白ロム転売法

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カテゴリ:白ロムコラム( 485 )

3ヶ月前、当日記のアクセスデータから皆さんが閲覧に使っている端末のデータ解析を行いました。あれから少し時間が立ち、ファーウェイの米国取引排除問題・ドコモによる分離プランの本格化・2019年夏モデルの発売など、いろんな話題がありましたので、端末利用のシェアに何らかの変化があったのかな?と気になったので、再度データ解析を行ってみました。


前回分析をした3月では、年度末シーズン・新学期準備シーズンの真っ最中でしたので、ちょうど利用端末を入れ替えていたユーザーも多かったでしょう。

そして2019年6月時点では夏モデルが多く登場し、今もまた新モデルへの機種変更・分離プラン開始前後での駆け込み契約で入手した端末に入れ替えているユーザーさんも多いかもしれません。

私もこの3ヶ月に何種類もスマホを使い替えていますが・・・2019年6月の直近で、当サイトの閲覧に使われているモバイルデバイストップ100は以下のようになっていました。
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前回分析時(2019年3月のアクセスデータ)に比べて、順位が激変している機種があります。

トップがiPhone, iPadであるのは変わりません。iPhone, iPadのシェアは多少全体の比率とは異なるかもですが、Android端末に比べれば桁違いに多いことは偏った内容を扱う当サイトの読者層でも同様です。

前回比で大きく順位の変動が見られたのは以下のようなモデルです。

・Nova 3 15位→4位
・P10 lite 12位→6位
・Mate20 Pro 29位→ 9位
・Mate9 21位→ 10位

トップ10(3位は解析不可のnot set含む)のうち、5モデルがファーウェイ端末となりました。

特に興味深いのはMate20 Proです。9位のMate20 Proは型番「LYA-L29」なのでSIMフリー版、ソフトバンク版LYA-L09も39位に入っています(前回91位)。

Mate20 ProはSIMフリーモデルの中でも最上位に位置した定価12万円のモデルです。この機種が一般的なシェアでこんなに高くなっているということはおそらく無く、この日記が何度もMate20 Proの話題を扱ったために、利用者の方が訪問した影響で偏っているのだと推測されます。

先週もMate20 Proの白ロムセール情報などを紹介しましたし。

ファーウェイの端末はアメリカでの問題が大きくなったのが5月下旬頃でした。すでに販売されているモデルに対してはGoogleも公式でサービス提供を続けるとしていますので、年度末での安売り・値下げが目立ったファーウェイスマホの利用者は3月に比べればまだまだ伸びていたと言えるようです。

他に激増した端末だと、Galaxy S9+(SC-03K) 97位 → 14位、Xperia XZ2 (SO-03K) 37位 → 26位などもアップしています。

一方、3月頃まで上位にいたZenfone3(ZE520KL)の利用者は流石に減ってきており、3位(3月上旬)→11位(3月下旬)→15位まで徐々に順位を下げました。

2019年の夏モデルは・・・さすがにまだランキング上位には入っていませんね。発売から3週間が経過していますので、スマホマニアも多そうな当日記読者層で買い替えた人も少なくなさそうなのに・・・

比較的新しいモデルでランクインしているモデルは、

・ZenFone Max Pro M2(52位)
・Xiaomi Mi9 (77位)

くらいです。・・・というか、ひょっとして新しい機種はAnalyticsにデータが無い(not set扱い)かもですね(´∀`;) Galaxy S10などは海外版をお使いの方はいらっしゃるのに、国内版が0ってことはないでしょうから。Xperia1も発売日にゲットした人はたくさんいそうなものです(自分で使っているかどうかはまた別かもですが)。

また、前回Pixel 3が上位(7位)にいたのですが、今回は16位になっています。一方で前回は「Pixel 3」は1件しか項目がなかったのに、今回の分析データではSIMフリーとソフトバンク版(23位)がばらばらに計上されているようなので(16位と23位のPixel3利用者数を足すと、ちょうど今回のデータでも6位になる)、前回との比はあまりあてにならないかもしれませんのでご了承下さい。


ということで、全体としてはiPhone以外だとファーウェイの高コスパ端末・SDM835-SDM845あたりのハイエンド端末を使っている方が多いという印象です。

ファーウェイ端末については今後のサポート状況・提供継続の不透明さはあるものの、現時点ではまだ既存端末なら各種キャンペーンで安く買えたり、白ロムが値下がっていることもあるため、全体でのファーウェイ販売数は減っていると聞きますが、当サイトを訪れるような節約志向の高いユーザーのシェアはまだ高い状態が続いていると言えそうです。

分離プランの導入でこれから販売価格自体が安いミドル-ハイレベルのシェアが増えることが一般的には予想されますが、当サイトの訪問者層だと「ハイエンド端末も安く入手するのが当たり前」という習慣が付いていると思いますので、いまさらミドルスペックには戻れないという人も多いかもしれませんね(笑)

それでも買い替えのスパンが長くなる、最新ハイエンドモデルの初期流通が少なくなる傾向がきっと出てくるのでしょう。

他の人がどんな端末を使っていようが自分が満足できればそれで良いと思いますので、これからは単純に価格やスペックが良いモデルだけでなく、「長く使える、満足度が高いスマホ」が上位に留まるようになりそうです。すでに「白ロム」情報を扱う当サイトの読者層ではその傾向が先行して出ている気がしますので。

分離プランが進んだ時にどんな端末が生き残るのか。。。「新機種を出せばとりあえずキャリア経由なら売れる」という時代は終わりそうなので、各メーカーはよ~く利用者の動向を予測して開発しないと大変なことになりそうですね。



by ke-onblog | 2019-06-24 16:05 | 白ロムコラム | Comments(0)
日本でのP30 Proの発売が危ぶまれた段階で「P30 Pro並に楽しめるスマホは無いか?」と探したところで目についてしまったOnePlusの最新モデル「OnePlus7 Pro」。

しばらく使ってみて大体のところは把握出来ましたので、OnePlus7 Proを買ってみようかどうしようか迷っている人向けに、私の感じたところをお伝えしてみようかなと思います。
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まず前置きとしまして、以下のレビューというか、評価というか、私の感じたところをいろいろと書いていますけれど、私のスマホに対する要求・比較イメージはかなり一般の方とはかけ離れている可能性があります。

OnePlus7 Proは従来のすべてのスマホを含めても最高峰に分類される端末の一台であることは間違いないと思いますが、「もっとこうあって欲しかった」みたいな部分も含めてかなり辛口評価になっているような気がしますので、「自分が何を求めるのか」を各自で判断して、参考になる部分・参考にしなくて良い部分を読み取って頂ければと思います。

では、本題の細かい評価を書いていきたいと思います。

【OnePlus7 Proのデザイン・ボディについて】

OnePlus7Pro、とてもカッコいいと思います。
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私が輸入したのは「Mirror Gray」。真っ黒ではないですが濃いめのグレーで、光の反射が綺麗なコーティングがされています。

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ディスプレイパネルは両サイドがラウンドエッジになっているためガラスフィルムはとても貼りにくそうですが、ノッチが無く、高い画面占有率で6.67インチという大画面を実現しています。

ちなみに私はいまのところデフォルトで貼ってあるPET保護フィルムをつけたままにしています。柔めで指紋は付きやすいですが、指すべりは悪くないです。

重量はかなりヘビーです。6.67インチという大きさのこともありますが、ガラス系のパネルを使っているせいか、ずっしりとした重みがあります。
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同梱されていたTPUケースを含めると実測で236グラムもありました。ちょっとしたタブレット並の大きさなのである程度の重量は覚悟しなければならないところながら、スマホで236グラムは・・・私は大きなスマホ自体にはさほど抵抗はありませんが、過去にiPhone 8 Plusの202グラムでも挫折した経験があるので。

ベゼルレスデザインなので6.67インチというサイズから受ける印象ほど本体の持ち易さは悪くはないものの、「落としたら絶対に割れる」という不安感を覚える程度には重いです。

現地のことはよく知りませんが、日本国内では保証に入ることも出来ない(「モバイル保険」は技適のない端末は保証加入出来ないはず)でしょうから、物理的な破損は怖いです。現時点ではOnePlus7 Proは決して安い端末ではないので。

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これは良いところでもあり気に入らないところでもあるのですが、電源ボタンの上にスライド式のマナースイッチがあります。凹凸のあるメタリックなボタンで、「通常/バイブ/サイレント」の3段階に切り替えが出来ます。

個人的に、まだこのマナースイッチに慣れることが出来ません。というのも、Xperia 1,Mate20 Pro, AQUOS R3など、多くのスマホはこのマナースイッチの場所に音量キー、その下に電源ボタンがあるので、すぐ押し間違えちゃうのです...

マナースイッチは凹凸あり、電源ボタンはツルツルしているので触っただけでも違いは判り、本体左にボリュームボタン+右に電源ボタンという配置はiPhone X、Galaxy Noteとも同じなので、やっぱり慣れなのでしょう。場所は違いますがマナーの切り替え物理スイッチがある点ではiPhoneに近いですね。

【OnePlus7 Proのカメラについて】

OnePlus7 Proのカメラについてはすでに別の記事で一部紹介しました。

OnePlus7 ProのカメラはDxOmarkの評価ではP30 Pro, Galaxy S10 5Gの112点に次ぐ、111点をマークしています。そのクオリティはさすがといったところ。

48メガのメインカメラ+ズームレンズ+広角レンズというトリプルカメラ構成で、スマホ一台で幅広い場面で活躍してくれることでしょう。

ただ、カメラの使い勝手は微妙な部分もあります。

私が気になった部分としては、

・48メガピクセルのサイズはプロモードでしか切り替えられない(詳細記事
・夜景モードはズーム/広角レンズでは使えない
・夜景モードの待機時間表示の位置が残念
・ズーム倍率の切り替えがやり難い(左右に動かす操作のせいで、カメラモードが切り替わってしまう誤操作をしやすい)

特にダメなのが、3つ目の「夜景モードの待機時間表示」です。これはユーザーインターフェイスの設計が残念過ぎます。

OnePlus7 ProではHuawei P20 ProやGoogle Pixel 3と同じように、手持ち撮影のままでも夜景が綺麗に撮れる専用モードがあります。

ファーウェイやGoogle端末で夜景モードを使ったことがある人なら解ると思いますが、夜景モード中には明るさに応じて数秒程度の撮影時間が必要となります。比較的明るい環境なら1~2秒、かなり暗ければ10秒位の待機が発生することもあります。

OnePlus7 Proもほぼ同じ仕組みなようなのですが、その撮影時間の残り表示がシャッターボタンの周囲に表示されるのです。
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ちょっと上のスクショだと見づらいかもですが、右側にある白いシャッターボタンの周りに、黄色く円を描くように待機時間を表すアニメーションが表示されます。

夜景撮影をするわけですから、撮影者としてはなるべくスマホを動かさないようにします。当然、指もなるべく動かさないようにします。

しかし、指は撮影時にはシャッターボタンの真上にあるわけで・・・つまり、指を動かさないと残りの撮影時間が判らない=時間を確認するために手ブレが発生しやすくなってしまうのです。

もちろん、ちょっと指をずらせばシャッターボタンは見えるので、それくらいなら手ブレはしないかもしれません。でも、撮影中には最大限に端末を動かさないように指の動きを最小限にするクセが付いている私には、これがとても不快でした。

Pixelシリーズは待機時間がディスプレイのど真ん中に大きな円を描くように表示されます。ファーウェイのスマホもシャッターボタンの周りにアニメが出ますが、その上に秒数で残り時間が表示されますので、このような問題は生じません。

このカメラUI、ぜひ改善してほしいです。
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飛び出すインカメラは非常にスムーズです。生体認証システムについては後述しますが、購入後しばらくは「ウィーン」と出てくるたびに面白くてニヤついてしまいます。

写真のクオリティについてはDxOmarkのように定量的な評価・チェックをしているわけではないので感覚的なものとなりますが、111点というハイスコアを記録するだけの性能はあると思います。

109点を獲得していたMate20 Proと比べて明確にどちらが優れている、というほどの極端な差はないものの、広角・標準・ズームも、それぞれ最高水準に達していると感じました。

最新のP30 Proには敵わないかもですが、同じくトリプルレンズになったXperia 1にはまず負けないと思います。少なくとも、ズーム性能はOnePlus7 ProのほうがXperia1より上でしょう。

以下の写真はOnePlus7 Pro, Xperia1, Pixel 3, Mate20 Proでそれぞれ最大ズームにして撮影した写真を切り出したものです(スマホはスタンドに固定。設定はすべて標準オート)。

OnePlus 7 Proのズーム写真
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Xperia 1のズーム写真
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Pixel 3のズーム写真
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Mate20 Proのズーム写真
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それぞれトリミングだけをしていますので画像のサイズがちょっと違いますが、望遠レンズを搭載していないPixel 3、2倍ズームのXperia 1よりOnePlus7 ProとMate20Pro では明らかにくっきりとズームが出来ています

6月23日時点ではDxOmarkにXperia 1の評価は載っていないようですが、Mate20 ProやOnePlus7 Proのスコアを超えるのは難しいかもしれません。Xperia1はカメラそのものより、スマホでそのまま21:9で4K HDRが再生できる、Cinema Proなどのアプリのほうが魅力でしょうから、このズーム写真比較だけでスマホカメラとして良いか悪いかは判断出来ないですけれど・・・

全体としては、OnePlus7 Proのカメラは非常に高いレベルにあるとは感じました。しかし、Mate20 Proを大きく超えるような印象でもありません。DxOmarkでも2点差ですし。むしろカメラUIはファーウェイのほうが私は使いやすい・完成度は高いと感じました。

ちょっと長く語りすぎたので、前半はここまでにしておきましょう。

後半では

・生体認証システム(顔認証・指紋認証)について
・処理能力とパフォーマンス、発熱について
・電池持ち、充電周りについて
・スマホの頑丈さ、耐久性について
・OnePlus/Oxygen OSのシステム操作性について
・OnePlus7 Proの価格、コスパについて

といった項目の評価を書いていきます。

前半部分で評価した部分だけでも、正直に言って「OnePlus7 Proは最高で唯一無二」といったレベルにまで突き抜けたものは私には感じられませんでした。十分ハイレベルではあるものの、他のハイエンドモデル・他のメーカーの操作性に比べて完成度が高いということもない感じです。

価格面については後半で詳しく書きますが、これでもう少し安ければまた印象も違ったのかもですけれど、現時点ではお値段の方もそこそこしたので(苦笑)、どうしても求める水準が高くなってしまいました。

後半は良いところ・他端末に比べても最高レベルに満足出来た点も紹介しますので、興味のある方は引き続きお付き合いください。

(*OnePlus7 Proは日本向け端末ではありません。国内での利用にはいろいろと問題がありますので各自理解した上で購入検討をしてください)


by ke-onblog | 2019-06-23 09:15 | 白ロムコラム | Comments(2)
2019年の最新モデルスマートフォンでは「48メガ(4800万画素)」のカメラを搭載した機種が多くあります。

他にも48メガピクセルのセンサーを開発しているメーカーがあるのかどうか把握していませんけれど、2019年モデルの「48メガ」なスマホの多くは、ソニーのイメージセンサー「IMX586」というものを搭載しているはずです。
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このイメージセンサーは2018年7月23日にソニーがリリース、2018年9月頃からサンプル出荷が始まっており、2018年冬モデル~2019年夏モデルあたりのスマホに実際に搭載されるようになったセンサーです。

IMX586は1/2型(対角8.0mm)の大きさで、有効画素数が4800万画素の積層型CMOSイメージセンサーであり、世界初となる画素サイズ0.8μmという微細画素を実用化したセンサーです。

1個の画素サイズが小さいので、スマホに搭載できる狭いスペースでも4800万画素という大きな画素数を詰め込めているということですね。

詳しい技術的な仕様や解説は、ソニーのニュースリリースに書かれています。


小難しいことは実際にスマホでカメラ機能を使う場合に必須な知識というわけではないですけれど、まさにこのIMX586を搭載しているOnePlus7 Proでカメラテストを行っていると、デフォルトの状態だと12メガ(3000×4000)の写真になっていることに気づきました。
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Oneplusの公式サイトを見てみると、「Pixel Size:0.8μm/48M, 1.6μm(4in1)/12M」という、あまり見慣れない書き方がされています。

この意味合いとしては、同じくソニーの公式サイト・開発者インタビューに以下のような記述があります。
夜景など暗いシーンを撮影する時には、隣りあう4つの同色のカラーフィルターの画素を加算し、画素サイズを1.6μm相当(有効1200万画素)にすることで感度を高め、低ノイズで明るい画像の撮影を可能にします。一方、明るいシーンの場合は、信号処理によってリアルタイムで4800万画素に配列変換し、高解像度の撮影を可能にします。それが、Quad Bayer配列です - https://www.sony.co.jp/SonyInfo/technology/stories/IMX586/index.html
なるほど。。。

4800万個あるうち、2×2の4個の画素を合わせてピクセルサイズを大きくして、画素数的には1200万に減るけれど、そのぶん明るい写真を撮れるよ、ということですね。

48メガと12メガピクセルの2個のセンサーが載っているのではなく、IMX586の1個で、2つのピクセルサイズに相当する撮影が出来るというセンサーになっています。

で・・・この48メガと12メガが実際にどうやって使われているのかな?とOnePlus 7 Proで確認してみると、標準の「カメラ」モードでは、常に画素が合算された「12メガ」になっているようです。

一般的なスマホでは撮影時にサイズを変更することも出来ますが、OnePlus7 Proの通常カメラモードには、[4:3](3000×4000)・[全画面](1824×4000)・[1:1](3000×3000)の3パターンしかありません。

・・・48メガはどこへいった???

開発者のインタビューによれば暗い場所では加算、明るい場所では4800万画素で~と書いてあったので、自動で判定・切り替えでもするのかな?と思いましたが、そうでもなさそうです。

通常の「カメラモード」を探しても設定が出てこなかったのでいろいろとカメラ画面をチェックしていたところ、当然ですがちゃんとありました、48メガに切り替える方法が。

OnePlus7 Proで4800万画素モードで撮影するためには、「プロ」モードに入って、手動で切り替えをすることで利用が出来ます。
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プロモードにすると、カメラUIの上に「JPG」・「JPG 48M」・「RAW」といったモード表示のアイコンが出現し、タップすることで保存モードを切り替えることが出来ます。

実際に通常のJPG(12M)とJPG(48M)で、撮り比べた画質のチェックをしてみました。

以下の写真が拡大なしの画角です(下記ファイル自体は圧縮した小さなサイズなのでお間違えなく)。
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このような距離感で、12メガと48メガモードで撮影した写真の一部を切り抜き・拡大したものが以下のデータです。
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左が4800万画素モード、右が1200万画素モードです。絵の具の箱に印刷された、模様のようなものが48Mだとくっきり見えるのが判るかと思います。

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こちらも同じく左が4800万画素、右が1200万画素モードの拡大図です。「13本」の文字がちょっと48メガのほうだけ少しブレているようにも見えますが、箱についた傷・ホコリ?のようなものは、48メガではやはり明瞭になっています。

続いて、照明を消して暗い状態で、シャッタースピード・ホワイトバランス・ISOを固定し、48メガと12メガモードを切り替えてみました。
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そのまま比べると、若干12メガのほうが明るく見えます。48メガモードでも一応絵の具の各色が判る程度には写っていますが・・・これを拡大すると、その差を実感出来ます。
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48Mのほうが画素数は大きいので鮮明ではあるのですが、ガッサガサの粗い画質になっています。一方、12Mのほうがあきらかに線・色は滑らかです(これはISOの違いではありません。マニュアル設定で3200に固定しているので)。

48メガと12メガモードはそれぞれ一長一短なところがありますので、より綺麗な写真を撮りたいのならばうまく使い分ける必要があります。48メガモードにすると1枚あたりの容量は10~15メガバイトくらいまで大きくなり、RAWデータにすると20メガバイトを超えちゃいます。あまりたくさん高画素数で撮るとストレージを圧迫するかもなので、そのあたりも気をつけると良さそうです。


スマホカメラの写真のクオリティはイメージセンサーがすべてを決めるのではなく、カメラレンズや画像処理・各種設定に依存します。

同じソニーのIMX586を積んでいても、同じようにきれいな写真が撮れるスマホであるとは限りませんが、有効画素数4800万画素・画素加算による1200万画素モードが使えるQuad Bayer配列はすごい技術だな、とOnePlus7 Proを使ってみて実感できました。

IMX586を搭載した他のスマホだと、

・Xiaomi Mi9/ SE
・Xiaomi Redmi K20 pro
・Xiaomi Redmi Note 7 Pro
・UMIDIGI S3 Pro
・Vivo iqoo
・Meizu 16S
・Nubia Red Magic 3
・OPPO Reno/10x Zoom
・Black shark2

などもIMX586を使っているはずです(型番・モデルによって搭載センサーが違う可能性もあるので、詳しくは各社サイトを参照してください)。

ソニー渾身の最新センサーを体験してみたいのなら、「48メガピクセル」のスマホを試してみるのも良いでしょう。

UMIDIGI S3 Pro 48MP 12MP デュアルアウトカメラ 20MPインカメラ 5150mAh大容量バッテリー 128GB ROM 6GB RAM 6.3インチ FHD 大画面

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by ke-onblog | 2019-06-16 17:38 | 白ロムコラム | Comments(0)
以前日記に書いた「 ドコモ2019年新料金プラン 指定外デバイス問題はどうなる? 」の答えがわかりました。

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従来、ドコモではスマートフォン・タブレット・ケータイ・ルーター端末など、回線契約時の「ご利用デバイス区分」に応じたプラン料金が設定されており、契約した内容から外れた”指定外デバイス”で利用を行うと、本来そのデバイスで使った場合の料金差額分が請求される「指定外デバイス料金」が生じてきました。

一方で、2019年6月1日から提供が始まった「ギガホ/ギガライト」および「ケータイプラン」においては、そういった”利用デバイス区分”による料金の差に関する記載がなくなっています。


以前日記を書いた時点ではサービス提供前の状態だったので、実際に新プランが始まる直前まで規定が確定しない・提供条件が変更になる可能性もあったので予想しか出来ませんでしたが・・・

サポートに問い合わせた結果は、

・新料金プラン「ケータイプラン」で契約したXi用SIMを、他の利用可能なスマートフォン機種等に入れ替えても、指定外デバイス料金発生しない

・Xiサービスが利用が可能な端末(同じSIMで使えるデバイス)同士であれば、SIMカードを入れ替えても利用に制限はない

とのことです。

つまり、ケータイプラン(100MB-月額1200円)のまま、スマホに入れ替えても特に問題ない、ということでした。
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個人的な予想としてはIMEI制限くらい付けてくる可能性もありえるか?とも考えていましたが、思った以上に寛大な設定でした。

ただし、新料金プランのケータイプランはあくまで「Xiケータイ用のプラン」であるため、スマホでの利用時にはスマホ用のプランを使うのが大前提です。この利用方法が推奨されているわけではないので、スマホ/タブレットで使う場合にはプラン変更をしてください。


*指定外デバイス料金が発生しなくなったのは2019年6月以降のプランです。旧プランで契約したままのケータイ用プラン→SIMをスマホに挿すと今でも指定外デバイス料金が請求されますから、そのあたりを勘違いしないように気をつけて下さい。

ケータイプランの加入条件は、
料金プランお申込時に指定デバイスの購入を伴う場合、またはドコモ販売店(ドコモオンラインショップ含む)における直近の購入端末(ドコモに登録されている最新購入端末)が指定デバイスである場合は、対象の料金プランをお申込みいただけます
という規定もあるため、ドコモでスマホ機種を買ったあとだと、ケータイプランは申し込めません。FOMAガラケーのままでも申し込み不可のはずです。

月額1200円のケータイプランを使うためには、AQUOSケータイ SH-01J, SH-02L、P-smart P-01Jやカード携帯 KY-01Lをドコモから買って下さい(白ロム購入→持ち込み契約もNGなはず)。
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あるいは、富士通から発売予定の2019年夏モデル arrowsケータイ F-03Lでも可能です。


2019年6月にドコモケータイの端末価格も変更されており、6月12日時点ではケータイカテゴリーの機種は全モデル一律28,800円(税別)です。月々サポートは付きませんので、旧プランで月サポが継続しているユーザーは、月サポ期間が終わってから機種変・料金プラン変更をすることをオススメします。

*上記は2019年6月時点で公式に確認した内容に基づいています。サービスの提供条件やルールは変更・修正されることがありますので、各自で確認のうえ、自己責任でお願いします。SIMの入れ替え時に端末・プランの設定が適切にされていないと、節約にならないこともありますので。

by ke-onblog | 2019-06-12 09:48 | 白ロムコラム | Comments(6)
ファーウェイの新製品発表会でP30 ProのSIMフリー版が出ず、さらにはドコモのP30 Pro HW-02L予約受付停止の報せから一夜。私も今季の端末購入予定がちょっと崩れてしまいそうなので、計画の立て直しも覚悟している状況です。
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昨年もP20 Pro, Mate20 Proと購入したので、この夏はP30 Proはどうしようかな~とかなり悩んでいたところに、当然10万円は超えるのかな?と覚悟していたドコモの販売価格が8.28万円と比較的手頃な設定にしてくれましたので、一応入手はしておこうかと予定していたのですが・・・
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P30 Proは現行のP20 Proに比べれば全体的に性能がアップしています。一方でMate20 Proから比べるとCPU/RAM/ROMの仕様から超広角レンズ・ディスプレイ内蔵指紋認証・ワイヤレス充電/給電などの特長が被っており(しかもMate20Proは正規SIMフリー版ならDSDVですし)、”比較的お手軽に買える”という最後の一押しが効いている感じでした。

まだこれから早い段階でファーウェイに対する制裁が解除され、国内での予約受付・販売が夏に間に合う可能性が無いわけではないものの、先日実施させていただいたアンケートでもP30 Proには高い関心を持っている方も多かったモデルだけに、購入候補にしていたユーザーの代替スマホは何になるのかな?と考えると、なかなか難しい問題になりそうです。

P30 Proの特長は一昨日のファーウェイ新製品発表会でも長く時間を割いていたように、なんと言ってもLeicaクアッドレンズによるカメラ性能でしょう。
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私もP20Pro, Mate20 Pro,そしてP30 Pro HW-02Lもすでに実機でズームや夜景モードのデモを体験しましたが、文句なくスマホ業界でトップランク(AIの味付けの好みは別として)だとは思います。

今年の夏モデルではXperia1, Galaxy S10/S10+もハイエンドでトリプルレンズカメラ対応になっており、各社いろいろ頑張っているのだとは思いますが・・・やっぱりP30 Proほどのインパクトは無いでしょうか。

Xperia 1では瞳オートフォーカス・ハイブリッド手ぶれ補正、Cinema Proモードでの撮影など、ハードそのもののパワーというより技術・ソフトウェア的な特徴と、21:9比率で撮影した4KHDRムービーをそのままスマホで楽しめるという他モデルには無い利点もあります。
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標準レンズ:1220万画素 焦点距離26mm f/1.6
望遠レンズ:1220万画素 焦点距離52mm f/2.4
超広角レンズ:1220万画素 焦点距離16mm f/2.4

ドコモでのXperia1 SO-03Lの発売予定は2019年6月中旬、価格はP30 Proより1.2万円高い95,400円(税別)に設定されています。


Galaxy S10 SC-02L/Galaxy S10+ SC-03Lも広角-標準-ズームのトリプルレンズ構成ですが、メインカメラにはGalaxy S9, note9シリーズでも導入された絞り可変機構が継承されています。
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上のイメージ画像にあるような一眼レフ用ズームレンズだと400mmくらいはありそうに見えますが(苦笑)、Galaxy S10シリーズは光学2倍相当(デジタル併用10倍まで)なので、過去のNote8/Note9/S9+と変わりません。

標準レンズ(広角):1200万画素 視野角45° f/1.5-2.4自動切り替え
望遠レンズ:1200万画素 視野角77° f/2.4
超広角レンズ:1600万画素 視野角123° f/2.2

インカメラについてはS10はシングル、S10+はデュアルレンズ用のホールがディスプレイに空いてます。

ドコモGalaxy S10 SC-02LはP30 Pro HW-02Lと同額82,800円、SC-03Lは93,600円です。RAM 8GB/ROM 128GBであることを考えれば、まずまず順当なところでしょう。

また、日本への投入は発表されていませんが、2019年5月時点でP30 Proと並びDxOmarkで112点の最高点を記録しているGalaxy S10 5Gでは3D Depth用のカメラがついています。
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現在アメリカではVerizonがGalaxy S10 5Gを販売しており、256GBモデルで1299ドル(約14万円)、512GBモデルは1399ドルです。

同じくVerizonではGalaxy S10 128GBモデルは899ドルになっていますから、もし日本でGalaxy S10 5Gが発売されたとしても、お値段は12~13万円を超えてしまうでしょう。Mate20Proも発売時は12万円でしたのでそれでも異常に高いというほどでもないかもですが・・・

現時点でP30 Proに対抗しうるカメラを欲するのならGalaxy S10 5Gを輸入するしかありません。eBayでの即決相場は14万円くらいから。オークションタイプなら10-13万円くらいで落札されているものもあります。


シャープの2019年夏モデルハイエンド AQUOS R3はこの夏3キャリアから発売されます。この機種はデュアルカメラであり、静止画+動画専用というかなり特徴的な仕様をAQUOS R2から引き継いでいます。
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AQUOSのカメラも決して悪くはないのですが・・・写真用として考えると他社の広角・ズーム用に専用カメラを搭載したモデルには及ばないでしょう。

静止画カメラ:1220万画素 焦点距離 26 mm f/1.7
動画カメラ:2010万画素 焦点距離 18mm f/2.4

AQUOS R3の場合はカメラよりも明るくなったPro IGZOディスプレイや120Hz表示の滑らかさなどのほうが個人的にはすぐに体感出来る良いところではないかと思います。

ドコモAQUOS R3 SH-04Lの価格はP30 Proと同額の82800円(税別)です。


国内のキャリアから発売予定がある2019夏モデルのハイエンドはこれで終わりです。

カメラ面だけでの勝負ならPixel 3a/3a XLもシングルレンズながらGoogleのAIパワーによって簡単に綺麗な写真が撮れるのでライバルに入れても良いかな?というところですが、SDM855機種とは性能も価格帯も違うので省略します。

ここからはSIMフリー・国内未発表の端末のハイエンドモデルのカメラと価格帯をざっと比べていきます。

【Black Shark2(日本発売確定):99,800円(税別)】

SDM855・RAM12GB/ROM256GB、DSDVも対応の超絶スペックなゲーミングスマホ。超広角レンズはありませんが、デュアルカメラ仕様です。

広角カメラ:4800万画素 f/1.75
望遠カメラ:1200万画素 f/2.2 (2倍相当) 

【OPPO Reno 10x zoom:10万円前後?】

まだ日本市場投入は正式発表されていないはずですが、技適は取っているということなので日本での発売が期待できる、OPPOの新作。フロントカメラがリフトアップ収納式。
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この機種もファーウェイやGoogleと同じく夜景に強い「ウルトラナイトモード2.0」があり、トリプルレンズながら性能的にはP30 Proのライバルになり得る超ハイスペック機です。

広角レンズ:4800万画素 f/1.7
超広角レンズ:800万画素 f/2.2 (視野角120°)
望遠レンズ:1300万画素 f/3.0

OPPO Reno 10x zoomの現地価格はRAM8GB+ROM 256GBで3,999元なので6.6万円ほどになるはずなのですが、国内価格は10万円近いものになると予想されます(Find Xは4999元→日本価格12万円だったので)。

【ZenFone6 ZS630KL:6万円~】

つい先日グローバル向けに発表された2019年のASUSフラッグシップモデルはカメラがフリップ式という特徴的なものになりましたが、それ以外は割とスタンダードなハイエンドモデルです。
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メインレンズ:4800万画素 焦点距離 26mm f/1.79(視野角79°)
広角レンズ:1300万画素 焦点距離 11mm (視野角125°)

日本ではどのような仕様になるのか、いつ発売されるかも現時点では未定ながら、海外通販で549ドルから買えるようになっています。


【Lenovo Z6 Pro:5万円~】

こちらは少し前の日記で書いた、レノボのフラッグシップモデルです。日本での発売はまず無いでしょうけれど、P30 Proと同じクアッドレンズモデルのハイエンド機種です。
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メインレンズ:4800万画素 f/1.6
超広角レンズ:1600万画素 f/2.2 視野角125°
望遠レンズ:800万画素 f/2.4
高感度動画レンズ:200万画素 f/1.8 (ピクセルサイズ2.9μm)

P30 Proの4眼とは構成が違いますが、これはこれで面白そうなカメラを積んでいます。

現地価格はRAM6GB/ROM 128GBで2,899元で5万円くらいの価格破壊系スマホです。

【Xiaomi Mi9:4.5万円~】

万が一ファーウェイが事業破綻レベルにまで行ってしまったら、次に国内参入しそうなメーカーはXiaomiでしょうか。一部ウェアラブルやアクセサリーはすでに日本でも売ってますし、Black SharkもXiaomi出資ですし。
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XiaomiのMiシリーズは過去のモデルから結構カメラは力が入っていて、Mi9ではDxOmarkスコアでも何げに107点とハイスコアを記録しています(iPhone XS Maxより上)。

メインレンズ:4800万画素 f/1.75
望遠レンズ:1200万画素 f/2.2 (2倍相当)
超広角レンズ:1600万画素 f/2.2

トリプルレンズの仕様としては特別なものでは無いながら、かなり格上のカメラを採用してSDM855搭載、これで400ドルを切っています。廉価版のSEじゃなくてもこの価格。

☆「Banggood Xiaomi Mi9 Global Version(6GB+64GB)」/クーポンコード [BG5M96G] 適用で397.99ドル

【OnePlus 7 Pro:7.5万円~】

最近発表されたばかりのOnePlusの新作のトリプルレンズカメラです。
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メインレンズ:4800万画素 f/1.6
望遠レンズ:800万画素 f/2.4(3倍相当)
広角レンズ:1600万画素 f/2.2 焦点距離 17mm 視野角117°

DxOmarkの評価は111点となっており、P20 Proを超えています。つまり、もしP30 Proが発売されないようなことになれば、OnePlus7 ProがGalaxy S10 5Gに次ぐ高性能カメラ搭載機となり、コスパ面を考えるとGalaxy S10 5Gの半額程度という水準からも人気が出そうな機種です。

ディスプレイにはノッチがなく、フロントカメラはポップアップ式です。物理的に動くカメラは脆そうな印象もありますが、30万回の耐久性あり・防塵性もあるそうです。

これでアメリカでは現地価格669ドル~。過去のOnePlusシリーズに比べると次第に価格が上がっているような気もしますが、国内で販売すれば10万円クラスにはなりそうなスペック・機能性なので、これでも割安なのでしょう。

他にもハイエンドクラス(SDM855搭載)のスマホはありますが、とりあえず私が気になっているのはこんなところです。

各社ファーウェイに限らず最新のハイエンドモデルであれば高いカメラ性能を誇っていますが、ほぼほぼイメージセンサーはソニー製です(48メガのやつは「 Sony IMX586」)。

モバイル向けイメージセンサーのシェアトップのソニーの存在感はすごいですが、スマホ本体では苦戦しているXperiaという印象もありますので、Xperia1にはメーカーも期待しているところかと思われますが、ファーウェイ以外でも全世界でみるとライバルもこんなに(しかも一部でしか無い)魅力的な端末あり、手強そうですね。


カメラの機能がスマホのすべてとは言わないまでも、上記で挙げた機種はいずれもカメラ機能を強くアピールしています。

昨年の夏モデルではP20 Proがダントツでハイクオリティな写真が撮れるという印象が残っていますが、他社の猛追&ファーウェイのトラブルによる失速の影響が今後大きくなってしまうと、”カメラ特化スマホ”カテゴリーの勢力図が変わってくるのかもしれません。

丁度新発売の時期にトラブルが表層化してしまったファーウェイなので、さすがに全力で問題解決に当たっているところなのだろうとは想像しますが、他社にとってはシェアを取り返す・新規参入のチャンス?になったりするかもしれません。

P30シリーズの発売時期だけの問題ではなく、モバイル業界全体の動きにも注目してみると何か観測できるかもですね。



by ke-onblog | 2019-05-23 05:50 | 白ロムコラム | Comments(2)
公式発表前からかなり情報が漏れていたので驚きは少なかったですが、本当に”廉価版Pixel”が出ました。

日本での予約販売もすでに始まっており、ノーマルなPixel 3/3XLに比べてPixel 3a/Pixel 3a XLはおよそ半額という価格帯になったことで話題になっているようですが、それでも5万円・6万円という価格になりました。
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このブログの読者層の皆さんならば公式サイトの仕様覧を見るだけでおよその性能・機能性、コスパなどが瞬時に判断出来るとは思いますけれども、Pixel3a,3a XLは”高性能なモデルをお得に”という公式のフレーズのとおり、十分に”高性能”と言える性能を保持しているとは思います。

しかし、やはり”廉価”に収めるために、削られている・控えめなところも多くあります。


メインカメラはPixel3と同等(サブは広角レンズが削られている)ということなので、Pixel 3をカメラ代わりに使ってみたいと思っていたユーザーにとってはPixel 3aはかなりウケると思います。

私もPixel 3を買っていなければ3aか3a XLを確実に買ったでしょう。
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Pixel 3の夜景モードは本当に凄いです。大きく拡大・印刷したりするのではなくスマホ画面で楽しむだけなら、夜景撮影のためデジカメ+三脚を持ち歩くのが馬鹿らしくなるくらいに(拡大してしまうとやっぱりデジカメのクオリティとは全然違いますけど)。

Pixel 3シリーズと3aシリーズでは、Pixel 3aシリーズが対応するFelica/3.5mm イヤホンジャックがあるという点で、そこに絶対的な魅力を感じるのであれば廉価云々は関係なしに”買いである”とも言えますし、2019年という時代においてRAM 4GB/ROM 64GB・SDM 670というスペック仕様は、やはり”価格相応レベル”とも感じますね。

SDM670の性能はSDM660の後継であるため、SDM855に比べてしまうと半分程度、1年前のハイエンドSDM845・2年前のSDM835には及ばず、3年前のSDM820に近いくらいになるはずです。

600系等・新しいチップなので発熱が少ない・省エネ性能が高まっているといったメリットもまたあるため、必ずしも最新ハイエンドチップとミドル向けチップで”どちらが使いやすい”という判断は出来かねますが、他社メーカーでも普通に定価3-4万円程度のスマホに搭載する程度の仕様です。

また、”Pixel 3の半額”と言っても、それはあくまで半年前の発売当時の定価に比べた場合であり、Pixel3はドコモ・ソフトバンクがそれぞれ年度末に大きく値下げして販売を行ったため、SIMロック解除済みの新品であっても白ロム相場はすでに大きく下がっています。
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一度でも人手に渡ったスマホは使いたくない・個人間売買はしたくないというのなら仕方がありませんが、未使用白ロムのSIMフリーのPixel 3 64GBモデルは5.5万円~6万円前後で買えます。

オークション・フリマ以外だともう少し相場は高く、6万円後半~7万円程度でしょう。

また、ソフトバンクのキャリアロック未解除品であれば「イオシス」でも新品で5万円台です。

新品に拘らないのなら、SB版の美品中古でPixel 3の128GBモデルが3万円台に突っ込んでいたこともあります。

128GBで4万円は飛び抜けた安さの在庫だったのですぐに売切れてしまったのですが、多少使用感のある中古・白ロム利用に抵抗が無いのなら、Pixel 3aより安くPixel 3を入手することも今なら不可能ではありません。
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ただ、今後もPixel 3が安く買えるとは限りません。今は年度末セール後で流通数・在庫が多いので大きく値下げして出品されることもありますけれど、Pixel 3a/3a XLの販売を前に、ソフトバンクの公式ストアでは先月の時点で取扱が終わっています

また、ドコモの公式オンラインストアでもPixel 3のほうは「在庫限り」の表記が出ています。


現時点でGoogle Storeでは普通にPixel 3もXLも販売が継続しており、販売終了予定は出ていないはずです。

まだソフトバンクの店頭にはPixel 3も並んでいるので完全に供給が絶たれるというレベルにはなっていないものの、年度末に比べると大きなセールがない(ドコモでは3月末で端末購入サポートからも外れた)ため、やはり白ロムの流通が増える要素はありません。

もしPixel 3a/3a XLが現行のdocomo with対象になるようなことがあればPixel 3aの市場相場は3万円前後まですぐに下がり、超お買得なスマホの一台になった可能性もあったのかな・・・なんて展開もありえたのかもしれませんが、、、

Pixel 3aの48,600円という価格はPixel 3登場時に感じた「機種性能は良いだろうけどちょっと高すぎ」というマイナスな印象を払底するインパクトのある数字でしたが、冷静に考えると48,600円も出せばSDM835~SDM845クラスのスマホでも新品白ロムが買える価格でもあります。

iPhone 8の64GBモデルも今は白ロム価格が大きく下がり、5万円台前半です。

☆「イオシス iPhone 8 64GB SIMロック解除済み」/新品52,800円(税込、2019/05/08時点)

SDM670とiPhone 8のA11チップでは、格段にiPhone8のほうが処理能力は上のはず。年度末効果でちょうどiPhone8の価格が下がったタイミングとは言え、Pixel3aとiPhone 8が4千円の差です。

Pixel 3aは単なるPixel 3から機能を削っただけのスマホではありませんし、メインカメラやディスプレイ・バッテリーなど基本的な仕様はPixel 3に劣りません。最低でも3年間のアップデートが継続するという安心感もありますので、開発者のリファレンス機種としてはもってこいでしょう。

それでもPixel 3aのライバルは10万円クラスのハイエンドモデルではなく、ミドル~ハイスペックモデル・せいぜい1-2年前のハイエンドモデルであることを理解して、買う価値があるかどうかよく検討してみると良いと思います。

Pixel 3の在庫・流通量がPixel 3aの登場によって増えるということは多分無く、時期的に投げ売りがされるタイミングでも無いため、価格相場が現状から大きく下がることなく消えていく可能性が高いと見ているため、Pixel 3の白ロムを買いたいのならば早めに安い在庫を見繕ったほうが良いかもしれません。

Pixel 3の白ロム相場が下がった主原因であったドコモの端末購入サポートが終わってしまうので、5月16日の新サービス・新製品発表会で、総務省を出し抜くサプライズな割引でも発表されない限り、Pixel 3が激安で買えるようなチャンスは来ないでしょう。

あるいはPixel 3aシリーズをキャリアが販売するのかどうかを様子見して、もし廉価モデル的に値下げ・投げ売り対象になる時期を待つという手も・・・


by ke-onblog | 2019-05-08 17:20 | 白ロムコラム | Comments(0)
先日書いた日記の続きです。

以前よりノートPCから外部出力をしたモニターで操作をしたいという目的で、ワイヤレスキーボードを探していました。

前回の日記では、「ワイヤレス+テンキー付き+タッチパッド付き」で、音が静かなキーボードが欲しいなぁ、という欲求を満たせるアイテムを探していたのですが・・・

結論として、「そんなものは無い(たぶん)」という境地に辿り着きました。

「ワイヤレス+テンキー+タッチパッド」というところまでなら、対応できる製品は見つけました。

テンキーとワイヤレスパッドの両方を独立して搭載すると、どうしてもそのぶん横幅が長くなっちゃいますので、ワイヤレスの特徴である”持ち運び可能”という一つの特徴に相反してしまうからか、全部乗せ機能を持ったキーボード自体が一般的に需要も供給もないようですね。

「テンキーを採るか、タッチパッドを採るか」の2択になれば、確実にテンキーを優先させたいというのが私の希望です。

さて、タッチパッドを諦めたことで「テンキー付きのワイヤレスキーボード」なんてものは、市場にいくらでもあるわけで、一気に選択肢は広がりました。

前回の日記ではロジクールのKX1000sというキーボードを最有力候補においていたのですが、以下の4点から買うのを躊躇していました。

・充電式であるため、電池式のものより寿命が短い(電池式なら1本で1年近く保つ機種も普通にある)
・Mac対応、ダイヤルツールなど、私には使わない付加機能が多すぎる
・重い(本体960グラムは、普通のキーボードの倍以上)
・高い(現在の価格は2万以上だが、過去には1.2万円くらいまで値下がっていた時期がある)

キーボードを探している最中、いろんな商品を店頭で実際に触って確かめたのですが、KX1000sのタッチ感・品質は確かに最高峰で私好みであったのですけれど上記のように気になる点もいくつかあり、価格は別にしても100%満足できる特徴ばかりではありませんでしたので、、、

そしてたどり着いたのが、キーボードとマウスセットでわずか1,699円の激安品でした。

いきなり当初の予算の1/10以下にするなんて、妥協しすぎでは?と思うかもしれませんが、なかなかどうして、私の欲求にはかなりいい線で応えてくれるアイテムにめぐり逢いました。若干安さゆえに妥協点もあるのですけど。
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中央が一番最初に買った、ロジクールのK270というキーボード(購入時価格2,187円)、一番下が店頭で触った感じがそこそこ良かったエレコムのTK-FDM075TBK (1316円)、そして一番上が今まさにこの文章を書くのに使っている、VICTSINGという、聞いたこともないメーカーのワイヤレスキーボードです(購入時価格、ワイヤレスマウスとセットで1699円)。

キーボード3台(+マウス)で、たったの5200円です。KX1000s1台分のお金でキーボードが4セット・12台も買えるほど激安品ばかりになってしまいました。

この3台のうち、ロジクールのキーボードはストロークが深めの、よくあるデスクトップタイプの凸形状キーボード。その他2個はノートパソコンっぽい、薄型のキーです。私は普段ノートパソコンで毎日万単位の文字を書くため、ノートパソコンの薄型タイプが好みです。

音の静かさでは、エレコムのTK-FDM075TBKはかなり静かです。本当にノートパソコンのキーボードそのまま、というタッチ感・配列で悪くはなかったのですが、ちょっとキーが硬めです。このあたりはロジクールのKX1000sを触ったあとだと「これが10倍以上の価格の差なのか・・・」と思ってしまうほど。

で、VICTSINGのキーボードの方は、実は単にエレコムのキーボードをアマゾンで注文するついでに、キーの形がロジクールのKX1000sのように凹んだ形になっていたのが目についたので、「どうせ激安海外品だろうけど、この価格ならネタとして使えるかな?」程度に思って買ったのでした。
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ロジクールのKX1000sがキーストローク1.8mmであるのに対して、VITSINGは約3mmあります。1.8mmというのは普通のキーボードから比較してもかなり浅いタイプでしょう。3mmというストロークはノートPCのキーボードに比べても若干深く感じますが、まぁ、慣れれば問題なさそうなレベルです。
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凹み式のキーボード、そこそこ快適です。少なくとも私はロジクールのK270よりは押しやすいと感じました。

ただ、低価格商品ならではの品質のブレなのか仕様なのかわかりませんけれど、文字ボタンはそれなりに静かなのですが、エンターキーとスペースキーに少しガタツキがあるようで、明らかに他のボタンとは触った感触が違います。大きなキーだけ、触った瞬間に「カチャ」と音がします。構造上の問題で、たぶんキーボタンが若干浮いているのでしょう。

また、このVICTSINGのキーボードには角度をつけるためのスタンド・爪がありません。そのままだと机に水平になって少し押しづらく感じます。

適当に何か厚みのある台に乗せて操作しても良いですが、私は背面に耐震用の粘着シートをつけて、ダンボールを折りたたみ、テープで巻いた簡易支えを取り付けてみました。すごく安っぽく貧乏くさいのですが(苦笑)、とりあえず誰に見られるわけでもない(自分にも見えない)ので、気にしません。
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文字の配列は日本語向けになっており、私にはほぼ違和感なく使えていますが、ファンクションキー部分にあるいくつかの機能は私の使っているPCでは動作していません(ボリューム調整や再生・一時停止など)。もとからキーボードでその機能を操作していなかったので、まぁどうでもいいです。

キーがやや深めで角ばっているので、指を低いポジションで水平移動させる人には若干引っかかりを感じるかもしれません。

ただ、これらのマイナス点を差し引いても、たった1699円で1・2万円くらいするロジクールっぽい凹みデザインのキーボードが手に入ったので十分に満足です。エレコムのキーボードに比べると音は少し大きいですが、K270に比べれば十分妥協できる静音性もあります。

キーボードには電源ボタンはないのですが、単4電池1本で18か月保つとされています。私はかなりハードに使うほうだと思いますのでそこまでの持ちは期待していませんが、電源をオン/オフに切り替える時間だって積もる積もれば大きな時間節約になるので、数十円の電池1本で数ヶ月持ってくれれば十分だと言えるでしょう。

すでに1週間弱使っていますけれど、PC起動直後・使用中にもスリープ・復帰でトラブルや遅延を感じることは今の所ありません。

セットのマウスは・・・使ってません。かなり安っぽいですが左右クリックは静音を謳うだけあり、たしかに静かです。

以上、VICTSINGのキーボードは「100点満点」というにはやっぱり程遠いのですけれど、価格を考慮に入れれば十分満足できる仕様です。エンターキーが静かなら、予備でもう2,3セット買ってもいいくらいには気に入りました。

値段が安いので個体差もかなりありそうですが、

・USBのレシーバーで安定したワイヤレス動作
・キーはやや深めでも良い
・日本語配列でテンキー、十字キーが独立している
・それなりの静音性

このような特徴で良いのなら、VICTSINGのキーボードはそこそこ満足できると思います。どのくらいの耐久度があるのか(実用的な意味で)はまだ判りませんが、一応2年間の保証もあります。

私もキーボードをいろいろ探してみて気付きましたが、キーボードは文字配列・形状・機能性にかなり商品ごとに特徴があり、中にはとんでもない位置にキーが配置されている変なモデルもあり(右下のファンクションキーとコントロールの間に「ろ」があるとか)、よく注意して好みに合うものを探さないと慣れるまで大変そうだな~という機種がありました。

Mac用・Windows用の両対応を謳う製品も少なくありませんが、それはあくまで”どちらのOSでも動く”というだけで、文字の配列・キーの機能が同じというわけではないため、使い慣れたものと同じ配列を重視する場合はよくその並び・機能を調べたほうが良いですね。

キーピッチ・ストロークなどはモバイル用・据え置き用などでも大きくことなるため、こだわりのある人はやはり実際に触ってみたほうが良いです。

by ke-onblog | 2019-04-29 08:05 | 白ロムコラム | Comments(0)
2019年の携帯業界では先日ドコモが発表した新料金プランのように、「分離プラン」が大きな影響を生み出しそうです。

その恩恵...と言って良いのかどうかはわかりませんが、分離プランによって比較的大きな変動が起きそうな業界は中古端末の流通関係です。

2019年3月に公開された総務省による「モバイル市場の競争環境研究会」の中間報告書案にも、中古端末の国内流通に関する促進方針が記載されています。(第4章3項あたり)
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私も山のように中古携帯・中古スマホを押入れにしまいこんでしますが・・・上の写真の端末を購入するのに使った総額はいったい幾らになるのか、考えたくもありません( ゚∀゚) 

中間報告書によれば、およそ30%がキャリアの下取り・買い取りを利用、リサイクルショップ等で売却・譲渡しているのはわずか6.6%というデータもあるそうです。

一方では、最近のスマートフォンはちょっとくらい古くなっても通常利用には問題ないほど十分に性能が高くなっているモデルもあり、本来もっと長く使える端末を眠らせておくのも勿体無いですし、今後「分離プラン」によって端末購入補助が減り、新品の端末が買いづらいような仕組みになってしまった場合には、中古品でも良いから安く手に入れたいという需要が増えそうだというのは、容易に予想が出来ます。

また、これも中間報告書の中に書かれていますが、ことし2019年は「キャリアの中古端末のSIMロック解除対応義務化」がいよいよ発効され、すでに2019年2月から対応を始めたドコモに続き、他社でも2019年9月をめどに、中古白ロムのSIMフリー化が出来るようになる見込みです。

SIMロック解除をしてもバンドの問題で本来販売されていたキャリアの回線以外では使いづらい・接続に問題が生じるケースが無いとも言えないですが、解除することでユーザーにとって不利益があるケースは極稀でしょう(私が思いつくのは、知識の浅いユーザーが”SIMフリー”と書かれていたから買ってみて、バンドの相性が良くない回線で使ってしまって繋がりづらい・バッテリー消費が激しくなるといったトラブルに遭う、といったくらいでしょうか)。

中古端末の売買に関しては、2019年3月8日に「リユースモバイルガイドライン」というものが作成され、すでに適用されています。
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ガイドラインでは買い取り・検査と格付け・販売それぞれの段階において、買取業者・売りたい個人にとっても注意すべきチェック点が、かなり細かく書かれており、中古端末売買に関わる事業者だけでなく個人も一読しておく価値のある、濃い内容になっています。


一般的な買取業としての注意点だけでなく、スマホのroot化などにまで触れられています。なかなかマニアックですね。

そう言えば、最近ノジマオンラインショップの中古コーナーの在庫にランク表示が出ているな~と思ったら、この影響だったのかなと。
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リユースモバイルジャパンの会員には、

・携帯市場
・TSUTAYA
・ゲオ
・ブックオフ
・PCNET
・ソフマップ
・モバイルステーション
・イオシス

など、私もよく中古スマホの在庫チェックをする事業者が入っています。

さらに、「一般社団法人 携帯端末登録修理協議会」というのもあり、こちらはその名の通り修理業者系の協議組織で、新品のスマホが安く買えなくなった状況で”修理をして長く使いたい”という需要が増えることも予想されるため、分離プランの影響を受けそうです。


スマートフォンや携帯電話は電波法による規格遵守の問題、バッテリーに起因する不具合や事故、保存されたさまざまなデータ・個人情報などもありますので、修理業者に求められる資質というか、品質・ルールがしっかりと確立されることの重要性はあるのでしょう。2018年4月時点で600箇所以上の登録済み修理事務所があるそうです。

スマホの修理ショップはここ数年でますます増えて、都心部だとそこらじゅうに修理店があるような印象も受けますけれど、他に分離プランの恩恵を受けそうなところだと・・・保証・保険系でしょうか。

iPhoneなら「Apple Care」がありますけれど、中古端末でも加入できる携帯電話・スマートフォン用の保険・保証制度も増えている印象です。

例えば「モバイル保険」(さくら少額短期保険株式会社)、「スマホ保険」(株式会社 justInCase)などの携帯専門の保険もありますし、MVNOでもSIMフリースマホの購入時に保証がつけられるサービスが多いですね。

・IIJ → 端末保証オプション(月額380円/500円)
・OCN → 端末保証オプション(月額500円)
・楽天モバイル → スマホ修理・新機種交換保証 (月額500円)

あとは「ひかりTVショッピング」のぷらら保証といった、回線契約ではなく商品自体に販売店が保証サービスを提供するケースもあります。価格が安いスマホならともかく、5万円・10万円クラスのSIMフリースマホもあり、昔なら1-2年も経てば性能が時代遅れになるので保証をつけるまでもないと考えるユーザーも多かったかもですが、価格の高いモデルは修理費用も高額になりやすく、保険をつけて安心して使いたいという利用者も増えそうですね。

私個人としても中古端末は売ったり買ったりを良くしますので、安心して白ロム売買が出来る(という印象が一般的に広がる)業界づくりが進んでくれるのは歓迎したいところなので、分離プランで端末が買いづらくなるかもしれないというネガティブな変化だけでなく、リユース業界の健全な発展に期待したいところです。


by ke-onblog | 2019-04-22 06:48 | 白ロムコラム | Comments(3)
2019年6月から始まるドコモの新料金プランについて、どうやって回線運用をしていくのが賢いのかさまざまなパターンやケースを想定して考えを巡らせている最中の方も多いかと思いますが、ふと、昨晩から一つ気になる点が出て来ました。

それは現行プランにおける「指定外デバイス利用時による追加料金発生問題」です 。

ドコモのiPhone, スマートフォンだけの回線を契約しているユーザーにはあまり馴染みがないかもですが、ドコモのケータイ機種向けのプランを混在させていると、SIMカードを入れ替えて使っているうちにカケホーダイ・カケホーダイライト・シンプルプランの”(ケータイ)”プランの回線をスマホやタブレットに入れてしまい、指定外デバイス料金を取られてしまうケースがあります。
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現行プランでは同じ”カケホーダイ”であっても、スマホ用だと月額2,700円、ケータイ用だと月額2,200円と基本料金に差があり、これを埋め合わせるために存在するのが指定外デバイス利用料です。


ドコモの指定外デバイスルールおよび課金額は仕組みを理解していればそれほど難解なものではないもの、SIMフリー機種をいっぱい持っている・さまざまな端末にSIMカードを入れ替えながら遊んでいるユーザーにとってはかなり鬱陶しい、そして追加料金を払うのはちょっとイラっとする仕組みです(指定外デバイスという仕組み自体が必要・不必要ということではなく)。

しかし、このカケホーダイ系プランは2019年5月31日をもって新規受付は終了し、新プランでは基本プラン自体が「ギガホ/ギガライト」と「ケータイプラン」というように、利用端末で契約できる料金体系そのものが異なるようになりますよね。
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音声オプション(かけ放題なし/5分かけ放題/かけ放題)の追加料金については新プランにおいてギガホ/ギガライトもケータイプランも一律の追加金額が設定されています。
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新料金プランでは過去の基本プランにおけるスマホ/タブ-ケータイ向けプランで複雑に料金設定が変わる仕組みに比べて、シンプルにはなっているように感じますが、冒頭の疑問のとおり、「指定外デバイス」的なルールについては、4月15日発表の資料には触れられていないような気がします(私の見落としでなければ)。


関連する記載としては、ケータイプランを契約するためには対象機種の同時購入または購入歴がある必要があるという点くらいでしょうか。
料金プランお申込時に指定デバイスの購入を伴う場合、またはドコモ販売店(ドコモオンラインショップ含む)における直近の購入端末(ドコモに登録されている最新購入端末)が指定デバイスである場合は、対象の料金プランをお申込みいただけます
これはつまり、IMEI制限的な何かで指定機種(おそらくはドコモが発売するXiケータイ)を判定し、他のスマホや指定外デバイスでは使えないようにする可能性がある、ということのようにも読めます。

それ以外にも考えうる可能性もあります。

①.一度ケータプランを契約してしまえば、どの端末で使おうと問題ない(→指定外デバイス料金的なものは廃止される)

②. IMEI制限で対象のケータイ以外では使えないようにする(→指定外デバイスでは使えないので、現行の指定外デバイス料金はやはり廃止される)

③. 指定デバイス以外で使った場合、強制的に対象のプランに変わる(→現行の指定外デバイス料金と同じように、ケータイプラン→ギガホ/ギガライト料金の差額が請求される?)

さすがに③は無いと思うのですが・・・ケータイプランの1200円→ギガライト1GBの2980円~に跳ね上がるようであれば怖すぎます。でも①・②の場合は、現在の指定外デバイス利用料ルールとは異なったシステムを導入するということになりますので、どうなるのかな~と、とても気になります。

ドコモに問い合わせたところでは、「現時点では指定外デバイス相当や利用制限については情報がない(未定)」とのことですので、どうなるのかはスタートするまで判りません。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
とも記載がありますし、現状では推測することしか出来ませんが・・・。もしかしたら新料金プランのシンプルで使いやすい運用方法が出来る可能性もあります。

【2019年6月追記】→ この疑問は解決しました。詳しくは「新料金プランの指定外デバイス運用について」のページで解説しています


新料金プランのケータプランプランでは「100MBまでのデータ通信容量を含み1200円」という、安いかどうかは別として、確かに分かりやすい料金です。現行のカケホーダイライト(ケータイ)のみプラン(spモード・パケットプランも無し)の1,200円とは、月サポの有無・端末購入補助問題を別にすれば、特定の目的で運用しやすいケースはあると思います。

例えば、モバイル回線でメールが一切使えないのは困るけどケータイパックでは意図せず通信量が増えて料金が高くなるのが心配という場合には新プランのほうが向いているでしょう。

想定される運用法はまず新ケータイプランで契約しておいて、その回線をスマホ初心者の端末に入れても指定外デバイス的なものが発生せず(1200円から)使えるのなら、パケット料金が高くなる恐れが無いドコモ本家回線をお手軽に作れると考えることも出来そうです。

現行のdocomo withをシェアに組み込む場合は複数の回線運用をした場合には威力を発揮しますが、新料金プランのケータイプラン運用が可能なら、1回線だけでも安く持てるということになるのかもしれません(あとは端末代の割引次第でしょう)。

こんな回りくどいことをしなくても低容量のMVNO回線なら音声プランも月額1000円台から契約は出来るので、格安SIMサービスへの移動を厭わない・乗り換えに慣れているユーザーにとってはあまり関係のない話ではあるのですが、ドコモメールを使い続けたい・キャンペーンのためにドコモ回線を維持したいという場合には、”1回線だけで安く持つ”という運用に活用できる可能性もありそうかな?なんて思いました。

詳細は実際に新料金プランが始まってみないことには多分わからないので、気になる方は今後の情報にも注意しておきましょう。

なお、現行の指定外デバイスルールは旧プランを継続して契約し続ける限りはそのまま適用されるはずです。詳しくは下記PDFファイルを参照ください。


(上記は現行の「基本プラン」のルールについて書かれた提供条件書なので、ギガホ系プランについては別の提供条件書がそのうち公開されるのでしょう。現時点では「NTTドコモ 提供条件書一覧」に新プランの書類は出ていません)

by ke-onblog | 2019-04-21 07:58 | 白ロムコラム | Comments(2)
ほんの少しだけ昨日の日記の続きです。

特別に性能が高いというわけではない、ごく普通のPCモニターですがせっかく買ったので一応レビューを書いておきます。アマゾンや価格.comにも2019年4月19日時点ではレビューが無いモデルなので。
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今回購入したのはデル製の23インチ・フルHD解像度のIPS液晶モニターです。

23インチサイズはPCモニターとしてはそこまで大きくはなく、小さめのデスクに置きたかったので省スペースデザインかつ価格の安さから、これを選んでみました。
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横幅52センチ、奥行きは16.6センチ(スタンド部分)です。この数値は他社の低価格な21~23インチサイズのディスプレイの中では、比較的コンパクトだと思います。

主な仕様は、23インチ フルHD,ノングレア(非光沢)でスタンダードな16:9比率、IPS方式60Hzで視覚野は178度とされています。

接続はD-Sub・HDMI1.4・DisplayPortに対応し、私はノートパソコンの画面をHDMIケーブルで繋いでいますが、ほとんど遅延は感じられません(ストップウォッチをノート・モニター両方に表示させて差を確認してみましたが、0.01-0.02秒くらいズレいているような、ズレていないような感じです)。私が買ったものはドット抜けも見当たりませんでした(1点からのドット抜け保証あり)。

モニターの後ろに2個、横(左)に2個USBのポートがついており、PC本体-モニターが離れていても画面近くでUSB各種接続が使えるのは結構便利です(パソコンからモニターに付属の専用ケーブル(USB 3.0アップストリームケーブル)をつなぐ必要あり。これを繋がないと、携帯の充電くらいしか使えなかったです)。

細かいスペックは公式サイトのページを参照ください。

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HDMIケーブルは1本同梱されています。

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ディスプレイは左右・上下に回転・ディスプレイを丸ごと縦に(90°)回すことも出来ます。

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上記が一番高くした状態。ディスプレイパネル自体もほどほどに薄型です。
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こちらが一番下まで下げた状態。

可動範囲は左右に45°ずつ、手前に5°(手前に倒すような角度)、奥に21°(ディスプレイを上向きに仰ぐような角度)動きますので、姿勢やモニターとの距離に応じて臨機応変に使えます。動きはスムーズで、必要以上に調整が硬すぎ・緩すぎるということもありません。

ゲーミングや高度な用途にはどんな性能が必要なのかすら私はよく知りませんが、普通にウェブサイトを見たり動画を見たりする程度には、全く問題を感じません。発色も有機ELを使ったテレビほどすごくきれいというほどではないですが、オフィス作業用には十分です。

これでメーカー定価は25,980円、私の購入時価格はアマゾンで16,542円でした。


23インチ前後のディスプレイだと安いものは1万円程度で買えるものもあるので最安値クラスというほどではありません。今はもっと高画質な4Kモニターやリフレッシュノートが高いゲーミング用などもありますので、このS2319HS は特別に優れた製品というわけではないはずながら「省スペースなフレームレスデザイン・回転機構・USBポートが豊富」という点にちょっとお金を出しても良いかな?と思えるなら、十分なコスパの製品だと思います。

by ke-onblog | 2019-04-19 07:43 | 白ロムコラム | Comments(1)