先日iPhone SEのアップル取り扱い終了発表後、128GBモデルの白ロムが異様な高値で売買される事例が増えていた現象がiPadでも起こらないかな・・・なんて思いつつ、久しぶりiPad miniの情報を調べてみました。
iPhone SEの発売は2016年3月でしたけれど、iPad mini4はさらに前の2015年9月モデルでした。世代的にはiPhone 6s/iPhone 6s Plusと同じです。
iPad mini4は過去に16GB,32GB,64GBなどもありました。現在は128GBモデルのみがアップルおよび携帯キャリアから継続して販売されている状態です。
現在も供給が続いている機種なのでもちろんプレミアム価格化するようなことはありませんけれど、iPad mini4の価格相場を見てみると、3年前の端末としては信じられないような高値で今も売買されているようです。
新品+128GB+SIMフリーに絞ると流通数もそこまで多くないので「相場」として見るには難しいところですけれど、2018年9~10月時点においても6万円近くでの落札実績が見られます。
アップルでのSIMフリーモデル価格が税別60,800円、税込65,664円とされていますので、ヤフオクのほうが安い相場ではありますが・・・3年前のタブレットに6万円です。
iPadシリーズとしては2015年9月以降にProシリーズ、9.7インチサイズシリーズなどは後継機がいくつか出ていますが、7.9インチのminiシリーズは一台も出ていません。
現在はiPhoneがどんどん巨大化した影響もあるのでiPad miniシリーズを出してもサイズ感的に中途半端なポジションになってしまうのでしょうけれど、iPhone SEのサイズ感にあれほどまで固執するユーザーも一定数居ることを考えると、iPad mini4の大容量ストレージである128GBモデルが高値を維持し続けるのも、ある程度納得出来ますね。
噂では10月末~11月頃に新しいiPad Proシリーズが発表されるのではないかという話もありますが、もしかしたらそこでiPhone X・SE・6s/6s Plusがアップルストアから消えたように、直接の後継機が出なくてもmini4の販売が終わることもありえるのかもしれません。そうなれば「miniのサイズ感が良かったのに・・・」という需要が再興しないかな、なんて。
現在キャリアのiPad mini4の販売状況を見ると、例えばドコモなら2017年春に一度値下げされており、実質6,480円になっています。
本体価格は76,464円に対して月サポが新規・機種変ともに−2,916円ついて、実質6,480円になっています。
auではもう少し安いですね。
au版の本体価格は65,880円、毎月割が-2,515円ついて、実質5,520円となります。
そしてソフトバンク。
SBでは3キャリアで最も安く、128GBモデルも機種変実質0円です。
最近ではスマートフォンの販売価格は上昇気味ですが、iPadやタブレットに関しては従来どおり端末の販売価格よりも維持費で利益を出すシステムが3キャリアとも継続しているので、iPad mini4の実質価格はかなり安く感じます。
Android機種で販売が3年続く機種なんてまずありません。このあたりはさすがはApple, iOSというべきところなのでしょう。
3年前のドコモタブレットだとdtab d-01H(2015年12月発売)ですね。今使っていてもダメとは言わないですけれども、Kirin 930 ・RAM 2GB ROM 16GBといったスペックで、OSもAndroid 6.0へすら更新できずに終わっているはずです。
今d-01Hの新品在庫があってもせいぜい1~1.5万円程度でしょう。
iPad mini4の発売から3年以上が経過していますし、当時iPad mini4を購入した回線の月額割引や端末購入サポートがすでに切れているケースもありえるはず。公式価格では新規と機種変更に価格差がないので、データ回線を使い続けるのならもう一度iPad mini4に機種変更するという手もあるかもしれませんね(笑)