白ロムコラム

大人向けパズル 自宅で時間を潰せる立体パズル3種類を紹介 価格と作成時間目安

外出自粛・自宅待機がこうも長引くと、テレビもゲームもネットもそろそろ飽きてきた、という人も出てきている頃かとおもいますが、ここで気を緩めて外出してしまうとまた新型コロナウイルス感染が再流行してしまうかもしれません。

外に出たい気持ちをグッと抑えてStay Homeを実行中の方に、私の趣味である「立体系パズル」の布教でもしてみようかと思います。
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いずれも当日記の過去記事を読んだことがある方は見覚えがあるかもしれませんが、当サイトではスマホカメラの写真テスト用サンプルとして、たびたび「立体的な模型・パズル」を作ってきました。

今回改めて紹介するそれぞれのパズルは、基本的に制作に特殊な道具が要らない(必要な道具はキットに入っている)というお手軽さがウリです。

実際には多少良い道具があると作りやすい・仕上げやすい部分などもあるにはありますが、上記の写真に写っている3種類のパズル「メタリックパズル」・「木製パズル」、そして「ミニチュアハウス」は、作った後にインテリアとして飾っておける精巧なデザインがお気に入りです。

では、それぞれのお値段、作るのにかかる時間、オススメのポイントを紹介しましょう。

なお、この3種類のパズルは日記タイトルで「大人向け」としたように、小学生以下だと作るのはたぶん困難です(対象年齢はたぶん15歳以上くらい)。ものすごくパーツが小さく、尖っているものもあるため、小さなお子さんが居る場所・手に届く場所には置かないことを推奨します。

まず最初は一番のオススメ、メタリックパズルです。
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・価格相場:1個あたり1,000円以下~2千円くらい
・作成所要時間:小型製品で2・3時間~
・パズルの大きさ(完成):10センチ以下くらい
・必要な道具:先の細いニッパー・ペンチ(ニッパーはハサミでも可)


私も過去に何種類も作った、「メタリックナノパズル」(テンヨーというメーカーが国内では主流なよう)です。

薄い金属のシートに、レーザー加工で各パーツが切り抜けるようにカットされており、組み合わせることで立体的な模型が出来上がります。
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専用の「メタナノツール・細型ペンチ」があるとキレイに作れますが、小さなパーツを掴む・ひねることが出来るペンチがあれば、あとはほとんど何も要りません。
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作り方も非常にカンタンで、説明書通りの順番でパーツを切り離し、接合していく(突起部分を穴に差し込み、ねじる、という方法)だけで、手のひらサイズの模型が出来ます。

シリーズにはいろんな作品があり、私が作ったことがあるものだと

・五重塔
・レトロな車
・機関車
・飛行機
・お城やお寺など、世界の有名建造物
・ピアノ
・海賊船

などがあります。多くのものはシルバー単色ですが、中には金色・カラー塗装された商品もあります。

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上記のようなものが、「ただの薄い板」から作り出せます。

種類がいっぱいあるので「出来上がったときに飾っておきたいもの」を探して見ると良いです。完成品は手のひらサイズですので、作ったあともさほど邪魔にならないのが良いです。


なお、メタリックナノパズルは海外でも似たようなものが売られており(たぶんOEMなのでしょう)、説明書が日本語でなくても良いなら安く輸入する事もできます。

続いて、木製パズルの「Robotime」シリーズも、マニア心をくすぐる面白さがあります。

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・価格相場:1個あたり2,000円~7,000円くらい
・作成所要時間:中型の商品で7~8時間くらい
・パズルの大きさ(完成):10センチ~30センチくらお
・必要な道具:特に無し(キットに入っている)

メタリックナノパズルと同じく「板」から切り出すタイプの「ROBOTIME」の木製3Dパズルは、メタリックパズルより大型ですが、作り方はほとんど同じく「パーツを切り離して、差し込むだけ」で作れます。接着剤は要りません(私の作ったことのある製品の場合)。

この木製パズルでは模型系のフィギュアを作るタイプもありますが、私が作ったことのある「コースター」という製品では、木製の歯車を手動ハンドルで回すことで、パーツの色んな部分が動くというギミック付きです。


上記の動画のようにスムーズに動作するように作るのは、すべてのパーツが予めカット加工されているにも関わらず、カンタンなようでなかなか難しいのです。やはり作るのは小学生以下の子供向きとは言えませんが、こういうギミックは子供でも好きな子はいるでしょう。

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同じシリーズに、歯車が多重に組み合わさったオブジェ的なものから、映写機・不思議な車・ロボット・電話っぽいものといった、ちょっと変わったインテリアとして楽しめるデザインのものが多くあります。

シンプルなものだと1千円台、大型のパーツが多いものだと5千円以上するものもありますので、サイズ感を良くチェックして選んでみて下さい。


最後は「パズル」と言えるかどうかわかりませんが、「キットだけでカンタンに作れる」という意味で、同じROBOTIMEが出しているミニチュアハウスシリーズです。

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・価格相場:1個あたり3,000円~5,000円くらい
・作成所要時間:述べ20~30時間くらい?
・パズルの大きさ(完成):20~30センチ四方くらい
・必要な道具:ハサミ・糊など

このミニチュアハウスもすべてキットに入っているアイテムだけで作れるという意味では「お手軽」なのですが・・・正直、初心者には難易度が高めです。作成時間の目安に「20~30時間」と書いてみましたが、私は完成までに2~3ヶ月掛かっています(もちろん毎日ずっと作っていたわけではないですが)。

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私が作ったのは、庭にプールがある2階建ての家と、「Garden」というガーデニングがされた透明なハウスのミニチュアでした。

小さな子供が人形遊びをするようなものではなく、結構本格的な「ドールハウス」という区分になるのでしょうか(私が買ったものには人形は入っていませんでした)。壊れやすいので、基本的には飾っておくだけのものです。

メタリックナノパズルや木製3Dパズルとは異なり、パーツごとに紙・木片・金属・針金・糸・布などの素材が使われています。

ソファーを作るのにも本当に合皮の型紙に合わせて切り、中に綿を入れて、クッション性のあるものをを作るというこだわりっぷりです。

塗装はほとんどしなくて良いですが、一部自分で色を塗るパーツが入っていることもあります(上記だと壁を白く絵の具で塗る作業がありました。絵の具・筆もキットに入っています)

家具・装飾品の制作数が非常に多く、根気のいる作業になります。「時間をたっぷり潰せる」という意味では、ナノパズル・3Dパズルより上です。

その代わり、完成したときの感動は一入でした。
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私は過去にLEDライトの配置を間違えて作ってしまいましたが、上級者はいろいろとアレンジして作るそうです。

ミニチュアハウスにもいろんな種類があるので、完成図の「小物の多さ」をよく見て選ぶの良いでしょう(細々した物が多い製品は作るのが大変かも)。


私はこれらのパズルを多くはアマゾンで買っていますが、いくつかは海外から輸入すると安く買えるものもあります。今は海外輸入も不安定なので到着に時間が掛かるかもしれませんけれど、安く買いたいならAliexpressに同じ製品(と見られるもの)が安く出ていることもあり、”海外通販にチャレンジして時間を潰す”という目的でも、それなりに楽しめるかと思います(さほど高価なものでもないですし、壊れやすいものでもないので輸入リスクは低めでしょう)。


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by ke-onblog | 2020-05-03 22:08 | 白ロムコラム | Comments(0)

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by モバハン