク・ワイモバイルのスマホ回線を複数持っている場合は回線数に応じてスマホ側の料金値引きが大きくなっていきますので、最近ソフトバンクのiPhoneやスマホを新規・追加契約したのなら、トータルでネット料金を安く出来る可能性があります。
ソフトバンクの準公式とも言えるヤフー!BBのキャンペーンを経由してSB Airに新規加入すると、20,000円のキャッシュバックを受け取る事ができます。このキャンペーンは3月の年度末にもやっていましたが、先月は特典無しだったはず。夏モデルの発売に合わせて5月18日から再開したようですね。
ソフトバンク回線とのセット割引を使う場合、Softbank Air側の契約に関してはオプションは一切必要ありません。基本プラン自体がおうち割光セットの適用条件になっています。
ソフトバンクエアーのキャッシュバック条件としては以下のようなものがあります。
・本特典実施期間中に、ソフトバンクエアーに加入(終了日は未定)
・申込月を含む3カ月末までに開通し、利用継続していること
・エアーターミナルを割賦契約すること(レンタルは対象外)
エアーターミナル(受信機)の価格は1,620円×36ヶ月の分割となり、契約中は同金額の月月割が適用されて3年で負担0円になります。
また、現在は「はじめようSoftBank Air割」として、月額1,080円(光セット割適用時は580円)×24ヶ月の値引きが併用できます。
SB Airの基本料金は月額4,880円(税別)と、戸建て向けの光回線並の高さですが、キャッシュバックとはじめようSB Air割を考慮すると、月額2,967円(2年分)という実質維持費になります。
エアーターミナルの月月割を全額受けるためには3年間の利用が必要であり、契約自体は2年更新なので、解約のタイミングに注意してください。
ここで、ソフトバンクのスマ放題プラン/ホワイトプランによる値引きを見てみると、
【スマ放題/スマ放題ライト】
・データ5~50GB:1,000円引き×永年
・データ1GB/2GB:500円引き×永年
【ホワイトプラン系】
・パケットし放題フラット(for 4G/for 4G LTE/ スマートフォン):1,000円×永年
となっており、これは1回線あたりの値引きとなっています。SB Air1回線に対して、最大10回線まで紐付ける事が可能です(ワイモバイルの回線も同時に別途紐付ける事ができます)。
ホワイトプランの場合はフラットではない「パケットし放題(月額2000円~)」に加入・変更するとネットセット割引は終わってしまいますので、一般的にはスマ放題系の5GB~50GBプランをメイン回線として利用するのなら、アリでしょう。
先程のソフトバンクエアーの割引計算イメージでは、セット割を考慮せずに
・月額4,880円 - はじめようSB Air割 1,080円 ー CB特典 833円=実質2967円
と計算していましたが、おうち割(1080円の場合)を使う場合には回線数に応じて、
1回線適用:4880円-580円-833円-1000円=2,467円
2回線適用:4880円-580円-833円-1000円×2=1,467円
3回線適用:4880円-580円-833円-1000円×3=467円
このように、どんどんトータルでのネット回線負担は減っていきます(もちろんそのぶんモバイル回線側の基本料金負担は高くなりますけれども)。
おとくケータイなどでスマホデビュー割を使った1GBプランを持っている場合も1回線あたり500円の値引きを使うことが出来ます。
もしワイモバイルの回線も持っているのなら、それぞれおうち割が適用されます。例えば「SB 5GBプラン+YM スマホプランS+YM スマホプランM」の3本併用で
基本料金4880円-はじめてSB割580円-CB 833円-SBセット1000円-YMセット(Sプラン)500-YMセット(Mプラン)700=1,267円
といった感じになります。
現在ソフトバンク・ワイモバイルとセットにならないネット回線を使っていて更新月でない場合にも、ネット移行に掛かる負担(工事費・違約金など)は最大10万円まで全額キャッシュバックにより負担が相殺されますので、他社回線とおうち割が使える回線のどちらが良いかは、維持費だけを考慮して比較すれば問題ありません。
セット割引が適用できる回線が1本だけの場合には効果は薄く、外にも持ち歩けるWiMAX2+のギガ放題プランでも契約したほうが賢いと思いますけれど、2本・3本、それ以上のSB/ワイモバのスマホセット割引を効かせられるのなら、固定回線を変更検討する余地が出てくるでしょう。
iPhone 6s PlusやU11をヤフー携帯で購入し、低価格維持のために「ホワイトプラン+パケットし放題」で維持する予定の人にはセット割引は関係ありませんが、セット割引を使わなくても「はじめよう SoftBank Air割」とキャッシュバックは適用出来ますので、SBスマホの維持費はともかく、自宅で通常光回線の工事が出来ない・戸建用の高い回線しか契約できない場合には、キャッシュバックキャンペーン期間中に申し込みをオススメします。
キャンペーンの終了時期は未定となっていますが、2018年4月1日~5月17日までは、このキャンペーンはやっていなかったはずです。ヤフーが実施しているSB Airの空白期間があるので、申し込みのタイミングは結構重要です(私も過去に何のキャンペーンもやっていない時にソフトバンクエアーを人柱契約してしまったことがあります...)。
なお、同じくSoftBank光でも20,000円のキャッシュバックキャンペーンはやっていますので、普通のフレッツ回線が使える物件なら、あえてSB Airを契約しなくても良いかと思います。