年末ということで駆け込み需要を狙い、ふるさと納税の争奪戦が激化しています。
先週、ふるさと納税でアップルのタブレット端末 iPadシリーズが貰える自治体が今でもたくさんあるというお話を日記に書きました。
この時には同じ返礼品を用意している自治体でも寄付額の設定が異なっており、同じ金額を寄付しても貰えるiPadの容量が違っていたり、より低い寄付額で同じiPadが貰えてしまうという格差の話と、最後の方には「iPadを貰うよりもアマゾンギフト券を貰う→ギフト券でiPadを買えばいい」という、若干身も蓋もない結論に達してしまっていたわけですが、2018年12月8日より、さらにiPadふるさと納税に特典を上乗せする自治体が出現しました。
発売されたばかりの2018年モデル 11インチモデル iPad Pro Wi-Fi + Cellular 64GBモデルを扱う佐賀県みやき町では、2018年12月8日からの寄付分に対して通常1%相当のアマゾンギフト券(コード)が貰えるふるさと納税受付サイト「
ふるなび」の特典を増額させ、
+7%還元に引き上げました。
これにより収入が高い人であればアップルストアで11.5万円で売られている11インチiPad Proを実質2,000円の負担金で手にれて、さらに23,800円分のアマゾンギフト券まで貰うことが出来てしまいます。
34万円の寄付をしてお得になるレベルの年収になると・・・およそ1400万円~1500万円くらいです。
この7%のアマゾンギフト券特典は、なにも高額なiPadを貰うために何十万円も寄付しないと貰えないわけではありませんので安心してください。2018年12月31日まで、佐賀県みやき町の全返礼品に対して、寄付額の7%相当のアマゾンギフト券が追加で貰えます。
今の人気は佐賀牛だそうです。
さらに、アマゾンギフト券が増額されているのはみやき町だけではありません。もっと高い還元率で駆け込み需要を狙いうちしている自治体もあります。
かつてクオカードを5割還元でばらまいたこともある佐那河内村は11%相当(今はクオカード自体取り扱っていません)、旅行券を扱っていたことのある南伊豆町も11%ですね。
アマゾンギフト券還元率は3%と少なめですが、和歌山県高野町には今でも日本旅行ギフトカード(5割還元)があります。
個人的にオススメなのは、長野県小谷村のヒマラヤ・モンベル・コールマンなどのアウトドア系ショップで使える金券(バウチャー)系です。比較的低い寄付額で貰うことが出来て、今なら11%アマゾンギフト券付きですから。
前にも一度計算したことがある気がしますが、小谷村の「
モンベル ポイントバウチャー5,000pt」なら、1.7万円の寄付額に対して購入ポイント5,000円分+モンベルクラブ年会費1,500円(既存会員の場合は1年延長)+アマゾンギフト券1870円分=
総額還元は実質5割近い、裏高還元返礼品を提供する自治体です。
小谷村は以前総務省の「3割還元以上を提供する自治体」として確かピックアップされてしまっていましたが、2018年11月の調査時点では還元率に関してはスルーされています(そのかわり「地場産品以外を提供している」としてまだマークされていますが)。
iPadや商品券・旅行券系の返礼品は今後もいつ終了するか危うい状況にあるのは変わらないと思いますが、「もう今年が最後かもしれない」ということで、各自治体が競うようにお得な返礼品をこっそり復活させていますので、まだ寄付額の枠がある人は2018年内の寄付を急ぎましょう。