白ロム転売法

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白ロムを高く売ったり、安く買ったりして節約します

カテゴリ:スマホニュース( 553 )

先日よりニュース等で見かけるようになった日本国内におけるキャリアが販売したiPhone・スマートフォン・携帯電話・タブレット端末などに関する「SIMロック」の解除に関する話題を少し考えてみたいと思います。

報道されている内容によれば、総務省は年内にも中古端末のSIMロックの解除手続きに応じるようキャリアに方針を伝え、2019年7月以降より義務化を行うよう通達するという話です。

この中古端末のSIMロック解除に関する義務化方針については、2018年6月に公開された「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」及び「電気通信事業法の消費者保護ルールに関するガイドライン」にて、第一報が出ていました。

6月時点では「ガイドラインの改正に関する指針の案」という段階での情報でしたが、最近また報道されているということは、いよいよキャリアに通達するガイドラインの方針を固めているということなのでしょう。

8月16日の時点では該当するガイドライン自体はまだ総務省の広報サイトには載っていないようです(正式な発表があれば「総務省-報道資料」に出てくると思いますので、興味のある方は更新をチェックしてみましょう)。

6月の日記でも中古端末のSIMロック解除が可能になるとどうなるのか?現状ではどうなのか?ということを一通り書きましたが、現時点ではSIMロック解除手続きを行うこと無く本来の購入者が買取店・個人売買サイトに売却した場合、二次所有者は正式な方法ではSIMロック解除をすることが出来ないという、ドコモ・au・ソフトバンクともにほぼ横並びのルールになっています。

そのため、SIMロックが解除された白ロムとそうでない白ロムには市場価値に差があり、買取店の査定・販売価格に影響が出ることが予想されます。

例えば、秋葉原・大阪などに拠点を持ち中古携帯の売買を多く行う、「けっこう高い」のフレーズでお馴染みのイオシスでは、SIMロック解除済みの端末の買い取りを優遇しています。
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8月16日時点の例だと、

・ドコモ iPhone 7 32GB 最大36000円→ロック解除済みなら最大46,000円(10k↑)
・au iPhone 6s 32GB 最大23,000円→ロック解除済みなら最大31,000円(8k↑)
・SB iPhone X 64GB 最大75,000円→ロック解除済みなら最大90,000円(15k↑)

このように、ロック解除がされたiPhoneの価値は跳ね上がります(査定額・ロック解除による査定アップは状況によって変動するため、最新の買い取り額は各ショップにお問い合わせ下さい。この業界では「今さっき査定が変わりました」ということもあるので)。

SIMロック解除をすることで1.5万円もの差額が生じるということは、逆に言えばキャリアのロックによって1.5万円分の価値を減じられているとも言えるわけですが、キャリアがSIMロックを掛けるのにも一応理由があるわけです。

キャリアの言い分としては販売した端末の不正購入・不正転売防止の観点および、他キャリアの回線で利用した場合のサービス各種の利用可否・動作の保証が出来ないため、というのがあったはずです。

例えばドコモのSIMロック解除に関するページには、
ドコモでは他社のSIMカードを挿入して、利用される場合について、原則、動作確認などを実施しておらず、一切の動作保証を行いません。他社のSIMカードを挿入して利用される場合、ご利用いただけるサービス・機能・ダウンロードしたアプリケーションなどの利用が制限される場合があります。 また、ドコモで提供している通信方式と異なる通信方式を提供している他社のSIMカードでは、音声通話等の通信サービスがご利用になれません。緊急通報もご利用になれません。
という注意事項が明記されています。最近ではキャリアを跨いで利用できるキャリアのサービス(「dTV」とか「auビデオパス」などが「キャリアフリー」になってきています)もありますが、キャリア独自のサービス用アプリを他社回線で利用した場合などにトラブルが起こる可能性は、確かに無いわけではありません。

アプリやサービスの情報についてよく理解している人であればそんなことはどうでもいい・回線が違うから使えないサービスがあっても当然、と思うかもしれませんが、世の中にはそうは考えない人もいるらしいので、キャリアとしては保険をかけて、そもそも他社回線では端末を使えないように「保護している」というような感覚で、キャリアロックを掛けているということですね。


一方で、SIMロックが掛かったままでも2017年8月以降に発売されたモデルであれば同じネットワークを使うMVNOの回線であれば、ロック解除の有無に関わらず利用できるように対応がされています。

格安SIM・MVNOを使うようなユーザーならば当然「キャリアのサービスと格安SIMのサービスは違う」ということは理解しているはずですし、元のキャリアと同じネットワークを使っている端末であれば利用周波数帯も同じ(auやSBのMVNOでは一部バンドに繋がらないという制限もありますが)なので、利便性を考えれば同じネットワークで使う端末の利用にSIMロック解除が必要となるという制限は撤廃されるのは当然の流れだったのでしょう。

そして、その流れを拡大し、中古携帯利用の拡大を図るべく今後実施されるのが「中古端末のSIMロック解除義務化」ということになるのでしょう。中古端末を購入し、SIMロック解除を行って使いたいというユーザーには、SIMロックを掛けて利用者を保護するという古い考えはもう現状に即していない不要(さらに言えば害でしかない)な制限になっていると言えそうです。

SIMロックによるユーザー利用の「保護」のことは上記のように時代の変化によって改定されるべき内容だったとは思いますが、ここでもう一つの「不正購入・不正転売防止」の観点から行われるSIMロックについては、事情がやや難しいことになりそうです。

これも過去記事で書きましたが、現在では端末の代金残債がある場合・大幅な端末値引きが適用されて購入した場合(端末購入サポート・MNP購入サポート・一括購入割引)には、一定期間のSIMロック解除が出来ない期間を各キャリアが設けています。

ドコモの場合なら、
・購入日から100日経過した機種であること。
ただし、以下の場合は100日を経過していない場合でも即時にSIMロック解除の手続きが可能となります。
・当該回線において、過去にSIMロック解除を行っており、その受付から100日経過した場合
・当該機種を一括払いでご購入、または分割払いでご購入され、その分割支払金/分割払金のご精算をされた場合 (いずれも端末購入サポートを利用されている場合は、端末購入サポートの解除料をお支払いいただくことが必要です。)
という項目です。過去にはこの「100日経過まで解除できない」という部分は180日だったこともありますが、いろいろな変更を経て、現在は3キャリア揃って100日ルールを適用しています。

キャリアが販売する端末では、機種代金の支払いが確実に行われる・残債がすべて支払われることが確認されるまではロック解除が出来ないようにするという仕様は、その基準はともかく、一切の制限をなくしてしまうことは割引販売方式を続ける限り無理でしょう。

現状でこのようなルールがあるにもかかわらず、世の中には代金が支払われることなく転売されていく「赤ロム」がそれなりに流通してしまっており、「高く売れるSIMロック解除済みiPhone」がすぐに作れる状況にしてしまうと、今後二度と携帯を契約できないようなブラックリストに入れられることも厭わない、不正購入が増えることは十分に考えられます。

そのため、今後中古端末のSIMロック解除の義務化ガイドラインが施行された場合においても、キャリアが何らかの防衛策を追加してくる可能性があります。

素人の適当な想像でなら、

・残債が残っている端末(制限△)のSIMロック解除受け付けはしない
・ネットワーク制限△→○に変わるまでの基準を厳しくする
・中古端末のSIMロック解除手数料を割高に設定する
・最新の購入機種しか無料でSIMロック解除出来ないようにする
・機種販売の値引きを全体的に減らす

このような改変がありえそうです。特に1個め、2個めは本当にやりそうです。

過去の例ではドコモの端末購入サポートの制限表示において、以前は一括払いをしていれば購入から41日くらい経つと自動で○に変わっていたのですが、現在は端末購入サポートの違約金発生期間はずっと△表示になっているはずです。本来の所有者であれば三角のままでもSIMロック解除を外せる時期は来ますが、中古端末ではやらせないぞ、なんて如何にもキャリアはやりそうです。

また、ネットワーク制限が△ではロック解除が出来ない・赤ロム化の恐れがない場合のみSIMロック解除を可能とした場合、中古で販売されている白ロムの制限が△であるか○であるかが端末の価値に大きな影響が出るはずです。

現在は自分でキャリアから購入した端末であればいつSIMロック解除が解除可能になるか把握することは出来ますが、残債支払い状況が不明な白ロム・いつネットワーク制限が○になるのか分からない白ロムは地雷になります。

中古白ロムとして販売されている在庫がいつSIMロック解除可能になるのかを調べる、簡単に把握出来るシステムが無いと、せっかく中古端末のSIMロック解除義務化を導入しても、中古端末の利用に不自由が残るでしょう。SIMロック解除義務化予定までまだ1年近くあり、実際の導入まで時間が長めになっているのはこのようなシステム対応のための予備期間ということもあるのかもしれません。


続いて、実際に中古端末のSIM解除が義務化された場合の白ロム市場価値の変化についても考えてみましょう。

現在のSIMロック未解除・解除済みに関する価値の差は、先述した通りiPhone Xの場合なら15,000円もの大きな差がでます。これが中古端末(ここでは未使用の場合も含む)で本来の購入者以外が数千円程度のコストでロック解除が出来るようになれば、解除・未解除の価格差は縮まることが予想されます。

SIMロック解除による価値の差は、iPhoneとAndroid端末でも事情が異なります。これはiPhoneが基本的にどのキャリアのバンドでも使えるのに対し、Androidスマホは同じベースの機種でも利用できる周波数帯に差があり、SIMロック解除をしても他キャリアの回線で安定して使えない可能性があるためです。これは、中古端末のロック解除義務化が行われても変わりません。

このことから、SIMロック解除が可能になる在庫を持っている中古ショップは、きっと解除が可能になったのなら端末の多くをSIMロック解除をしてから販売したほうが利益が出ると予想されますので、中古のiPhone市場流通価格の平均は値上がりする展開が考えられます(あえて未解除のまま少し安く、たくさん売るという手もあるのかもしれませんけれど)。

あるいは、SIMロック解除がされたiPhoneならば海外でも需要が高いでしょうから、中古のiPhoneの多くが海外に流れてしまい、国内流通数はむしろ減り、結果としてやはり中古iPhoneの価格は値上がりする恐れもあります。

つまり、特定のキャリアの回線だけで使うことを前提に安く買えたSIMロック未解除のiPhoneの入手が難しくなる、という弊害が考えられます。

Android端末の場合もある程度SIMロック解除による価値の上昇が予想されますが、iPhoneほどの影響は出ないでしょう。例えば現在 docomoのP20 Pro HW-01KならイオシスではSIMロック解除の有無で5,000円の価格差があります。ここで中古のSIMロック解除手数料が3,240円(現在の店頭SIMロック解除手数料)が掛かるのであれば、ショップにとってのメリットは2千円程度の小さなものになります。

わざわざ手数料を支払ってロックを外して、高く売れるかと思って値上げしたら売れ残ってしまった、というのでは話になりませんので、売るタイミングと価格設定が難しくなるかもしれませんね。

中古端末のSIMロック解除義務化は、MVNO業界・中古ショップ業界においてマイナスになることは無いと思いますが、単純に今の状態から「中古品でも解除をするよ」というだけの変化にとどまらず、キャリアが何らかの制限・防衛策を合わせて打ち出した場合には、ユーザーにとって良いことばかりになるとは限らないことも覚悟した方が良さそうです。

いろいろと書いてみましたが、実際に中古白ロムのSIMロック解除が可能になるのか、出来るようになったとしてその時にどのような仕様・解除方法・システム状況になっているのかは判りませんのですべて妄想の域を出ません。しかし、中古端末のロック解除義務化が実施された時にどのような行動を取るべきか、情報収集を続けながらその時に備えておきましょう。


by ke-onblog | 2018-08-17 06:30 | スマホニュース | Comments(6)
おそらくこのブログの読者層にもかなりの割合で利用者がいらっしゃると思いますので、注意喚起として書いておきます。

8月13日から8月15日にかけて、mineoやeo光などのサービスにログインするために使われている「eo ID」に対して不正ログインがあったことがケイ・オプティコムより発表されました。

eo IDで不正ログインが見られたアカウントは6,000件以上となっており、個人情報が盗み見られるなどの情報漏洩が発生している可能性があります。
調査の結果、弊社サーバーへのハッキングによるeoIDの流出ではなく、第三者が利用者のIDやパスワードを不正 に入手し、Webサービスにログインを試みる「パスワードリスト攻撃」による不正ログインと判明いたしました。
被害にあっているユーザーはパスワードの使い回しをしてしまっていた場合が多そうです。
不正ログインが確認されたユーザー数 … 6,307件  (2018年8月15日現在)
閲覧された可能性のある情報 … お客さまの住所、氏名、性別、電話番号、生年月日、メールアドレスなど
*口座情報、クレジットカード情報についてはマスキングをしており、流出した可能性はありません。
eo IDにログインするだけでは支払口座・クレカ情報は上記の通り見ることが出来ないので問題ないはずですが、ドコモオンラインショップと同様にeo IDでも機種購入が出来るので、もしかしたら端末購入の被害もでているかもしれません。

mineoではコンビニ受取は出来ないので、届け先を別住所に変更(これはeo IDログインだけで可能)→実際に受け取りまで出来るかどうかは判りませんけれど、注文するだけなら一括購入を選べば登録済みの支払い方法で完了させられるはずです。

また、犯人にとって最も簡単に悪用出来そうなものは、紹介キャンペーン等で配布されるプレゼントコードかな、と思いました。

mineoではマイページにアクセスすると紹介キャンペーンで付与されたアマゾンギフト券・EJOICAのギフトコードが丸見えですので、未使用のコードがあった場合は、犯人が勝手に自分のアカウントに追加してしまった可能性があります。

発行されたギフトコードがどのアカウントに追加されたのかを追跡できるかどうか知りませんけれど、アマゾンギフトコードは専用のサイトやオークションサイト等で売買されることも考えられます。

ケイ・オプティコムがそこに気付いて漏洩した可能性のあるギフトコードをチェックし、アマゾン側に問い合わせを行って何らかの方法で止められる・盗まれたギフトコードの行方を追跡出来るのかどうかも現時点では判りませんけれど・・・eo IDの乗っ取りも、ドコモオンラインショップのような機種購入以外の面でも被害が生じている可能性があるのかな、と。

ギフトコードが不正売買されていた場合はコードをアマゾンが無効化することも考えられますので、直近で第三者同士で売買されたアマゾンギフトコードの出処にも注意が必要です。1000円・2000円の単位で大量に売買している人が居たら怪しいかも。

不正ログインが確認されたIDにはmineoから連絡が行っていますので、万一未使用のプレゼントコードが残っていて、アカウントがロックされてしまっていたら、すぐに連絡をしてパスワードの変更・アカウントのリアクティベートをしてもらい、紹介キャンペーンのコードが無事かどうかも確かめたほうが良さそうです。
本日よりeoIDへの不正ログインが確認されたIDに関しては、パスワードを変更しなければ利用できないように対策を講じており、該当のお客さまには個別メールにてご連絡させていただいております。
ドコモの場合とは異なり、mineoの回線を普段使いしていないためにID管理がずさんになりがちだと思いますので、皆さんも必ずeo IDが不正ログインの被害を受けていないか、もし受けていたのなら考えうるすべての被害・影響に対して注意を怠らないようにしておきましょう。


私は使っていないので詳しい状況を知りませんが、インスタグラムでも乗っ取りが発生しているそうですね。ドコモオンラインショップの不正ログインに続いてmineoでも不正ログインが発生したのは偶然ではなく(同一犯かどうかは判りませんけれど)、お盆休みでサービスの管理者が不在になることを狙ったものである可能性が高いでしょう。

パスワードを使いまわしているユーザーは他のサービスでも不正ログイン被害が発生する可能性があるので、これを機会にパスワードの設定を見直したり、使っていないサービスのアカウントを閉じたり、二段階認証のような高セキュリティ設定が出来るのなら、面倒臭がらずに追加設定を行っておきましょう。

最近のウェブアカウントは1つのIDでいろんな事ができるという利便性の反面、いったん乗っ取られると被害が広い範囲で出てしまうリスクもあることをしっかりと理解して、可能な限りの対策を個々が実施しておくべきですね。どれほど大手のサービスであろうと過信は禁物です。

特にパスワードリスト攻撃によるものは、脆弱なサイト・サービスが一箇所でもあれば、そこから被害が広がるので二段階認証やワンタイムパスワードのような高セキュリティなシステムでないと防ぎようがないでしょうから。



by ke-onblog | 2018-08-16 06:00 | スマホニュース | Comments(2)
皆さんすでにニュース等でご存知だとは思いますが、2018年8月上旬頃において、ドコモの公式オンラインショップをターゲットにしたパスワードリスト型攻撃によりdアカウントの乗っ取りが発生、およそ1,000台ものiPhone Xが掠め取られたとの情報が出ています。

公式には被害総額は発表されていないようですが、注文されていたのはほぼiPhone X 256GBだったそうです。ドコモの端末でもっとも価値が高いスマホがXの256GBなので、わざわざ他の機種を混ぜて盗むということはないでしょうから、その予想被害総額は1.4億円を超えているはず。

世の中に流通しているであろうiPhone Xの台数を考えると1,000台程度は微々たる台数なのかもですが、過去にあった携帯ショップでのiPhone強奪事件とは桁の違うレベルの被害が出てしまっています。


過去の日記にもありました。2013年の日付です。

当時は5s/5c合わせて313台、被害総額2700万円ほどだったそうですが、台数・端末の価値ともに今回のドコモオンラインショップのほうが格段に大きくなってしまいました。

今回の事件ではドコモから情報が流出したというものではなく、パスワード使い回しによってどこかで流出したパスワードの組み合わせをdアカウントでも試されて、アカウントが乗っ取られてことが発端のようです。パスワード情報がどこからも流出していない・使い回しをしていなければ大丈夫なはずですが、ドコモでは公式に対策として二段階認証の設定徹底を呼びかけはじめました。
外部からの不正なログインにより、お客様のdアカウントが使用され、不正に取得したdアカウントを使い、ドコモオンラインショップにて商品を購入する事象が確認されております。ドコモでは、お客様のdアカウントを不正に利用できないよう「2段階認証」をご用意しており、この認証機能を利用することで第三者による不正ログインを防止することができます。
ドコモのオンラインショップでは過去に利用歴が無くても、「dアカウントを持っている」+「ドコモ回線を持っている」というだけで注文ができてしまう状態だったので、すべてのドコモユーザーは一度オンラインショップにアクセスし、「お申込み履歴」をチェックしておくべきでしょう。
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一般的なことは上記の記事で一通り紹介しましたが・・・今回の事件、よく考えると凄いですね。

まだ警察による捜査状況なども一切不明なので憶測でしかありませんけれど、dアカウントが乗っ取られる+機種変ではコンビニ受取で追加の本人認証が一切ない状態で買える・受け取れてしまう(確認メールも行かないように変更してしまえる)というセキュリティ不備・不足はとりあえずさておきまして、「どうやって1,000台もコンビニで受け取れたのか?」とか。

普通に考えて1000台を一人で受け取り、売りさばくのは大変そうなので、犯人は単独犯ではなくグループっぽく見えます(皆さんもそのくらい売買しているって?( ゚∀゚)アハハ~)。

今どき流出したパスワード・IDくらいはいろんな闇ルートで売買されていそうな気はしますので、ログイン・注文のあたりまでは単独でも出来そうな感じはありますが、受け取るコンビニをまさか同じ店舗で全部届けさせたわけではないでしょう。

dアカウントの不正アクセス・商品購入が発生していたのはここ2週間程度のことという話なので、短期間で一気に購入されてしまったということのようですし。手動で機種変更の注文をすると1台あたり10~15分程度はかかりますので、一人で1000台分だとぶっ続けで作業しても1週間くらい注文するだけで時間が掛かってしまうはずです(グループでやったのでなければ、自動で注文するプログラムを組んだとしか思えないですね)。

ドコモのオンラインショップをつかったコンビニ受取では全国25,000店舗ものコンビニを自由に指定できるものの、犯人あるいは犯人グループはそのほぼ全てを受け取り済みということですから、特定の地域に大量に未使用品のドコモ iPhone X 256GBばかりが移動したことになりそうです。

少なくともiPhoneを受け取った人物がいて、それを渡した店員さんは目撃しているはず。当然コンビニなら監視カメラもあったことでしょう。捕まるかどうかは状況が判らないので予想も付きませんけれど・・・でも、犯人グループは日本国内に居る・居たことだけは確実でしょう。

そして、盗まれた大量のiPhone Xが国内市場に出回ってしまっている可能性もあります。

ドコモオンラインショップで販売された時点ではキャリアのSIMロック解除はされていないはずですから、そのままではドコモ以外の回線では使えません(正規手段以外のロック解除方法もいろいろあるので、その限りではないのかもですが)。

盗まれた端末のIMEIはすべて分かっているはずですから(それこそdアカウントでログインしてMy docomoの「最終購入端末 」を見れば判る)、ドコモがロックを掛けて赤ロム化することは出来るでしょう。

でも、犯人側からすれば、赤ロム状態のままだろうがなんだろうか、売ってしまえばある程度のお金になってしまうわけですので、端末を海外で売りさばく手段を持っていない犯人・グループであれば、国内に流してしまった可能性は十分にあると推測できます。

これだけ大量にiPhoneを盗んだ犯人が盗品を普通の白ロムだと偽って売る程度のことを躊躇するとは思えません。

もちろん、普通の買取店では赤ロムどころかネットワーク制限が△の状態でも買い取りを拒否・買い取りの時点で本人確認を行うはずではあるのですが、そういう状態がスルーされて売買が完了してしまうケースも考えられます(個人間取引とか、小さな買取業者がゴニョゴニョして・・・とか)。

そういう端末を買ってしまうと、当然モバイル利用は出来ません。私が聞いたことのある事例では、赤ロムだと知らずに購入 → 赤ロム化 → ショップに持ち込む → 窃盗品だと判り警察沙汰、という面倒事に巻き込まれるケースもありえます(確かその話では、販売したショップが交換品を補償してくれたはず)。

不正購入された費用や契約の状態自体はドコモがdアカウントの乗っ取りを把握することで対処してくれるはずですが、すでに犯人の手に渡ってしまったiPhoneを回収するのは容易では無いはずです(犯人が盗んだ端末で発着信をするわけではないでしょうから)。海外へ渡ってしまった場合は尚更でしょう。

犯人がどのような組織で、どのくらい周到に今回の事件を起こしたのか分からないので盗まれたiPhoneの行方についても想像の域を出ませんけれども、どこに盗まれたiPhoneがあっても不思議ではないので、異常に安く新品のドコモiPhone Xを売るよ、とか、買取店を運営している方々は大量に未使用品を持ち込む怪しい人物には気を付けておきましょう。

iPhoneに限った話ではありませんが、白ロムを買うときはネットワーク制限が○である状態、あるいは赤ロム保証がしっかりしているショップ以外で購入するのはオススメしませんので、市場相場と比べて異常に安い販売商品を見かけても、安易に飛びつかないよう気を付けたいところです。


by ke-onblog | 2018-08-14 22:23 | スマホニュース | Comments(8)
2018年7月27日発売となるdocomo Xperia XZ2 Premium SO-04Kの事前購入手続きが本日25日よりウェブから出来るようになりました。

ドコモの2018年夏モデルスマートフォンとしては最後の一台であり、Xperiaシリーズとして初のデュアルレンズカメラを搭載したモデルとして、注目度はそれなりに高くなっています。
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Xperia XZ2シリーズはコンパクトモデルですら5.0インチ、標準サイズが5.7インチ、そしてXZ2 Premiumは5.8インチにまで巨大化し、ボディは膨張していますが、プレミアムモデルではどのような市場の反応があるのか、とても気になります。

すでに発売されたXperia XZ2, XZ2 Compactについては私も入手してレビューを行いましたが(詳しくはモバイルびよりのサイトにアップしています)、サイズ感についてはXperia XZ2 Compact SO-05Kのほうは従来の5インチサイズシリーズの感覚で使えばそれなりにコンパクトであると言えなくもない、といったところでした。

一方で、ノーマルサイズのXZ2については、今回発売されるXperia XZ2 Premiumが控えていたため、「巨大化した本体サイズとデザインを許容するのなら、いっそのことデュアルカメラ・RAM 6GBのプレミアムのほうが売れるのでは?」と感じました。

最近のスマートフォンではP20 Pro, Galaxy S9シリーズなど、マルチレンズカメラ搭載がスタンダードになり始めており、Xperiaユーザーにとっては待望のデュアルカメラということになるのではないでしょうか。

Xperia XZ PremiumとXperia XZ2 Premuimのデモ機で暗所撮影の比較テストをやると、明らかに画質のクオリティが上がっていましたし、カメラ重視のトレンドに対応するという点では、SO-03K/05KよりもXZ2 Premiumに人気が集中することもありえるのかな?と。

ただ、価格面ではやはり新機能・高機能にした影響か、歴代のXperiaスマホで最も高い、11万円超になってしまいました。
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今はiPhoneもGalaxyも機種代定価で10万円を超えるのは珍しくもないのですが、一括払いで112,752円、という価格表示にはビビリますね。

機種変更の場合は月々サポートが1,890円×24回適用され、実質負担は67,392円~となります。

ここで少し注目したいのは、6月15日に発売されたP20 Pro HW-01Kの機種変更価格・MNP価格と、Xperia XZ2 Premium SO-04Kの機種変更・MNPの価格差です。

Xperia XZ2 Premium SO-04K 本体 112,752円/機種変 67,392円/MNP 50,544円
P20 Pro HW-01K 本体 103,680円/機種変 57,024円/MNP 22,680円

どうでしょうか。HW-01Kの場合、他社からの乗り換え契約をむちゃくちゃに優遇しており、実質負担額差が3.5万円(シークレットクーポンを使った場合には4万円にも!)もありました。そのため、MNPで買えるのならお買い得ながら、機種変更での割高さが逆に不平感を生む結果になっていたようにも思います。

一方のSO-04Kでは、MNPのほうがやはり月サポが大きいものの、価格差は1.7万円ほどであり、乗り換えでもそうそう安く入手するチャンスはすぐには無いでしょう。

さて、HW-01Kでは発売日直後に白ロム価格が12万円程度まで高騰する展開がありました。

ドコモでファーウェイのスマホが発売されるのは久しぶりのことでしたが、白ロムの需要はかなり高かった印象です。発売から1ヶ月たった現在では8.5万円程度まで急速に下がり、落ち着きを取り戻しています。

HW-01KはMNPでなら発売日からかなり安く手に入れられたはずなので、初期の流通量もそれなりに多かったのですが、今回のXperia XZ2 PremiumにはMNP向けの極端な優遇がないため、初期の白ロム流通量はそこまで増えない可能性うもあります。

ここで、Xperiaとファーウェイスマホというブランディングの差を考えると、どう考えても既存ドコモユーザーにはXperiaのほうがたくさん売れると思われますので、「とりあえず機種変更しておこう」と考える人の絶対数はP20 Proよりも多くなるのも間違いなさそうであり、「MNPに優遇がないから乗り換えでの初期購入者は少なそう」という影響をかき消すくらい、SO-04Kの流通が増えても不思議ではありません。

ドコモ/ソニーの販売戦略としては、Xperia XZ2, XZ2 Compact発売時には特に購入特典が無かったソニーですが、XZ2 Premium用にはオンラインショップ限定で5,000円分のソニーストア商品券を先着1万名分に用意しています。

HW-01Kでも先着1万名に5000dポイントがプレゼントされていますが、SO-04Kで1万台を売るのにどれくらいの期間が掛かるのか・・・これも予想が難しいですね。

さらに今回はauからもSOV38として8月10日に発売を控えており、SB/auユーザーからの乗り換え・白ロム需要が分散・減少する恐れがあります。

いろいろ書いてみましたが、SO-04Kが人気になりそうなポイントも、敬遠されそうなポイントもあり、このバランスがどうなるのかは発売日以降になってみないと正直判りません。端末の仕様・販売体制が大きく変わったので、過去の事例・傾向がどこまで当てはまるのか・・・

すでに発売済みのP20 Pro, Galaxy S9+、もうあと2ヶ月もすれば発表されるであろう2018年モデルiPhoneなどのライバル機種、例年8月末~9月に発表されるXperiaの更に次世代機種 Xperia XZ3の存在もあり、Xperia XZ2 Premiumがどのような人気になり、どのような白ロム価格を付けるのか、引き続き市場を注視していきたいところです。

☆「ドコモ Xperia XZ2 Premium SO-04K」/先着1万名、5000円ソニーストア商品券プレゼント

by ke-onblog | 2018-07-25 17:38 | スマホニュース | Comments(2)
本日7月23日、mineo(マイネオ)として調べる格安スマホサービスを展開するケイ・オプティコムが、従来のドコモ回線・au回線を利用した格安SIMサービスに加えて、2018年9月4日よりソフトバンク回線を使ったサービスを追加し、3キャリアを網羅するマルチキャリアとして展開していくことを発表しました。

ソフトバンク網を利用した格安SIMサービスでは7月2日からLINEモバイルでも提供が始まったばかりでしたが、SBユーザーからの乗り換えを期待したMVNOの争いがますます過熱しそうです。
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サービスの開始まであと1ヶ月ちょっとありますが、ソフトバンク回線提供を記念して大きなキャンペーンを出しています。

まずひとつは、「トリプルキャリア対応」記念キャンペーンとして、2018年11月6日まで、新規契約した音声回線が月額333円で使えるというものです。
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333円(税別)~ということで、契約する回線によって料金が異なるのでしょうか。23日時点では報道資料を見る限り「11月6日まで」とだけ案内されており、詳細は不明です。たぶん24日から始まるのでしょう。

通常mineoの音声プランはドコモ回線で月額1400円、au回線で1310円、SB回線で1750円(それぞれ0.5MBプラン時)~とされていますので、一番安いauプランが333円だとして、977円×6=5,862円(税別)相当安くなります。既存ユーザーで音声プランを使っている場合、解約→新規をしたほうが安くなりますので、同じ電話番号であることにこだわりがないのなら解約したほうがお得です(mineoでは純解約の場合は短期でも違約金はありませんので)。

もうひとつのキャンペーンは、8月31日までに事前予約をしてからソフトバンク回線を11月6日までに音声契約で利用開始すると、6ヶ月間基本料金が無料になるというものです。

SB回線はau・docomo回線くらべて音声プランの基本料金がやや高いので、事前予約キャンペーンはかなりお得です。

SB回線の音声SIM月額料金(税別)は、

0.5MB/1,750円
3GB/1,950円
6GB/2,630円
10GB/3,570円
20GB/5,030円
30GB/6,950円

となっています。ソフトバンクの本家回線だとスマ放題ライト+20GBプランで月額8,000円、50GBで9,000円となりますので、通話をよく使う人にとってはmineoの20~30GBプランよりSB本家回線のほうが断然快適で安くなりそうですが(ネットセット割引や機種代値引きを考えた場合も)、低容量プラン側なら格安SIMのほうが有利かもしれません。

予約キャンペーンを使えば1750円×6=10,500円引きに相当しますので、エントリーコードや紹介キャンペーンがあれば、それなりにお得に利用が出来そうです。

事前予約の方法等はまだ案内されていないので、公式サイトで確認してください。

☆「mineo

上記の2つは新規ユーザー限定のキャンペーンですが、既存ユーザー向けには抽選で商品が当たる「ファンとく」用にキャンペーンがあります。
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7月24日~9月20日までの期間中に、マイネ王のアカウントに付与された「王国コイン」というのを使って応募すると、金賞では「最新のiPhone」が3名に当たるそうです。この時期の「最新」モデルなら、iPhone9(仮)になるのでしょう。

銀賞はiPhone7/7 Plus、銅賞はこれはエレコムの完全ワイヤレスイヤホン LBT-TWS01MPですかね。市場価格は7千円ほどしますので、当たれば結構オイシイです。

mineoのドコモ回線は私も使っていますが、お昼時には繋がらないほど速度が遅くなることもあるので(スピードテストが始まらずタイムアウトするレベル)・・・

とりあえず6ヶ月無料の期間だけでもお得そうなので、楽しみですね(SB回線も短期解約金無しなのかどうか未確認なので、契約前にチェックしてください)。


by ke-onblog | 2018-07-23 20:28 | スマホニュース | Comments(2)
時代の流れなので仕方がないことなのかもしれませんが、一部界隈の人にとっては衝撃的なニュースでしょう。

KDDIは2018年7月20日、auにて提供している3G携帯/スマホ向けのサービス「CDMA 1X WINサービス」の新規受付を2018年11月7日を以って終了させることを発表しました。

これに伴い、いわゆるスマホ回線の持ち込み機種変更による「シンプル化」が完全に出来なくなる見込みです。
「4G LTE」サービスから「CDMA 1X WIN」サービスへの変更も本終了の対象です
これは3Gサービスの新規受付を終了させると同時に以下のプランへの加入ができなくなるためです。

カケホ (3Gケータイ・データ付) ・ カケホ (3Gケータイ) ・プランZシンプル ・ プランSSシンプル ・プランEシンプル ・ プランSシンプル ・WINシングルフラット・WiMAX (シンプル) ・ WINシングル定額 (シンプル)・ PHOTO-Uプラン ・ PHOTO-U TVプラン・ あんしんGPSプラン ・ オフィスケータイプラン・ WIN ぷりペイド
シンプルEプランは月額743円~で利用できる、低価格プランとしていろいろと活用の方法がある時代もありました。。。
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すでにドコモやソフトバンクでも新型のケータイは4G(LTE)通信に対応していますが、auの場合は3G接続をしない、4G/VoLTEのみを利用するケータイ・スマホが主流になってきています。昨年3G回線にも対応したGRATINA 4G KYF34という機種発売もありましたけれど、一般用途向けとしてはもう3Gの時代ではないということでしょう。

あまり技術的なことについて詳しくは私も知りませんけれど、auの3G接続規格であるCDMA2000/1Xは世界的に見ても珍しいらしく、国内においてもドコモ・ソフトバンクとは規格が異なり、その性質上からいろいろと端末の周波数対応が面倒なことになっていたため、KDDIとしても早めに完全4G以降を目指していたというのはあったかと思います。それがついに、という感じですね。

2016年11月1日をもって携帯電話購入を伴う「ぷりペイド専用電話」の加入申し込み受付を終了しました。 なお、お客さまご自身がお持ちの3Gケータイをauショップに持ち込まれて、「ぷりペイド専用電話」の加入申し込みをされる場合については引き続きお手続きが可能ですが、2018年11月7日をもって受付を終了しますのでご注意ください。

auのプリペイド通話プラン「ぷりペイド」も終了ですね・・・。プリペイド回線については、これにより3キャリアのうちソフトバンクのみが実質的にサービスを継続しているということになるのでしょうか。

ドコモにはPlaystation Vita用に「プリペイドデータプラン」というものが存在しましたが、2017年3月末に提供を終了しています。

3G回線の停波(サービスの停止)自体はまだ案内されておらず、すでに3Gプランで契約中の回線であれば、同サービス内のプラン変更自体は11月8日以降も可能としています(ただしプリペイドプランとその他CDMA 1X WINサービス間での変更は不可)。

auの3Gサービスがどうしても必要なユーザーというのはごく限られているのだと思われますが、白ロム業界としては、3G専用の白ロム端末の価値が激減する恐れがあります(現時点で旧端末にそこまで価値があるのか?という話は別として)。

サービスが継続している間はSIMカードの入れ替えによる機種変更需要があるのですぐに無価値になるということはないはずですが、次第に3G端末の需要はなくなっていくのでしょう。

なんだか寂しい感じもしますが、かなり前からauの3Gサービス終了は噂されていましたし、昨今では割引にauピタット・フラットプランの契約がほぼ必須の状態になっていることを鑑みると、このタイミングでのアナウンスは妥当なところなのかもですね。

auのシンプルプランがどうしても必要な人は、受付終了前に契約しておきましょう。


by ke-onblog | 2018-07-20 18:44 | スマホニュース | Comments(2)
2018年夏モデルスマートフォンとしてドコモだけでなくauからも発売されることが確定しているソニーの最上位スマホ Xperia XZ2 Premiumの発売日がアメリカでは7月30日になったようです。
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Xperiaスマホとして初のデュアルレンズを採用し、モノクロセンサーを使って従来よりも綺麗な写真が撮れるようになったということなので、気になっている人も多いかと思います。

2018年夏モデルの他社ラインナップはほぼ発売済みの状態で、Xperia XZ2 Premiumがどのような売れ行きになるのか、私も非常に興味があります。

Xperia XZ2 Premiumは旧モデル Xperia XZ Premium(ドコモモデルの型番はSO-04J)の5.5インチを超える5.8インチのディスプレイを搭載し、重量は230グラム台を予定している巨大スマホ、という印象がありますが、iPhone 8 Plusと記念撮影した写真で見比べると、厚みはともかく縦横のサイズ感はiPhoneのプラスシリーズ(5.5インチ)とあまり変わりません。

主観による厚みと重さの2点を気にしなれば、という条件付きで良いなら過去のXperiaスマホおよびXperia XZ2, XZ2 Compactよりも面白味がある機種ですので、発売直後はそれなりに売れそうな気がします。
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Xperia XZ2 Premiumの新機能的な特徴は、

・19メガピクセル 1/2.3” ピクセルサイズ1.22μm F1.8 と 12メガピクセル 1/2.3” ピクセルサイズ1.55μm F1.6モノクロセンサーカメラを搭載
・背面に指紋認証センサーが移動
・Snapdragon 845に変更(スナドラ835比で20~30%性能アップ)
・RAM(メモリー)がXperiaで初めて6GBに
・おくだけ充電(ワイヤレス充電・Qi)に対応
・ダイナミックバイブレーションシステムを搭載

といった、新機能追加・グレードアップをしています。

Xperia Z5 Premium→ XZ Premiumは1年半のスパン、XZ Premium → XZ2 Premiumは1年の間隔で出してきているものの、今回はXZ2シリーズ自体がかなり旧シリーズからデザインを変えているので、ソニーとしてもチャレンジングなモデルなのでしょう。

Xperia XZ2も5.7インチまで大きくなってしまいましたし、個人的な予想では5.0インチになったXperia XZ2 Compactと最上位のXperia XZ2 Premiumへ人気が二極化する傾向が見られるかな?と思っています。

国内では「2018年夏以降発売」ということになっていたと思いますが、ドコモ・auからもそろそろ正式に発売日が確定するのかもしれません。

ちなみにアメリカのアマゾンでの販売価格はデュアルSIMモデルで999.99ドル(US version)で、日本へ直送可能な販売があります。


送料まで含めると日本円でおよそ12.2万円くらいです。

au(SOV38)ではまだ価格が出ていませんが、ドコモモデル SO-04Kの価格は発表済みです。
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定価は11万2752円とされており、Xperiaもついに10万円の大台を突破(SO-04Jは93,960円)。機種変更では月サポが1,890円×24ヶ月適用され、実質67,392円~。

ドコモではオンライン限定・先着10000名に5,000円分のソニーストア商品券プレゼントキャンペーンが追加されましたので、発売日購入を狙う方は予約しておきましょう。


by ke-onblog | 2018-07-14 13:44 | スマホニュース | Comments(0)
以前より話は出ていましたが、スマホの「4年縛り」と呼ばれるソフトバンクとKDDI(au)の販売手法がいよいよ禁止されるかもしれません。

テレビのニュース等でも話題になっていますけれど、2018年6月28日、公正取引委員会は「携帯電話市場の競争政策上の課題について」と題した報告書を公開しています。

その中で、ソフトバンク・KDDI両社が提供している「スマホ代を4年分割→途中で機種変更することで残債を免除するという販売形式の条件に、再び同じ4年分割のプランへ加入しなければ適用できない」という、実質的な半永久縛りになってしまっている点を、他社への乗り換えを困難にするため、独占禁止法に抵触する恐れがある、としています。

報告書の中に具体的なプラン名は出ていませんが、ソフトバンクの「半額サポート(for iPhone/Android)」と、auの「アップグレードプログラム(EX/EX(a))」のことですね。

auのアップグレードプログラムの適用条件では、以下のような指定があります。

下記①②③のすべてを満たす場合
① 対象機種を12カ月以上ご利用いただいた上で、機種変更していただくこと

機種変更後の機種でも「アップグレードプログラム」「アップグレードプログラム(a)」「アップグレードプログラムEX」または「アップグレードプログラムEX(a)」に継続加入すること

③ 機種変更した際には、旧機種を回収させていただくこと- アップグレードプログラム

「4年縛り」という分割自体が問題なのではなく、この2番めの項目がNGということなのでしょう。

アップグレードプログラムの細かい初心者向けの説明については「 au新プランの罠 「4年縛り」アップグレードプログラムEXは加入するべきか?」に書きました。

個人的には、「2年後に機種代金半額相当の下取りプログラムの代わりとして使える」という考え方であれば、場合によっては旧来のシステムより安く・便利になり得る利用者もいるはずだとは思いますのでどうでもいいかな~とは思います。正しく割引の意味を理解し、納得して契約するのであれば。

「4年間で端末代金分割支払い」については、「2年間の更新月以外に解約すると違約金が掛かる”2年縛り”」とは別物なので、それ自体は問題ではないはずです。

しかし、「この機種変更後もずっと同じプランへの加入へ誘導する」という点については強力すぎる囲い込みという気はしますので・・・

一方、今回の報告書ではドコモの「機種変更応援プログラム」は含まれていません。
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機種変更応援プログラム(プラス)も、システムの概要は半額サポート/アップグレードプログラムと似た部分もありますが、ドコモの場合は機種変更時の継続加入を適用条件に入れていません。機種変更時に端末が回収されてしまうのは同じですが、継続して同じプランを使うかどうかは自由(もちろん最初の加入も自由であり、他の割引条件にも無関係)なので、素人目に見ても独占禁止法とは無縁でしょう。

今回の報告書を受けて、ソフトバンク・KDDIは現状の半額サポート・アップグレードプログラムを廃止、あるいはルールを変更する可能性が出てきました。おそらく、ドコモの機種変更応援プログラムのように2台目の機種変更時の加入継続が条件から外されるのかな?と想像しています。

auの場合は完全に廃止してしまうと毎月割を前提としないピタット/フラットプランの端末代金負担の「見た目の金額」が高くなってしまうので、何らかの対策を打たないと一般消費者には値上がり感が強くなってしまうかもしれませんね。


この他、6月28日に公開された報告書の調査では、

・端末セット販売の是非
・2年更新契約以外の契約方式が実質的に機能していない
・キャリアのSIMロック問題
・解約時の料金、手数料について
・MNOの下取りと中古端末の流通動向

などの課題が挙げられています。

公正取引委員会の報告書を以って、キャリアがすぐに動くかどうかは不明です。4年縛り問題はニュースで多数取り上げられ、槍玉に挙げられているので早めに動きがありそうな感じですけれど、その他の報告項目はすでに携帯業界で定着したルールになってきてしまっているので、、、

一時期総務省でも「実質0円禁止」「過剰なキャッシュバック禁止」といって騒いでいた頃もありますが、結局今でも最新のiPhoneが0円で買える、キャッシュバック○万円という販売はキャリアでもMVNOでも見られますので、状況が変わるには長い時間が掛かるのでしょう。

あまり余計なことをされると逆に一般利用者にとって不利なサービス、価格設定が増えることもありえますし、程よい着地点を探して欲しいものです。

公正取引委員会の報告書・報道資料は以下のページで誰でも読むことが出来ますので、動向に興味のある人は一読しておきましょう。



by ke-onblog | 2018-06-29 06:50 | スマホニュース | Comments(10)
2018年6月18日に大阪北部で発生した強い地震の影響を受け、ドコモの公式オンラインショップの商品配送に大きな影響が出ています。

明日6月20日はソニーの新機種 Xperia XZ2 Compact SO-05Kの事前購入手続きが始まる予定日でありましたが、発売日入手を狙っていた方はご注意ください。
大阪府北部を中心とした地震による被災者の皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。 2018年6月18日(月曜)に発生いたしました大阪府北部を震源とする地震の影響により、ドコモオンラインショップでご購入いただいた全ての商品について到着までに遅延が発生しております。なお、ドコモショップ受取サービスおよび、コンビニ受取サービスでの受取をお申込みのお客様につきましては、受取を選択いただいたドコモショップ・コンビニ店舗の状況により商品のお受取ができない場合がございます。 また、2018年6月20日(水曜)午前10時よりご購入手続きを開始いたします「Xperia™ XZ2 Compact SO-05K」についても遅延する可能性がございますので、あらかじめご了承ください。 お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
オンラインショップの業務自体は通常通り実施され、Xperia XZ2 Compact SO-05Kの購入手続きも予定通り実施はされますが、明確な配送・商品到着予想が出来なくなっています。

ドコモの端末流通ルートでは大阪の配送センターから商品が送られるため(他に配送倉庫があるのかどうか知りませんけれど)、地震の影響による交通機関のマヒが直接的に影響するのでしょう。

ただ、影響の範囲はそれほどまでに甚大なものではないようで、郵便局のHPによると、
郵便物等のお届け状況 :郵便物・ゆうパックのお届けに半日程度の遅れが発生いたします。 なお、道路状況により、更に遅れが生じる場合がございます。
対象地域:近畿地域で引受または配達となるもの 次の地域間で配達となるもの 東北、関東、甲信越、東海または北陸地域 ⇔ 中国、四国または九州地域 北海道 ⇔ 中国または四国地域 北陸、中国または四国地域 ⇔ 沖縄県
郵便物等の配達状況 :郵便物等の配達が困難となっている地域はありません。
とされています。テレビのニュースを見る限りでは一部の建物・建造物の倒壊や火事の被害もあり、被災された方々もいらっしゃるようです。陸送の場合は道路の封鎖などはあまり行われていないような情報が見てとれますが、上記の通り大阪以外のエリアでも半日程度の遅延、近畿地域周辺での配送・受け取りには影響が出そうです。

ドコモのオンラインショップだけではなく、大阪周辺を通るあらゆる物流に影響が出てしまうと予想されます。自然災害によることなので仕方がありません。一刻も早い復旧を祈るばかりです。

ドコモオンラインショップのお知らせ:https://www.mydocomo.com/onlineshop/information/notice/20180618_01.html
ドコモ 需要なお知らせ(自然災害等):https://www.nttdocomo.co.jp/info/network/kansai/pages/180618_00_m.html
ドコモ 災害用音声お届けサービスと災害用伝言板の提供開始について :https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/180618_00_m.html

実は私も昨日関西におりまして、新幹線・JRの運転見合わせの影響をモロに受けました・・・。幸い宿泊していたホテルやその後の仕事には影響はありませんでしたが、新幹線乗車中に数十分途中停車してしまったり。

地震発生当時は緊急地震速報が鳴りまくり(いっぱいスマホを持っていたので^^;)、ホテルのエレベーターが安全のために停止したり。震源からは少し離れていたので揺れ自体はそこまで大きく感じませんでしたが、びっくりしました。

地震、怖いです。

まだ余震の恐れもあるかもしれませんので、近畿地域にお住まいの方・大阪付近で用事がある、大阪を通るルートで移動する場合は十分にお気をつけください。

by ke-onblog | 2018-06-19 06:00 | スマホニュース | Comments(4)
2018年夏モデル商戦注目の一台、docomo Huawei P20 Pro HW-01Kのオンライン事前購入手続きが先程13日10時より始まりました。

ドコモスマートフォンとしてのファーウェイ端末は久しぶりとなりましたので、メーカーとしての在庫確保量・人気傾向の予想が難しい状態でしたが、初回販売分の在庫はそれなりに用意されていたようです。
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13日12時時点において、ドコモの公式サイト上の表記はミッドナイトブルー・ブラックともに在庫ありで、即納。昨日までに予約をしていたユーザーのところには、すべて在庫確保のメールが届いているはずです(メールが来て無くても、在庫確保が出来て入ればオンラインショップのお申込み履歴から手続きができます)。


ハイエンド機種の場合は初回分の在庫を過剰に仕入れないこともありそうなものですが、少なくとも予約分以上のHW-01Kがすでにドコモに納品されているのですね~。

これが予約が少なかったから余っているのか、大量の予約に耐えられるくらいたくさん初回分を確保していたのかは不明ですが・・・

今回はMNPの価格優遇が大きく、機種変更価格は高めでしたので、それほど大量にはオーダーは入っていないのかもしれません。このブログの読者層だとMNP/乗り換え契約は日常茶飯事かもですが、おそらく大半の携帯ユーザーは機種変更で買う機会のほうが多いので、実質価格でも5.7万円のP20 Proは高めに感じられたでしょう。

誰でも安く買える機種の場合は白ロムの供給とバランスが崩れて価格が安くなりやすいので、特に問題になるような状況ではないと見ていますが、品薄になるほどの人気でもないのか~、と言ったところです(´∀`;)

なお、HW-01Kの購入キャンペーンとして実施される先着10000名・5000dポイントのプレゼントキャンペーンの受付は、6月15日から以下の専用ページにて開始されます。オンラインでは今日から購入手続きは出来ますが、応募は一般販売と同じ15日からです。発売日入手をする方も、忘れずに応募しましょう。


応募方法の詳細はまだ不明ですが、他社の類似キャンペーンだと購入したドコモの回線番号・IMEI・注文番号や予約番号が必要になることもあるので、15日以降に詳細をチェックしてください。

余談ですが、さきほどASUS ZenFone 5Z(ZS620KL)の発売日が6月15日として発表されたようですね。P20 ProおよびP20, P20 liteと被せてきました(笑) ZenFone 5Zは国内正規価格を69,800円(税別)にするという、思ったよりも割安感のある価格を設定してきたため、そちらにハイスペック需要・人気が分散サれそうな点は少し懸念事項になりました。

すでに発売済みのGalaxy S9シリーズ、Xperia XZ2シリーズ、 AQUOS R2を含めて、この夏のハイエンドモデルはどこが勝つのか、見ものです。

by ke-onblog | 2018-06-13 12:30 | スマホニュース | Comments(3)