予想していたよりもずっと快適な状態に戻りました。
2018年7月2日よりサービスを開始したばかりの、格安SIMサービス LINEモバイルのソフトバンク回線にて、7月中旬頃に発生していた通信速度の悪化が、劇的に改善されました。
LINEモバイルのSB回線では、サービス開始直後の時点では非常に安定したネット通信が出来ていました。一般的な格安スマホサービスではウェブサイトや動画が途切れるくらい遅くなることもある平日×都心×12時台という条件で、常時20Mbps以上出ていました。
(上記画像は7月6日測定分)
LINEモバイルではソフトバンク回線の提供を開始したことを受けて、新規契約・ドコモ回線からの移行キャンペーンを出しており、非常にお得に契約が出来るチャンスがあるため、申込が殺到→利用者の急増によって回線の混雑が7月18日午前中まで発生していたことを、LINEモバイルの公式SNSアカウントが告知していました。
しかし、先週18日のうちに回線設備の増強が行われ、7月20日時点において、サービス開始直後よりもなお快適なネット通信が出来るようになっています。
上記は実際にLINEモバイルのソフトバンク回線用SIMをiPhone 7に装着して、朝・お昼の混雑時間帯に測定した結果を平均化したものです。見事なまでのV字回復を果たしました。
18日に行われた回線増強の前後で、10倍以上のスピードアップが行われました。恣意的に速度の出る時間帯でスピードテストをしているのではなく、むしろ一番混雑する時間を狙って測定しても、この速度が出ましたので、相当な金額を投資していそうです。
20日時点では私の測定環境において常時40~50Mbps程度出ていますので、ワイモバイル・UQモバイルとも張り合える快適さでした。
ダウンロードスピードの感覚は、1~3MbpsくらいならYoutubeの低画質ならスムーズに見られる、5~10Mbpsなら高画質モードでも快適、25Mbps以上あれば大画面パソコン向けの超高画質動画も安定して見られるレベルとされています。
例えば、ネットフリックスの速度目安は以下の通りとされています。
0.5Mbps - ブロードバンド接続に必要な最低接続速度
1.5Mbps - ブロードバンド接続に推奨される接続速度
3.0Mbps - SD画質に推奨される接続速度
5.0Mbps - HD画質に推奨される接続速度
現在のLINEモバイルの速度ではあらゆるサイトが快適に閲覧できるレベルだと言えます。
他社MVNOでもしばしば回線増強を行いました、というアナウンスを出すサービスもあるのですが、LINEモバイルの場合は半端じゃないくらい帯域を一気に増やしたみたいですね。今はまだ利用者の絶対数は少ないでしょうし、増強の効果は劇的です。
今LINEモバイルのソフトバンク回線を契約すれば、しばらくは爆速を体験出来そうです。7月上旬~中旬にはサービス開始直後ということで申し込みが殺到していたはずですが、それも少しは収まったでしょう。どうせまたしばらくしたら遅くなってくるのだとは思いますが(苦笑)、一時的にでもここまで安定したモバイル回線が月額500円から利用できるのは魅力的です。
LINEモバイルのソフトバンク回線を契約すると、7月・8月分はデータ容量が2倍になるキャンペーンもやっていますので、7月中に利用開始日を迎えられるように申し込みをすることをオススメします。