明日検討していては間に合わなくなってしまいそうなので昨日の日記に続き、明日1月18日より4万円近い値下げが実施される在庫処分セール対象、 ドコモJOJO L-02Kの魅力についてもう少しチェックしておこうかと思います。
まだ1月中旬ですのでこれからさらに他機種の値引き情報も出てくる可能性はありますが、おそらく今季最大の機種変更対象では目玉機種となるのがこのJOJO L-02Kであると思われます。迷っている間に買い逃がさないよう、十分に事前の検討をしておきましょう。
すでにオンラインショップはメンテナンスに入っており、L-02Kの新規・MNPでの販売は止められました。
JOJO L-02KのベースはV30+ L-01Kであり、基本スペックは同じです。SDM835・RAM 4GB・ROM 128GBといった2017年夏モデル~2018年春モデルあたりのハイエンド機種と同等の高性能スマホです。
細かいスペックや一般的なレビューは「
モバイルびより NTTドコモ V30+ L-01K実機レビュー 」に書いています。このブログの読者層の皆さんならすでに機種の機能や性能自体は実機を使ったことが無い場合もスペックデータを見るだけでおよそ正しく想像出来ると思いますので、こちらではもう少し別の観点からL-02Kの面白さを紹介しようかと思います。
L-02Kは本来12万円のスマホでしたが機種変更で端末購入サポート割引増額により、明日18日以降は一括648円で買えるようになります。同時期に発売されたライバル機としては、Galaxy Note8(SC-01K)やiPhone Xなどがあります。
上記写真は左からNote8, V30+, iPhone Xを並べて撮ったものです。V30+は昨今のように「縦長」「ノッチデザイン」による大画面さの演出ではなく、シンプルにベゼルを狭く・画面を大きくしたデザインになっています。
私が特にV30+で面白いなと感じたのはその重さで、
6インチサイズで158グラム しかありません。直近ではソフトバンクが
AQUOS zero で146グラムというさらに突出した軽量スマホを出していますが、ドコモでは発売されませんので、「軽くて大画面」と言えば今もV30+がトップレベルです。
6インチのライバルスマホの重さを比べてみると、
・Galaxy Note8 6.3インチ 190グラム
・Galaxy Note9 6.4インチ 201グラム
・Google Pixel 3 XL 6.3インチ 184グラム
・P20 Pro 6.1インチ 180グラム
・Galaxy S9 5.8インチ 161グラム
・iPhone XR 6.1インチ 194グラム
・iPhone XS 5.8インチ 177グラム
・Xperia XZ3 6.0インチ 192グラム
・AQUOS R2 6.0インチ 181グラム
こうなっており、6インチで158グラムというV30+の軽さがいかにずば抜けているか判るかと思います。
縦長ではないため横幅が少し広いのですが、それでもこの軽さはV30+の一番大きな「使って感じる魅力」だと私は感じました。
上記で挙げた大画面モデルはいずれもドコモで2019年1月時点も販売中のA12チップ(iPhone)、Snapdragon 835,845, Kirin 970搭載のハイエンドモデルと言って差し支えないモデルです。それぞれのSoCが同等性能とは言いませんが、SDM835でも3Dアニメーションを多用したゲームアプリもスムーズに遊べるレベルですので、よほどゲームプレイにこだわりのある人でなければSDM835を選んでも問題はないかと思います。
このブログは仕様上大きな画像を載せると圧縮されちゃうのですが・・・
どうでしょうか。L-01Kで撮影、オリジナルは4.4MBの写真を436kBに圧縮 したものが上の写真です(圧縮・サイズ変更以外は無加工)。
カメラの綺麗さで言えばV30+はP20 ProやiPhone Xシリーズ、Galaxy S9, Note9に比べてやや劣るかもしれませんが、夜景も結構キレイに撮れます。
先程の6インチサイズのライバル機種の機種変更価格(実質負担)は以下のようになっています(オンライン限定割引適用後、1月18日以降の予定価格)。
・Galaxy Note8 71,280円
・Galaxy Note9 80,352円
・Google Pixel 3 XL 84,888円
・P20 Pro 実質10,368円 [1/18値下げ]
・Galaxy S9 実質 10,368円 [1/18値下げ]
・iPhone XR 実質34,344円
・iPhone XS 実質64,800円
・Xperia XZ3 実質 51,840円
・AQUOS R2 実質 23,328円 [1/18値下げ]
・Xperia XZ1 SO-01K 実質10,368円
・Xpeira XZ1 Compact SO-02K 実質648円
・JOJO L-02K 一括648円
ドコモでは過去にも648円(一括・実質)で買えるスマホは何台かありました。MNPなら発売直後から安い機種もあるものの、ここまでハイスペックなモデルが機種変で安くなるのはかなり珍しいことです。
同じく18日に値下げされる2018年夏モデルのP20 Pro, Galaxy S9, AQUOS R2も割引は大きいのですが、それらは今回はXiスマホの機種変更では端末購入サポート対象にはなりません。
割引適用後価格で同じく「648円」になる機種として他にもXperia XZ1 Compact(月サポ), M Z-01K(機種変更も端末購入サポートへ追加)、arrows NX F-01K(月サポ)がありますが、一括648円のL-02Kのほうがスペック的には上といえるはずです。
昨年の例で言えば、やはり1月~4月頃に多くの型落ち機種が端末購入サポート化されたものの、以下のような設定でした。
・Xperia XZ Premium SO-04J 一括39,528円
・Xperia XZs SO-03J 一括20,736円
・Galaxy S8 SC-02J 一括25,920円
・AQUOS R SH-03J 一括20,736円
・Galaxy S8+ SC-03J 一括58,968円
*いずれも当時の価格。現在は端末購入サポートから外れている・オンラインではすべて販売終了済みです。
このように春時期では前シーズンのハイエンドモデルは一括2万円~3万円程度までしか下がらないのが通常であり、今回のL-02Kの一括648円は異例 と言えます(過去にはV20 Pro L-01Jならば一括648円になった時期もありました)。
特に端末購入サポートを使って機種変更をした場合には、規定利用期間(購入翌月から12ヶ月。朔日購入時は初月含む)に解約や変更をしてしまうと非常高い割引解除料金が発生してしまうものの、月サポ機種のように満2年待つこと無く次の機種変更を行っても割引効果を全額分得られるので、13~14ヶ月のスパンで機種変更を続けていくのなら同額の月サポ機種・docomo withスマホより端末購入サポート機種のほうがおトク とも言えます(端末購入サポート対象は型落ちになった機種が多いので、端末自体の価値が同じといえるかどうかは微妙ですが)。
【割引額返還(解除料)の対象となるお手続き内容】
1. 新たな機種のご購入
2. FOMA契約・Xi契約間の契約変更
3. 対象機種購入から100日を経過する前のSIMロック解除手続き
4. 解約(当社による契約解除を含みます)または電話番号保管
5. 「パケットパック/シェアオプション」または「基本使用料割引サービス」の廃止または廃止予約※1
6. Xi機種(スマートフォン)、 Xi機種(タブレット) 、Xi機種(ドコモケータイ)、Xi機種(データ通信製品)の適用条件(対象となるお客様に記載の各適用条件1.)で定める指定基本プラン以外への変更・変更予約
JOJO L-02Kの白ロムは、通常価格こそ12.5万円と超高額であったこと・数量限定、ファン向けのコラボモデルであったことを受け、あまり新品状態では流通していません。同じ性能のL-01Kは5万円前後となっています。
今回の値下げによりL-01KよりL-02Kのほうがおトクになってしまうため、端末としての価格相場は急落することが予想されます。が、残っている在庫数が極めて少ない場合は影響が小さい可能性もあり、ここはなんとも言えません。
125,712円→現在の38,232円まで値下げしても限定台数が売切れなかったことを考えると、市場の需要はごく限られたものであったことは明らかですが、「機種変更で一括648円なら欲しい」 という人は多いと私は予想しています。
特にオンラインでは機種変更の事務手数料が無料になるというメリットがあり、さらに値下げ予定日である1月18日は金曜日なので、休暇を取れない人はウェブから在庫を狙う割合も多いでしょう。
どの程度の争奪戦になるのかはわかりませんけれども、とにかく「機種変更で一括648円で買えるハイエンドモデルスマホ」 というだけで相当のインパクトがありますので、一瞬で終わる可能性も前提に準備をしておくことをオススメします。