ふるさと納税

話題の「ふるさと納税でiPadが貰える」自治体にも格差 最もお得な自治体は?

一時期ふるさと納税の返礼品から消えていた時期もあった、iPadシリーズの取扱がまた増えています。

師走に入っていよいよ2018年の終わりが実感できる時期になってきましたけれど、ふるさと納税界隈はこれからの時期は利用者が激増する時期だそうですね。

私はもう家族分も含めて早いうちに限度額まで寄付して終えたのでゆったりと話題を見ているところですが、また「ふるさと納税でiPad」が盛り上がっているとか。
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私の記憶では、かつて静岡県の某自治体がiPadシリーズを扱っていて問題となり、総務省から警告があったのか自粛となり、今は取り扱っていません。しかし、今でも複数の自治体がiPadを扱い続けており、それどころか対象製品は増えています。

先月11月に発売されたばかりの第二世代iPad Proもあります。

ただ、選ぶ自治体によって同じ寄付額でも貰えるiPad返礼品に差があるため、よ~く返礼品の内容を選ぶことをオススメします。

12月3日時点で貰えるiPadシリーズと、寄付額は以下のとおりです。

・11インチ iPad Pro 64GB Wi-Fi+Cellular/34万円
・11インチ iPad Pro 256GB Wi-Fi/34万円
・11インチ iPad Pro 64GB Wi-Fi/29万円
・10.5インチ iPad Pro 256GB Wi-Fi/26万円
・9.7インチ iPad 128GB Wi-Fi / 19万円(佐賀県上峰町)
・9.7インチ iPad 128GB Wi-Fi / 15万円(福岡県行橋市/佐賀県みやき町)
・9.7インチ iPad 128GB Wi-Fi / 14万円(福岡県直方市)
・9.7インチ iPad 32GB Wi-Fi / 15万円(佐賀県上峰町)
・9.7インチ iPad 32GB Wi-Fi / 12万円(福岡県行橋市/佐賀県みやき町)
・9.7インチ iPad 32GB Wi-Fi / 11万円(福岡県直方市)
・iPad mini4 Wi-Fi+Celluar 128GB / 18万円
・iPad mini4 Wi-Fi 128GB / 16万円

最新機種の第二世代iPadProがあるのは佐賀県みやき町のみです。

ただし2018年春モデルの9.7 iPadを貰うなら、みやき町より直方市のほうが低い寄付額に設定されており、一番高い佐賀県上峰町とは数万円もの節約効果に差が出ちゃいます。

さらに自治体以外の独自施策として、ふるさと納税の受付サイト・ふるなびを使うとアマゾンギフト券(コード)が寄付額の2%貰えるキャンペーンも実施していますので、iPadが欲しい方は欲しいモデルをお得に提供している自治体に寄付してみるのも良いでしょう。


ただ・・・今寄付するなら、iPadの返礼品なんかより断然お得な案件があります。

iPadの返礼品は、アップルストアでの通常価格に対して寄付額の3割程度に調整されており、「おトクすぎる」というほどではありません。

例えば、第2世代iPad Pro 64GBのセルラーモデルはアップルストアで買えば115,344円(106,800円+税)に対して、34万円の寄付が必要です。

iPadを提供する自治体の中でおトクな直方市の9.7インチiPad 32GBモデルでも、アップルで買えば40824円の品を、11万円→還元率37%相当で提供しているに過ぎません。

”返礼品は地場産品を” という方針に対してiPadが出ていることに対して話題になっているだけであり、賢い一般納税者はもっとお得な返礼品を選んでいます。


iPadを貰うためには最低でも11万円(12月3日時点)の寄付必要となり、これを自己負担金2,000円だけで貰う(全額控除対象)にするにはおよそ年収700万円程度が必要となってきます(参照:ふるなび-ふるさと納税控除上限計算機)。

一方で、寄付額に対して4割(サイトの特典キャンペーンを含めると42%)のアマギフが貰えてしまう小山町ならば2.5万円の寄付から4割還元を実現しており、高額納税者しかトクにならないという不公平さはありません(2.5万円でお得になる年収はおよそ300万円~)。

将来はアマゾンでアップルストアの直販店が出来るという話もありましたね。アマゾンになら、iPadもその他のタブレット・スマートフォンや白ロムも、すでになんでもあります。

一応「アマゾンギフト券で静岡のものを買おう」という建前はありますが、もちろん「静岡産のものしか買えないアマゾンギフト券」なんてものは存在しません

2018年のふるさと納税締切も迫っています。まだふるさと納税を行っていない人は、話題になっているiPadばかりに目を向けるのではなく、よりお得な返礼品がないかしっかりとチェックしてみるのがよろしいかと思います。

また、家電製品や金券系以外でも、直接の価格は分かりづらいですがお米やお肉系でも貰える量が多い人気返礼品がたくさんあり、市場価値から見ればかなりの高還元率になるアイテムは、やはりランキング上位にいますね。いずれも節約志向の高いユーザーにより選びぬかれた返礼品が集まっているのがよく判ります。



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by ke-onblog | 2018-12-03 17:06 | ふるさと納税 | Comments(0)

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by モバハン