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ドコモ一括648円スマホ販売はいつまで続く? 過去の端末購入サポート追加/打ち切り事情

本日2019年1月18日よりドコモが行ったスマートフォン機種の販売価格・割引価格の改定により、スペックが非常に高い2017-18年モデルも648円から機種変更が出来るように解禁され、飛ぶように売れているようです。

最近ではiPhone XSやiPhone XS MaxよりもiPhone 8やXRに人気が偏るなど、”ただ新しいだけ・高性能なだけ”では売れず、消費者は「性能に見合った、あるいはそれ以上におトクな価格設定」でなければ動かなくなってきている感じがヒシヒシと伝わってきます。

私もその傾向が強いのですが、レビュー用に買う場合はともかく、昔のように今のスマホ・携帯に不満があるからすぐに買い替えたいという状況になる事自体が少なく、普通に「コレいいな」と思う新商品であっても「今使っているものが壊れるまで使って、値下がった頃に買えばいいや」と思うことが増えています。
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本日値下げされたドコモスマホ機種の中でも特に目玉となったのは、ドコモ限定・生産数1万台限定モデルとして発売された「JOJO L-02K」でした。一昨日・昨日の日記でもいっぱい魅力については書いたので詳細は省略しますけれど、上記の通り機種変更購入時の割引が125,064円にまで達するという、異例なレベルの値引きをやっています(割引の適用条件は公式サイトでチェックしてください)。

JOJO L-02Kのベースとなっている2017年冬モデルスマホ V30+ L-01Kですらまだ一括1.5万円(「10周年限定特典」適用時は一括1万円で購入可能)なのに、オリジナルコンテンツ・化粧箱などを追加することで定価は2.5万円以上高いはずのJOJOスマホのほうが安くなってしまうという在庫処分状態に陥っています。

個人的な好みの話で恐縮ですが、このV30+はかなり良い仕上がりのスマホだと思っていたので、まさかこんなことになろうとは・・・って感じです。もちろんiPhoneやXperia , Galaxyなどに比べて国内では知名度・需要が低そうであることは想定内ですが、1万台しか作ってないならそのまま(昨日までの一括3.8万円のまま)放置してもそのうち売り切れるのでは?なんて思っていました。

SDM835・RAM 4GB, ROM 128GB ,6インチのデュアルカメラ搭載機種が機種変更で一括648円というのは、昨日の日記でも触れたようにライバル機種の過去の値下げ幅から考えても、下げ過ぎでは無いかと思ったのですれど、、、

いざ一括648円に値下げされてみれば、たくさん売れているようなのに18日20時時点でまだ在庫があるところを見ると、「この価格にして在庫処分するしかない」と思わせるだけの在庫数があったのかな、なんて妄想しています(´∀`;)


今日はまだ1月の中旬ということで、過去の月々サポート・端末購入サポートを適用した契約からまだ買い替えたばかり・割引途中・利用規定期間中であるという回線を持っている人も多いと思います。

例年通りであればスマホのセール・値引きが最も盛り上がるのは2月から3月の期間であるため、今日このタイミングで機種変更の申し込みをしたくても出来なかったというユーザーさんも少なからずいらっしゃるでしょう。

目玉商品であるJOJO L-02Kの場合は販売台数自体が限定されているため、いつ売切れて買えなくなるかは正直わかりません。

しかし、JOJOスマホ以外でも「端末購入サポート化された機種・月々サポート増額により値下げされた機種がいつまで安く買えるか?」が気になるところだと思います。

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今回2017-2018年モデルの複数機種が月額割引の増額・端末購入サポート化により機種変更でも安く買えるようになりましたが、これらの値引きは在庫がなくなるまで永続的に続くとは限りません

昨年の状況を覚えていらっしゃる人も多いとは思いますが、端末購入サポートから月々サポートへ逆戻りする・割引が減少することも過去にはありました。

具体的に過去の端末購入サポートの除外の事例を見てみると、

2019年1月18日 iPhone 8/8 Plus (種別FOMA→Xi)を端末購入サポートから除外(同時に月々サポートの増額実施)
2018年5月8日 Xperia XZ Premium, Galaxy S8, AQUOS R, らくらくホン F-02Jを端末購入サポートから除外
2018年4月13日 Xperia XZ Premium, Galaxy S8/S8+, AQUOS R, Xperia XZsを端末購入サポートに追加
2018年4月2日 Xperia XZ1, XZ1 Compact, XZ Premium, XZs, Galaxy Note8, S8, V30+, Disney DM-01K, M Z-01K, arrows NX F-01K, AQUOS R, F-04Jを端末購入サポートから除外
2018年3月20日 Xperia XZ1, XZ1 Compact, XZ Premium, XZs, Galaxy Note8, S8, V30+, Disney DM-01K, M Z-01K, arrows NX F-01K, AQUOS R, F-04Jを端末購入サポートへ追加(一部対象種別を除く)
2018年1月19日 Galaxy S8, S8+(種別 新規)を端末購入サポートに追加
2017年12月29日 iPhone 8/8 Plus (種別新規・MNP)を端末購入サポートに追加

*一部抜粋。上記は私の日記に基づく情報なので、間違っていたらごめんなさい。

こんな感じで、年末~年度末・新年度時期には端末購入サポートへの追加・除外が頻繁に行われているのです。

さらに前の年度でも、やはり同じように2-3月に段階的に紀州変更向け端末購入サポートの追加、春になってから除外が繰り返されているのです。

特に2018年では3月20日~4月2日まで、予め期間限定で端末購入サポート機種が一気に増えた時期がありました。年度末の買い替え需要狙い、5~6月頃の夏モデル発表に向けての在庫処分的なシーズンです。このタイミングで端末購入サポート化・除外による在庫数管理が行われることはとてもしっくりしますし、おそらく今年も同じように調整がされるものと予想されます。

ただ、今年は少しドコモの販売戦略が昨年までと変わっており、2018年12月から始まっている「ドコモの学割」および「ドコモの先得」では2019年1月31日までの購入を優遇・推奨している節があります。
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ドコモの2019年版学割も例年と同じくキャンペーン期間自体は5月までが予定されていますが、1月中の機種購入を行うと貰えるポイントがふえる(家族回線数×1000pt)早期契約特典があります。

「ドコモの先得」においては、購入期間は2019年5月末までOKですが、キャンペーンのエントリー自体を1月31日で打ち切る・2月以降は特典が10,000円分→5,000円分のポイントに減らすという、かなり特殊な設定がされました。

2-3月には他社への乗り換えも増えてしまう時期ですから、そういったユーザーを離さないための「早期契約優遇」であるのだとは予想されますので、2月以降もシレっと同じようなキャンペーンを追加したり、今日価格変更がされた機種以外も端末購入サポートへの追加・値引きが順次行われる可能性もまたある程度高いと考えられるものの、”早期特典”をこれだけプッシュしているのですから、顧客獲得のための予算を12月-1月につぎ込んだ結果、2~3月はキャンペーンが劣化するということもまた、想定しておかなければならないでしょう。

ということで、あくまで個人的な予想しか出来ませんが、

・すでに買い替え時期を迎えているのならドコモの早期契約特典が使える2019年1月中の契約が無難
・今日値下げ、端末購入サポート化された機種は4・5月頃以降、再び対象外になる可能性あり
・JOJOL-02Kの在庫はたくさんありそうでも、そう長くは保たないかも
・2月~3月にかけて、さらに端末購入サポート対象機種は増える可能性も十分あり
・機種変向け端末購入サポート化が進むと、白ロム価格はすぐに暴落する

過去の傾向を見る限りでは、こんな感じになるのではないかと思っています。

端末購入サポート化以外でも、今日値下げされた2018年夏モデルのGalaxy S9 SC-02K, HW-01K、Xperia XZ2 Compactの一律実質10,368円化により、ハイエンド機種が機種変更でも買いやすい価格帯になりました。JOJO L-02Kのおトクさが目立ちますが、HW-01Kの機変月サポ3,672円もかなりのレベルの高さです。


ハイエンドモデルとは言え、国内では「格安スマホブランド」としての印象が強かったファーウェイの端末がドコモで定価10万円超えで出たときにはどうなるのかな?と思われましたけれど、1年足らずで投げ売り機種になってしまいましたか・・・。高いお金を出して買った身としては、ちょっと複雑だったりします(´∀`;)

今日のJOJO祭りに参加出来なかった場合にも更新月のタイミングを整理しつつ、そのときにお得だと思える機種を早めに確保しておくのが良さそうです。

また、もし今月購入することが出来ないユーザーもドコモの先得およびドコモの公式オンラインショップでは2019年1月31日まで、機種購入をしなくても・ドコモユーザーで無くても応募できるプレゼント企画もあるため、そちらだけでも忘れず登録しておきましょう。

まだまだ年度末セールは始まったばかりであり、勝負はこれからです。



Commented by キリヒトハ at 2019-01-18 22:10 x
各社に対し、総務省は『端末の購入などを条件とする通信料金の割引を廃止を求めている』そうですね。これって、「通信料金の割引きはダメだけど、端末本体の値引きはダメって言って無い」ということなんでしょうか。だから、端末購入サポは容認され続けてるのかなと。MVNOも「音声契約を条件に端末代金を値引きする」という形をとってますね。

この辺りが、総務省と携帯各社の妥協点になるのであれば、春からの分離プラン義務化後は「大容量プランほど、端末の値引き額が大きくなる」「各社ポイントによる端末購入補助(月サポがポイントバックになるとか)」になっていくのかなぁ。
Commented by ke-onblog at 2019-01-18 23:56
> キリヒトハさん

解釈の仕方次第でどうにでもなるような指示の場合は、キャリアがどう反応するのかわからないですね~。一般的な読み方をすれば月サポはNG/購入サポはOKなのかな?という印象を私も受けましたが、SB代理店がやっているようにウルトラギガモンスターとミニモンスターでCBが異なるという販売方式もすでにありますし、店頭ではよりえげつない高額プランへの加入強制が起きてトラブルにならないかちょっぴり心配ですね。
Commented by ナナシ at 2019-01-19 04:26 x
そーいえば提言出てましたね分離プラン義務化ですか・・・春じゃなくて夏にするのに諭吉がどれだけ積まれたんでしょう!

>通信役務の一定期間の継続利用を条件とする端末代金の割引等については、
> 上記2点目及び3点目の問題を有するものであり、分離の徹底の観点から、見直すことが適当である

購サポはコレに該当すると思いますよ@13ヶ月縛り
端末値引きそのものは否定してませんが高級機と低価格機の差がなくなるような値引きはNGみたい
多分ポイント還元にしてそれを自社モールやサービス内で利用してもらうという循環型の利益回収サイクルにするんでしょう
外に持ち出せないように用途と期間をガチガチに決められたポイントが使われずドンドン失効していく未来が見えますねぇ
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by ke-onblog | 2019-01-18 21:07 | キャンペーン情報 | Comments(3)

使い終わったスマホを高く売ったり、安く買ったりして節約します


by モバハン