たまにはガジェットブログっぽいことも書いてみましょう。
NTTドコモは2020年4月1日より、ファーウェイ P30 Pro HW-02Lの価格を改定し、本体価格を約46%引き下げるという暴挙に出ます。
私は2018年夏に旧モデルP20 Pro(これも4月1日より値下げされて一括3万円になります)のカメラに驚嘆し、P20 Pro→ Mate20 Pro → P30 Proと乗り換えてきました。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_18144110.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_18144110.jpg)
P20 ProからP30 Proを買うまでにも何台もAndroidスマホは買っていますが(P30 Proを買ってからもさらに何台も買ってますけど)、今メインで使っているのはP30 ProとiPhone 11 Proです。
P30 Pro HW-02Lは2019年9月13日に発売されていますから、まだ発売日から半年程度。P30 Proは海外ではもっと早く発売されていますから、調べようと思えばいくらでも機能解説やレビューは見つかると思いますが、ここでは「4.8万円で買えるスマホ/1年前の型落ち機種」としてどのような評価・水準にあるかについて、実際に半年間使ったレポートをお届けしましょう。
書き出すのが面倒なのでスペック表・価格は公式サイトを参照ください(価格変更は2020年4月1日10時以降に反映される見込み)。
まずP30 Proを語る場合に、何よりも注目されるのはやはり「カメラ性能」でしょう。当ブログでもP30 Proのカメラ性能の一端についてレビューを書いています。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_20280429.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201909/22/26/d0262326_20280429.jpg)
Mate30 Pro, 後継機のP40シリーズが登場したため、P30 Proのカメラ性能は2020年春時点では「ナンバーワン」ではなくなりました。しかし、今でも十分にトップグループに分類される水準でしょう。
P30 Proは最大50倍ズームまで対応しています。正直「画質が良くてキレイに見える」というのはせいぜいP30 Proの場合でも5倍~10倍程度までです。20倍・30倍以上は「何が写っているのか確認は出来る」というレベルなので、あまり多用するものではありません。
でも、やっぱり面白いです。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_18461749.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_18461749.jpg)
この写真が・・・
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_18461723.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_18461723.jpg)
これで35mm換算 270mm相当。中央を拡大してみると
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_18483751.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_18483751.jpg)
パイロットさんが手を振っているのがわかります。これが50倍ズーム相当です(上記はいずれもブログ用に画質を落としています。オリジナルはもっと高画質です)。
ここまでズームしてしまうとくっきり・はっきり写ると言える画質ではないながら、中途半端なコンデジのズーム性能にも負けないレベルです。
300mm~600mmくらいのズームレンズを使ったデジカメの本気には勝てませんが、高級なカメラレンズは4.8万円ではまず買えませんので、値下げされたP30 Proのコスパの良さが際立ちます。
最近では2~3万円程度の高コスパスマホ、定価5万円前後のハイスペックモデルであってもトリプル・クアッドカメラを搭載したスマホはありますが、P30 Proと撮り比べて勝てる機種(特にズーム性能)はまず無いでしょう。
カメラがすごいと噂された、5万円で買えるXiaomi Mi Note 10に比べても、P30 Proのほうが全体的にキレイに撮れると私は感じました。
Mi Note10はDual SIMにも対応しますし、”定価が5万円台”としてはすごく頑張っていますが、P30 Proはもともと9万円のスマホ→4.8万円に値下げされた状態なので、カメラ以外の部分でもP30 Proのほうが格上です。
P30 Proの「使い勝手・操作感」に関する感想としては、大画面スマホに慣れていれば問題ない、というところでしょうか。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_18143430.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_18143430.jpg)
P30 Proのディスプレイは6.5インチであり、iPhone 11 Pro (5.8インチ、写真左)よりも縦に随分長いです。6.8インチのGalaxy Note10+(写真右)より少し小さいくらい。
個人的な印象としてはP30 Proの前にGalaxy Noteシリーズを使っていたため、ほとんど6.5インチというサイズにも違和感なく乗り換えられたのですが・・・コンパクトな機種・軽い機種が好きな人にはあまり向きません。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19074822.png](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19074822.png)
P30 Proは4100mAhのバッテリーを積んでおり、本体との重量バランスを考えれば一般的な水準ですが・・・最新機種のXperia 5, AQUOS zero2, Galaxy S20と使い比べると「軽い機種もやっぱり良いなぁ」と感じます。
サイズについて比較は、「
ドコモ公式サイト」にある[VIRTUSIZE]という機能を使うといろんな機種と重ね合わせ・リスト比較が出来るので各自手持ちの機種と比べてみてください。サイズ・重量に関しては人それぞれの許容範囲があると思いますので。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19155558.png](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19155558.png)
P30 Pro HW-02Lの処理性能面の評価については、Kirin 980/RAM 6GB/ROM 128GBという仕様であるため、これはちょっと最新機種と比べると少し見劣りし始めました。
最新のAntutu Benckmark(v8.3.0。Googleにはありませんがapkファイルが
Antutu公式サイトからダウンロード出来ます)で測定すると、
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19210629.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19210629.jpg)
表示が「P30」になってますがHW-02L実機です。こんな感じで頑張っても40万点くらいでした。
パフォーマンスモードをオンにして40万点弱、通常モードだと36-37万点ほど。このスコアは2019年モデルのハイエンド機に多く搭載されたSDM855機より若干低く、2020年最新のSDM865搭載機のスコアと比べると2~3割ほど低い数値のはずです。
RAMも最新のハイエンド機なら8GB,12GBといったモデルも珍しくなく、外部ストレージにはP30 Proは通常のmicro SDカードではなくファーウェイ独自の「NMカード」なるものしか使えない(カードリーダー経由なら使える)ので、ROM128GBが物足りないという方もいるかもしれません。
これについても「4.8万円」というミドル~ハイスペックモデル相当の価格になっていることを思えば十分と言えるでしょう。
少なくとも私が日常使いする範囲でP30 Proの処理能力に物足りなさを感じる場面は、今のところ全くありません。フリーズやエラーも、半年間使っていても一度も発生していないはず(社外アプリのエラーや動作停止はなんどかあった気がします)。
発熱はいまが冬場ということもありますが、特に気になるほど熱くなることはありません。上記のAntutuベンチマークを3連続ほど回した後にはカメラ付近を中心に暖かくはなりますが、熱くて持てないほどにはなりませんでした。
電池も程よく持ちます。ドコモの公式値による実利用可能時間は約165時間。これは他社のハイエンド機に比べてもかなり良い数字です。AQUOS sense3 SH-02Mが約180時間という圧倒的な数字を出しているのでトップではありませんけれど。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19303267.png](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19303267.png)
P30 Proの生体認証は、顔認証と画面内蔵型の指紋認証センサーが使えます。認証の精度・スピードは他社の生体認証に比べてもかなりスムーズです。
P30 Proの機能面で気になることは「IPX8/IP6Xの防水防塵対応」「おサイフケータイ対応」の利便さと、Single SIM化されている点の不便さくらいでしょうか。
私はP30 Proを何度かお風呂で水没させていますが、今のところ水が入ったり壊れてはいません(衝撃を与える・お湯に漬けるのは危険なのでマネしないように)。
P30 Proは海外ではデュアルSIMモデルが存在しますが、ドコモ版はSIMカードは1枚しか搭載出来ません。SIMフリーとして発売されたP30, P30 liteならDual SIMモデルもありますので、複数回線を使いたいユーザーにとってHW-02Lは少し不便かもしれません。
なお、P30 Pro HW-02Lは比較的多くのバンドに対応しており、条件を満たせばSIMロック解除もできます。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19482803.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19482803.jpg)
ちなみに私もHW-02Lはドコモ回線ではなくUQモバイルのSIMを挿して使っています。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_19580948.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_19580948.jpg)
ドコモ版 HW-02Lの同梱品は以下の通りです。
USB Type-C microSDカードリーダーライター
USB Type-C ハイレゾ対応高音質イヤホン
USB Type-C 3.5mmイヤホン変換アダプタ
SIM取り出しツール
HW-02Lはワイヤレス充電に対応していますが、置くだけ充電用のアクセサリーは入っていません。
私は保護ケースとしてアマゾンで700円くらいで買ったTPUケースを使っています(現在は販売終了済み)。保護フィルム・ガラスフィルムは使っていません。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_20071568.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/29/26/d0262326_20071568.jpg)
P30 Proのきれいなボディカラーを損なわないように、透明のTPUケースを選びました。P30 Proの背面カメラは結構出っ張っているので、机など水平面に置いたときにガタガタしないようにする意味でも背面の保護アクセサリーは付けておくことをおすすめします。
P30 Proはディスプレイガラスが左右で湾曲しているので普通のガラスフィルムだと縁を覆わない/浮きが出やすいでしょう。私は売却は考えず使い潰す予定でフィルム無しで生活してます。大切に使っているので今のところ小キズもついてないはず。
ディスプレイは有機ELパネルのFull HD+(1080x2340)相当で、私の使い方では画面の焼付きなどは発生していません。至って普通にきれいな画面です。ガラス左右のラウンドエッジについてはスマホを握っている時に誤操作が起きやすいデザインではあるものの、これも市販のTPUケースをつけるとちょっとマシになります(操作に支障が出ないレベルで縁が高くなっているので)。
誤タッチしやすいかどうかについてはスマホを持つときの癖や慣れもあるでしょう。私は特に気にはなりませんが、誤タッチ自体はたまにやります。
![[争奪戦]ドコモP30 Pro HW-02L値下げ購入前の参考に 6ヶ月使ったレビュー_d0262326_11311760.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202003/30/26/d0262326_11311760.jpg)
上記の写真のように画面を横にして持った時など、手のひら側の親指の付け根下あたり(拇指球)がまれに画面を触ってしまうことがあります。
以上、P30 Proの購入半年後時点での「使い勝手」を中心としたレビューでした。他にもファーウェイスマホ・Androidスマホとしての基本的な機能や便利な機能などもいろいろありますので、同シリーズを使ったことが無い人は公式サイトの紹介ページ・マニュアルでも読めば十分でしょう。
カメラ以外の部分は他社の最新ハイエンドモデルに比べて優れた点が多いというほどではないながら、値下げ後の4.8万円という価格を考えるのなら、「iPhone以外は使いたくない」「今使っているスマホと同じメーカー以外は使いたくない」といった場合でなければ、超おすすめ出来る一台になります。
「カメラを最重要視する」という場合にはMate 30 Pro 5Gを買うのもありですが、5Gエリアはまだ限定的/Googleアプリが使えない/値段が2倍以上するという部分を考慮すれば、5Gスマホを買うまでのつなぎの一台としてP30 Proを試してみるのも良いかと思います。
値下げ後すぐに在庫がなくなってしまっても驚かないほどの値下げっぷりなので、機種変更の決断は早めにしておくことをおすすめします。