白ロムコラム

LEICAカメラの機種変更候補 P30 Pro→AQUOS R6の広角カメラ進化を比較

当サイトの読者層にはP30 Proユーザー・ファーウェイスマホユーザーが異常に多いので(どのくらい多いかは過去記事を御覧ください)、「ファーウェイのカメラ性能が気に入っていて、なかなか次の機種変更候補がない」という人向けに、プチレビューを書いてみましょう。

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ドコモで取り扱われた最後のファーウェイスマホとなったP30 Pro HW-02L。もうすぐ発売から2年が経過しようとしています。

ファーウェイのスマホ自体は後継機種のP40 Proも日本で発売されているものの、Googleサービス非対応ということで、機種変更を諦めたユーザーも多いでしょう(私もそうです)。

P30 ProはLEICAとの協業により、2年前のモデルとしては非常に高いカメラ性能を持っており、私も発売当時からメイン端末の1台として長く使い続けてきました。

しかし、さすがに2年という月日の経過はスマホの進化スピードからすると大きなもので、P30 Proのカメラ性能を圧倒する次世代機がファーウェイ以外のスマホでも多数出てきています。

例えば、過去に紹介したGalaxy S21 Ultraとのズーム比較


P30 Proは光学5倍相当のズームレンズを使っているため、2021年時点でも並のスマホであれば(相手がハイエンドモデルであっても)望遠性能で負けはしません。しかし、ズーム性能の最上位クラスのスマホには、明確に差が判るレベルでP30 Proが劣りはじめました。

そして今回は、同じLEICAブランドの協力を得た、シャープの新型スマホ AQUOS R6と広角夜景撮影の比較例を紹介しましょう。

P30 Proは広角専用レンズとして1/2.8インチセンサー・2000万画素のカメラを使っています。対するAQUOS R6はご存知、業界最高峰の1インチセンサー・2020万画素のシングルカメラ(+ToF)という、次元の違うカメラセンサーで勝負しています。

まずは、P30 Proの作例です。
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夜景モード・シャッタースピードは28秒で撮影したP30 Proの全力です。P30 Proはメインカメラならもっと綺麗に夜景モードで撮影が出来るのですが、超広角カメラだとちょっと暗めになることが多いですね。

対する、AQUOS R6。ヤバイです。
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AQUOS R6の撮影も夜景モードで、約30秒で撮っています(三脚モード)。画角としてはP30 Proに比べてAQUOS R6のほうが狭いものの、仕上がりは圧倒的にAQUOS R6のほうがノイズも少なく、明るく、鮮明です。

上記の例だと「ただ機種の特性・画質調整の傾向の差」というようにも見えるので、続いて一部を拡大・トリミングして比較もしてみましょう。

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左がP30 Pro、右がAQUOS R6です。ゴーストが出ている(窓ガラスにも反射しているため)のは横におくとして、単にAQUOS R6のほうが明るい調整がされているというのではなく、歪み補正・ノイズ・色合い、すべてが圧倒的に綺麗になっているのが判るかと思います。

1インチセンサーとズミクロンレンズ、ヤバイです。メインカメラで撮影比較をするとP30 Proの夜景もまだまだ現役レベルで綺麗だと思うのですが、超広角でここまでP30 Proと差を付けています。

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AQUOS R6は大型センサーと新レンズで、玉ボケもなかなか綺麗です。

ただし、AQUOS R6はレンズを1個しか搭載出来なかった影響で、望遠性能ではP30 Proや他社高性能モデルに劣ると感じる部分も少なくないため、「AQUOS R6のカメラが最強」とは個人的には思いません。

デジカメの単焦点レンズ1本でカメラ撮影を楽しめるというようなこだわりのユーザーなら、P30 Proの機種変更候補としてAQUOS R6のカメラはアリです。逆に「カメラはたくさん交換レンズを常備しなきゃダメ」というような万能性を求めるユーザーにはあまりオススメ出来ません。

P30 Proの「カメラ」で選ぶ機種変更候補は、どうしても最新ハイエンドクラスから探すことになるでしょう(例外的にPixel 4a/5あたりなら良いかも)。

P30 Proの高いカメラクオリティに慣れきってしまったユーザーは、生半可なスマホを選んでしまうと「P30 Proのままで良かったな」と思ってしまう可能性が高いでしょう。特にP30 Proの投げ売り時期に定価のほぼ半額で買ったユーザーは、安易に同価格帯の格安スマホに手を出しても満足できない体になっているかもしれません(処理性能面ではP30 ProクラスのSoC・RAM/ROMはもう3~4万円台の水準ですけれど)。

とはいえ2年が経過してそろそろメイン端末を変えたいな、と思う時期でもあると思いますので、次の機種変更に「カメラに何を求めるのか」を考えて候補を選んでみる必要があります。

2021年夏モデルでは高性能カメラ搭載スマホとしてGalaxy S21シリーズ、Xperia 1 IIIのカメラもレベルアップしています。顕微鏡カメラ搭載のFind X3 Proも面白い機種です。

AQUOS R6の詳細レビューは下記も参照下さい。


価格情報はドコモ・ソフトバンク公式サイトを参照ください。


Commented by ふじわらふ at 2021-07-22 09:44 x
どうせ買うならp30proなみのズームが欲しいのですが高いですねー。プロとかウルトラなんてつくのは軒並み10万オーバーで。シャオミのMI10青春版てのは50倍ズームと書いてありましたが、MI11liteは何故か10倍に戻ってるのは、いったい?
Commented by ke-onblog at 2021-07-22 11:01
> ふじわらふさん

本当に、P30 Proのズームが当たり前になってしまうと次は10万円超え機種でしかまだ満足出来ない状況ですよね・・・。

中国の高倍率モデルは「Mi 10 Lite Zoom」ってやつですね。通常のMi10 Liteと違って深度センサー→ペリスコープレンズに変更されているのでズーム性能が高いようです。
Commented by ふじわら at 2021-07-23 15:21 x
なんだか、今年になってから、ズーム倍率より、写真写りを競う傾向になってますね。顕微鏡カメラは、とうですかね?使う事がないような
Commented by ke-onblog at 2021-07-23 16:54
> ふじわらさん

そうですね~、スマホの高倍率ズームは構造上どうしても性能上限があるので、その他の部分に力を入れてみようという方針が感じられますね。

顕微鏡機能は「カメラの一部」というより、「ツール」と考えると面白いと思いますね。普段はそうそう使わないかもですが(笑)、ふとした時に”これを拡大したらどうなるのだろう?”とすぐに調べて、遊べる道具が付いているというのは、理科や実験が好きな人なら楽しめそうです。
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by ke-onblog | 2021-07-20 17:17 | 白ロムコラム | Comments(4)

使い終わったスマホを高く売ったり、安く買ったりして節約します


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