これがラストチャンスにならないと良いのですが...
NTTドコモは2018年12月14日より冬モデルスマホ シャープ AQUOS sense2 SH-01Lを発売することを発表しました。
すでにAQUOS sense2はauからSHV43として発売されていますので端末としての珍しさはないのですが、ドコモでは旧モデルのAQUOS sense SH-01Kが大ヒットし、旧モデルとの価格差がたったの1,296円しかないこともあるため、ドコモ回線をwith化しておきたいユーザーにとっては狙い目になりそうです。
AQUOS sense2は相変わらずSDM450を使っているので処理性能面ではGalaxy Feel2に及ばないものの、そのかわり価格が安く、安定した動作が出来ればそれで良いというユーザーには十分使いやすいモデルになっています。
ドコモ公式価格は本体一括 31,752円であり、docomo with割引(1,500円)を月サポと同様に2年適用したとすれば(消費税8%のままとして)実質マイナス7,128円という、withシリーズの中でも特に安いモデルになりました。
一つ前の日記の話にも繋がりますが、with割引対象のスマホは発売直後を除くと、すぐに白ロム価格が下がります。
・iPhone 6s 32GB 42,768円 → 3万円前後
・Galaxy Feel SC-02L(2018) 42,120円 →3万円強
・LG Style L-03K 40,176円 → 2.7万円前後
・arrows Be F-04K 33,696円 → 2.3万円前後
・AQUOS sense2 SH-01L 31,752円 → ?
さて、「?」はどのくらいになるでしょうか。
いくらになれば、他の機種よりお得になるか?という水準を考えると、どの機種を狙うべきかは結構簡単に導き出せるはずです。docomo withの場合は全機種月額割引が同じなので。
ちなみに、いまau版のAQUOS sense2 SHV43はSIMフリーならば24~26kくらいのようですね。ドコモモデルのスマホが発売直後に同型のauモデルよりも安くなるということはまずないでしょう。
品薄になったりするモデルではないためプレミアム価格になることもまた考えられませんが、月サポ・端末購入サポート縛りが終わった回線をこのあたりでwith化しておきたいのなら、定番のAQUOS senseシリーズの新作はたぶん需要が高いと予想されます。
ドコモの公式ストアでは12月12日10時から事前購入が始まり、専用特典として「ヘルシアホットクック」が抽選で10名に当たります。
ただ、ドコモのオンラインでは機種変更も事務手数料が無料になる関係から、発売日にwith機種が狙われる事が多いのでヘルシアホットクックの当選確率はあまり高くないかもしれません・・・
ゲームで遊んだりするのならiPhone6sやGalaxy Feel2を買うことをオススメしますが、AQUOS sense2のほうが1万円以上安いことを考えると、コスパ面ではSH-02Lのほうが有利になることも十分ありえます。
発売から時間が経ってしまうとSH-02Lも現在のSH-01Kのような価格相場(18-20k)に収束していくはずなので、どのタイミングで買うべきかは各自よく考えてみると良いのではないでしょうか。
docomo withは2017年夏から始まった比較的新しい料金システムの割引ですが、いま上で議論されている「携帯料金・端末販売完全分離」の流れから行くとwith値引きも抵触してしまいそうです。もしもドコモが完全分離を行うために2019年春~夏頃にも大きな料金体系改革を実施するとすれば、もしかしたら2018年-2019年冬春モデルでwith専用機種というのが終わる可能性もゼロではないのもしれません。
分離プランと端末セット割引を同時に提供し続ける可能性もありますが、ソフトバンクでは「おてがるプラン」を2018年6月末開始→10月終了で短期打ち切りをした実例もあります。割引システムの構成次第では、docomo withが生き残れないということもありえなくはなさそうです。
docomo withはすでに300万回線を突破しており、十分にユーザーに受け入れられているシステムだとは思うのですが、国の方針次第ではどうなるのか分かったものではありません。
docomo withの場合は「対象機種を買ってプランを続けている間は永続割引」が前提です。もしドコモが割引分離システムを2019年に打ち出したとしても、すでに適用中の回線はそのままの料金・割引適用状態で維持できると予想されますので、2年毎の買い替えに疲れた方はこの機会にdocomo with化をしておくのも良いかもしれません。