白ロム中古スマホ購入・節約法

shiromcom.exblog.jp

使い終わったスマホを高く売ったり、安く買ったりして節約します

「違約金1000円以下」問題 6月18日からHISモバイルが違約金撤廃・定期縛りなしへ

MVNOという身軽さを活かして、先手を打ってきました。これはちょっとおもしろいです。

先日より話題になっている携帯業界の2年縛りの違約金を「1000円以下に」という方針を総務省が出しているという件について、大手三キャリアが「素直に9500円→1000円に値下げ」して終わるとは思えない、という話を当日記でも書きました。

3キャリアの場合は違約金値下げ強制問題に関してはさまざまな要因が関わり(おもに定期契約を前提に、基本料金の割引を行っている点)、違約金の設定もコミで料金プランが作られていますので、本当に総務省が違約金1000円を強制したとしても一筋縄ではいかないだろうことは想像にたやすいでしょう。

しかし、キャリアに回線を借りて提供しているMVNO、一般的に「格安SIM」「格安スマホサービス」と言われる事業では、必ずしも定期契約=割引が条件になっているわけではないので、こういうこともありえるか~という感じです。
d0262326_19123468.png
当サイトでも過去に紹介したことがありますが、H.I.S.モバイルは2019年6月18日以降、データ通信専用および音声通話可能なSIMも含み、新規契約分に対して解約時の違約金を設定しないことを発表しました。
大手携帯電話会社(MNO事業者)から格安SIMを扱うMVNO事業者への乗換障壁とされていた、24ヶ月の中途解約時に発生する違約金「9,500円」を、総務省の携帯料金引き下げを議論する有識者会議にて、将来「1,000円以下」とする方針に決まりました。このような背景もあり、月額基本料金と携帯端末の分離プランを促進する環境改善への先行的取り組みを目指し、H.I.S.モバイルは違約金撤廃の実施にいたりました
「違約金1000円以下」問題が話題になっている中、こんなに早く1000円どころか0円にまで値下げを発表するとは、なかなかH.I.S.の中の人はやり手なようです。

MVNOではすでに「純解約」という条件であれば最低利用期間無し・違約金無しの「mineo」もありますが、mineoは12ヶ月以内のMNP転出には手数料が1万円以上上乗せする手法を用いています。
d0262326_13515252.png
しかし、H.I.S.モバイルはMNP転出手数料への転嫁もしません
d0262326_19210428.png
MNP転出する場合は通常の3000円の手数料は別途掛かりますが、従来8000円の違約金を設定していたところから考えると、乗り換えのハードルは一気に下がることでしょう。

なぜこんなにH.I.S.モバイルが早く「違約金撤廃」を出来たのか・・・。

それは、すでにH.I.S.モバイルは過去にキャンペーンとして一時的に違約金無料をテストしていたためです。


記憶力の良い方はすぐに気づいたと思いますが、2019年6月18日から始まる「違約金ゼロ 新規お申込みキャンペーン」は、HISでは2019年3月~5月に一時的にやっていた「格安SIMおためしキャンペーン」を再開しただけなのですね~。

そもそも、HISモバイルでは以前より音声SIMは最低利用期間はありましたが、長期契約をしたからといって基本料金に値引きはありません。端末割引やデータ増量などのキャンペーンなども一切なく、回線サービスだけを見れば他社MVNOのキャンペーンのほうがずっと魅力的です。

前回との違いとしては、おためしCPでは4月中旬から違約金ゼロ円適用は1人1回線のみ、という制限が途中から追加されていた点です。また、国内SIM全プランが対象ということなので、ドコモ回線だけではなくソフトバンク回線もOKなようです。
d0262326_20120861.png

同じく「最低利用期間なし・違約金」のサービスを提供している日本通信の「b-mobileスタートパック パッケージ」はドコモ回線限定ですから、ソフトバンク回線で違約金無し転出が出来るのは初?でしょうか。

6月18日以降は「違約金撤廃」ということですから、1人あたりの利用制限は無さそうです(2019年6月17日時点では適用上限に関する記載は無いようです)。

H.I.S.モバイルの違約金撤廃は現時点ではあくまで「キャンペーン」としての提供であり、2019年10月31日までの契約分までの実施予定となっています(既存契約分も対象外)。条件が変更・制限などが設けられる可能性もありますので、提供条件詳細は公式サイトでよく確認してください。

先行してはじめるH.I.S.モバイルの違約金撤廃がどのような効果・影響を与えるのか、「有識者」な方々にはよく見ておいて欲しいものです(先述のとおり、MNOとMVNOでは違約金設定に関する意味合いが違うということも含めて)。少なくとも、「やるなら足並みをそろえて、抜け駆け・梯子外しはなしで」といった合意がなければひどいことになりそうです。

H.I.S.モバイルの場合は特別に端末セットの安売りをしていませんが、この「違約金廃止」の影響で他社がどう動くのか・動くことが出来るのか、注目です。


by ke-onblog | 2019-06-17 19:35 | 格安SIM(MVNO) | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。