良い滑り出しのようです。
2018年冬モデルとして発表されていたGalaxy Feel2 SC-02Lが11月9日に発売され、早速個人売買サイトに白ロムが出回り始めました。
Galaxy Feel2は初代Feel SC-04Jの後継機でありますが、スペックやデザインを大幅に変更しています。新機種は最新の流行である縦長・大画面モデルになったため、他機種との差別化がやや弱くなったとも言えるためどのような人気になるのかな?と少しだけ危惧していた部分もあったのですが、出だしは好調です。
発売日である11月9日分のヤフオク落札履歴を見ると、わずかに定価を上回る取引もあったようです。次の取引は2日後になり価格は急落しはじめますが、金に糸目を付けず発売日に入手したいというユーザーはどの機種でもいらっしゃるようで。
Galaxy Feel2 SC-02Lの定価はdocomo withスマートフォンの中では高めですが、iPhone 6s 32GBよりは安く設定されました。
Galaxy Feel2には通常の月々サポートは適用されませんけれど、代わりにdocomo with割引(1500円)が適用されますので、月々サポートと同様に24ヶ月適用した場合の割引適用価格に直すと、実質3,240円に相当します。
2018年に9月に登場したdocomo with用iPhone 6s 32GBの場合は 42,768円 → 実質3,888円でした。
iPhoneはよく「リセールバリューが高い」と言われるものの、さすがに発売から3年を超えている+with化の影響もあって、新品・SIMフリー状態であっても白ロム価格はずいぶん安くなってしまいました。
いい買い物の日効果なのか、11月11日の落札価格はちょっと高めですけれど、今のiPhone 6s 32GBモデルの相場は32-34k前後です。
公式価格で比べる限りはGalaxy Feel2 SC-02LのほうがiPhone 6s 32GBより安い負担で白ロムは高く売れる状況、ということですね。
直近の落札ではまだ4万円を超えています。
白ロムのフリマサイト「
ムスビー」では、SIMロック未解除(赤ロム保証あり)だと3万円台に。
遠からずこの白ロム価格相場は逆転すると思いますけれど、SC-02Lの価格が3万円台前半になるにはもう少し時間が掛かるでしょう。
個人的な意見としては、Galaxy Feel2はよく出来た機種だとは思いますが、白ロムに4万円以上を出すならばGalaxy S8を買ったほうが・・・と思わなくもありません(´∀`;) S8はもう販売が終了しているので新品在庫は少なめですが、先月の時点で5万円くらいで売買されていましたので。
比較として、2018年夏モデルとして発売されたLG Style L-03Kは定価40,176円で販売されていましたが、2018年11月時点の白ロム相場は25kくらいまで下がっちゃいました。同じレベルで下がるとすると来年2-3月頃にはSC-02Lも2万円台に突入してる可能性もありますけれど、Galaxy Feel2はドコモ専売でしたので発売直後の白ロム需要はそれなりに強かった、という感じでした。
docomo with機種は発売直後を狙うか量販店等で機種変特価を狙うかのどちらかになるため、タイミングがすべてです。
SC-02Lを白ロムで買いたい人はあと2-3ヶ月待てば、きっと破格で買えるはずです。
2年毎にどんどん機種変更をするのなら月サポが1620円(消費税8%として)より高い機種はいくらでもあるので(機種変最大は「
M Z-01K」の月サポ3618円)、with機種を選ぶ必要もありませんが、やはり「購入時の価格が安い」・「同じ機種を長く使いたい(あるいは今後SIMフリー機種・白ロムで使う)」人にdocomo with回線は需要があります。
初代Galaxy Feelも発売直後に白ロムは高値で売買されていたため、今回の値動きは想定の範囲内でした。他社でも取り扱うAQUOS sense2より狙い目だったことは確かでしょう。
ドコモの次の新発売機種はカードケータイ KY-01Lですね(11月下旬予定)。これもどんな値動きをするのか楽しみです。